【空港アクセス】関西空港から奈良への交通手段まとめ【バス・電車(南海・JR・近鉄)】 | 奈良まちあるき風景紀行

【空港アクセス】関西空港から奈良への交通手段まとめ【バス・電車(南海・JR・近鉄)】

観光お役立ち情報

近年の外国人観光客の増加により、日本を代表する空港へ成長した関西国際空港。

ピーチ・アビエーションなど格安航空便などのハブ空港としても知られており、国際線のみならず国内線での利用も多い空港となっています。

こちらでは、関西空港から奈良へのアクセス手段について、リムジンバス・電車によるルートを比較しながらご案内してまいります。

なお、関西空港は伊丹空港と違って都心から離れた人工島(海上)にあるため、そのアクセスは一見不便に見えますが、実はそれほど不便ではありません。奈良からであれば時間は一定程度かかりますが、乗り換えの観点からは、伊丹空港よりも簡単にアクセスできる空港です。

新型コロナウイルスの感染状況に応じて、リムジンバスなどが全便または一部運休となっている場合があります。本記事の内容は「通常時」を基本としていますので、最新の運行情報などを別途ご確認の上でアクセスするようにして下さい。

関西空港内の移動・乗り場について

まず、関西空港からのアクセスを行う際に確認しておかなければならない点は、「関西空港内」での移動・アクセスについてです。

関西空港は伊丹空港のように全てのターミナルが徒歩圏にある。というような訳ではなく、特に第2ターミナルは「関西空港駅」とは離れているといった事情があります。

つまり、どのターミナルを使うか。またどの交通手段で奈良に行くか。といったような事情で、関西空港で飛行機を降りた後の行動が大きく変わってくるのです。

リムジンバス利用の場合の「のりば」は?

まず、奈良へ直通するリムジンバスを使う場合は、基本的に大きな移動は必要ありません。

旅客ターミナルの近くにあるバスターミナルから直接リムジンバスを使うことが可能となっています。

第1ターミナルの場合、ターミナルビルの1階正面にあるバスターミナルの「9番乗り場」から奈良行きが発車しています。

第2ターミナルの場合、国内線乗り場に近いバスターミナルの「5番乗り場」から奈良行きが発車しています。

第2ターミナルから駅へは「連絡バス」の利用が必須

さて、関西空港駅からのアクセスの場合は、第1・第2ターミナルによって移動方法が大きく異なります。

第1ターミナルの場合は、国内線乗り場のあるターミナルビル2階と関西空港駅が直結する形となっていますので、不便なく徒歩で駅へ移動して頂くことが可能です。

第2ターミナルについては、「関西空港駅」は距離にして1キロ以上離れており、徒歩でアクセスすることは出来ません。
そのため第2ターミナルから第1ターミナルへの連絡バスを利用する必要があります(所要時間7分~9分)。
運賃は無料で、航空便の発着に合わせ、本数も数分おきに走る時間帯もあるなど充実しています。乗り場は第2ターミナルの国内線・国際線乗り場それぞれに近いバス乗り場に発着していますので、バスの利用自体はスムーズに行って頂けます。

電車をご利用の場合は、LCCの発着する第2ターミナルからの場合、連絡バスのご利用が必須となっている点、あらかじめご留意下さい。

直通の空港リムジンバスを使う

新型コロナウイルスの感染状況に応じて、全便または一部が運休となっている場合があります。全便運休時は鉄道のみが関西空港からのアクセス手段となりますので、十分にご注意下さい。

◇ルート:関西空港第2ターミナル(5番乗り場)~関西空港第1ターミナル(9番乗り場)~近鉄奈良駅~JR奈良駅
◇所要時間
・第1ターミナル(9番乗り場)から近鉄奈良駅まで1時間25分、JR奈良駅まで1時間30分
・第2ターミナル(5番乗り場)から近鉄奈良駅まで1時間38分、JR奈良駅まで1時間43分
◇運賃
大人2100円(子供1050円)・往復乗車券は4000円・日帰り往復乗車券は2700円

関西空港への移動で最も気軽な手段は、「奈良交通」・「関西空港交通」が運行する直通リムジンバスを使うアクセス手段です。

この場合、もちろん乗り換えなしで、関西空港第1・第2ターミナルそれぞれから近鉄・JR奈良駅に直接アクセスすることが可能です。

特に第2ターミナルを利用される方は、電車を使う場合に関西空港駅までの連絡バスで空港内を移動する必要が出てきてしまいますので、そのままバスに乗り込むだけで奈良へアクセス可能な空港リムジンバスは非常に便利なものです。

もちろん、運賃は電車(特急以外)を使う場合と比較すると割高となっていますが、乗り換え要らずの便利さは電車を上回る存在なので、運賃は妥当な水準と言えるでしょう。

但し、運行便数は電車と比較すると非常に少ないため(新型コロナウイルスの感染状況に応じて運休の場合もあり)、利用の際は時間を合わせる必要がありますのでその点は注意が必要です。また、伊丹空港と比べると頻度は少なめですが、道路事情に応じて渋滞に巻き込まれる可能性もありますので、所要時間はあくまでも「通常時」のものであることに留意してください。

予約に関しては、空港からのご乗車の場合、予約は受け付けておらず、空港内第1・第2ターミナルごとのバスターミナルにある「きっぷ売り場」でバスの乗車券を購入して頂くことになります。
一方で、奈良から関西空港へのリムジンバスの場合、当日乗車40分前、また早朝の便は前日までといった形で事前の予約が必要です(当日利用は空席がある場合は可能です)。

奈良【運休中】 | 時刻表・運賃 | 【公式】関西国際空港のエアポートリムジンバス・時刻表・のりば・運賃・全路線一覧(関西空港交通株式会社)
関西国際空港(KIX)と関西主要都市(大阪・京都・和歌山・奈良・神戸・姫路・高松・徳島・岡山)を結ぶエアポートリムジンバスを運行する関西空港交通株式会社(KATE)の公式ホームページです。 時刻表・運賃・路線情報などのすべてのアクセス情報を掲載しています。
奈良-関西空港線|リムジンバス|奈良交通
豊かな文化遺産と自然に恵まれ、多くのドラ...

お荷物の多い方などは、リムジンバスのご利用が