【新幹線VS飛行機】福岡から奈良への交通アクセスまとめ【電車・バス・フェリー】

九州の拠点「福岡」から古都「奈良」へはどうやって行く?

近年、人口の増加や街の発展が著しい九州の中心都市である「福岡」のまち。

その発展に応じるかたちで、日本人、外国人に関わらず観光客の数も増加し、広島や大阪、京都、奈良といったその他の観光都市と行き来する人々も大勢いらっしゃいます。

そんな福岡のまちは、新幹線が大阪方面から直通しているほか、まちの中心部に近い位置に「福岡空港」があるため飛行機によるアクセスも大変優れたまちとなっています。

今回はそんな福岡のまちと奈良を結ぶアクセスルートについて比較しながらまとめてみました。

定番の「新幹線」を使う

まずは、定番の新幹線を使って行くルートです。

奈良に直接新幹線で行くことは出来ませんが、新幹線は、「のぞみ」「みずほ」「さくら」号などの速い電車が頻繁に運転されており、これを使って「博多駅」から「新大阪駅」まで行くルートが基本です。

新大阪駅からは、新幹線の「中央口」から出て頂いて、西よりの「地下鉄御堂筋線」の「新大阪駅」に乗り換えます。

地下鉄は、「なかもず」「天王寺」「あびこ」行きなど梅田・なんば方面へ行く電車に乗ってください。

15分ほどで「なんば」駅に到着すると地下鉄を降りて、「近鉄電車」の表示に従って近鉄電車の「大阪難波駅」に行きます。

「大阪難波駅」からは基本的に「奈良」行きの「快速急行」または「急行」に乗ってください。35分から45分程度で近鉄奈良駅に到着します。

■博多駅―(新幹線)―新大阪駅―(地下鉄御堂筋線)―なんば駅・大阪難波駅―(近鉄快速急行・急行など)―近鉄奈良駅

◇所要時間約3時間40分~4時間・運賃【のぞみ利用】15950円【のぞみ以外】15640円

また、新大阪駅からもJRを使って行く場合は、隣の大阪駅まで一駅乗った後で、1番乗り場から発車する「大和路線」方面の「大和路快速」や「区間快速」といった電車に乗り換えます。

■博多駅―(新幹線)―新大阪駅―大阪駅―(大和路快速など)―奈良駅

◇所要時間約3時間40分~3時間50分・運賃【のぞみ利用】15330円【のぞみ以外】15020円

※新幹線の運賃は「閑散期」のものです。「繁忙期」の場合の運賃は200円増しとなります。

飛行機を使って行く

福岡の主要地区である「天神」「博多」からはいずれも地下鉄で「福岡空港」までスムーズにアクセス可能であるため、「奈良」へのアクセス手段として「飛行機」を使うというルートもあります。

飛行機の場合、時間的に早い上、大手航空会社を利用した安心できるルートがよい場合には「伊丹空港(大阪空港)」行きを利用します。この場合格安航空会社ではありませんので、運賃は高くつきます。

また、飛行機の本数はそれほど多くはありません。その上時間的なメリットがあるケースは、基本的に「乗る飛行機」が伊丹空港で「奈良行きリムジンバス」に接続している便に限られます。

こうなると1日の便のうち数本しかそのような便はありませんので、あらかじめスケジュールを調整、またはその時刻に合うスケジュールをお持ちの場合のみ飛行機を利用されることをおすすめします。奈良行きリムジンバスは、空港の乗車券売り場できっぷを購入して乗って頂きます。事前予約は必要ありません。

伊丹空港からのそれ以外のルート、またバスの乗り場などについては以下の記事をご覧ください。

【空港アクセス】伊丹空港から奈良へのアクセス手段まとめ【リムジンバス・電車】

■博多駅―(地下鉄)―福岡空港駅・福岡空港―(各航空便)―伊丹空港―(直通バス)―近鉄・JR奈良駅

◇所要時間約3時間20分~40分・運賃(航空運賃の割引などにより変動します)計15000円~25000円程度

さて、新幹線よりも格安で行くことができるルートとしては、関西空港を利用するルートもあります。

伊丹空港に行く飛行機はJALやANAなどの大手航空会社ですが、関西空港にはピーチ・アビエーションなどの格安航空会社が就航しているため、安くいけるのです。

場合によっては、新幹線を利用する場合の半額程度で行ける場合もあるでしょう。

所要時間に関しては、伊丹空港を利用する場合よりは長いことが多いですが、4時間程度で行ける場合が多いでしょう。もちろん、本数はまったく多くありません。飛行機のスケジュールに自分のスケジュールを合わせる必要があるのは、伊丹空港発着便と同様です。

「分刻みのスケジュール」をお持ちの場合、必ず新幹線を使うようにしてください。

なお、関西空港から奈良へのアクセスに関しては、こちらの記事で詳細に解説していますのでぜひご覧ください。

【空港アクセス】関西空港から奈良への交通手段まとめ【バス・電車(南海・JR・近鉄)】

基本的にはリムジンバスを使うルートが一番楽ですが、運賃を一層安くしたいのならば、電車を乗り継いでいってもよいかと思います。

■博多駅―(地下鉄)―福岡空港駅・福岡空港―(各航空便)―関西空港―(直通バス)―近鉄・JR奈良駅

◇(関空から直通バス利用の場合)所要時間約4時間・運賃(航空運賃の割引などにより変動します)計7000円~10000円程度

その他のルートはあるの?

福岡から奈良への交通手段は、基本的には新幹線と飛行機の二択なのですが、それ以外のルートは存在するのでしょうか。

まずは「高速バス」

バスを使う場合、直通便は存在しません。

直通のバスでなければ、福岡―大阪間の夜行バスなどを利用し、そこから電車に乗り換えるといった手段もありますが、それであれば格安航空会社を使う方が便利に決まっていますので、基本的にはまったくおすすめできません。

もちろん、夜に移動しておきたい。という場合ならば、大阪までの夜行便と、電車を組み合わせるルートもおかしなものではありません。

観光目的でこのようなルートを使うことは一般的ではありませんが、興味のあるかたは以下のリンクなどから安いバス便を探して頂けます。

運賃は運行会社や運行日程、時間により大きく異なりますので、一概にいくらと言えるものではありませんが、最安では3000円台のバスも存在します。

また、同じくマイナーなルートとしては、フェリーを使うルートもないわけではありません。

福岡市内から北九州(小倉駅)まで、電車や西鉄高速バスでアクセスして頂けるならば、「名門大洋フェリー」をご利用いただけます。

これも「夜に移動したい」という希望に応えてくれる存在です。また、格安高速バスほど窮屈な室内環境でもありませんので、高速バスよりは安心できるルートとも言えるでしょう。

フェリーを利用したい場合、小倉駅から船の乗り場「新門司港」までは無料送迎バスが出ていますので、それほど難しいアクセスでもありません。

もちろん、奈良は海がありませんのでフェリーだけでアクセスできるはずはありません。

フェリーは夕方に新門司港を出発し、次の日の朝には大阪南港の港に到着します。

そこからは「フェリーターミナル駅」からニュートラムで「コスモスクエア駅」まで行き、そこから地下鉄で30分以上乗って「生駒駅」まで行き、生駒駅からは近鉄電車の「奈良行き」に乗って奈良にアクセスすることになります。

ただし、いずれのルートも運賃的に格安航空会社の利用を下回るものではありません。また夜に移動するというメリット以外では、乗り換えもある上で時間がかかるルートであるため、マイナーなルート、「違いを楽しむ」少しマニアックなルートであると思って頂いたほうが無難でしょう。

但し、どちらかと言えば「フェリー」の利用が体力的にも楽なルートかとは思われます。

まとめ

以上、福岡から奈良を結ぶ交通アクセスについて比較しながらまとめてきました。

基本的には時間的な心配が少なく、自分の都合に合わせやすい「新幹線」が運賃は比較的高いですが最もおすすめできる存在となっています。

新幹線を利用するルートは本数も多く、遅れもほとんどなく、乗り継ぎもスムーズであるため、1日を通してほぼ同じ時間で奈良にアクセスすることができるのです。

しかし、近年は格安航空会社(LCC)が台頭してきており、福岡から奈良へ行く場合でも、明らかに運賃面で有利な格安航空会社の存在を無視できなくなってきました。

確かに本数は圧倒的に少ないのですが、新幹線で4000円台の運賃などまずありえないわけですから、これは大きなメリットでしかない訳です。

スケジュールをあまり気にしない、自由な観光旅行であるような場合は、格安航空会社の利用も十分おすすめできるでしょう。

気楽な一人旅、家族旅行、何らかの団体で行く「公的」な旅行など、様々なケースがあるとは思いますが、それぞれのニーズやスケジュールに合わせて、なるべくリーズナブルでスムーズにアクセスできるルートを選んでみてください。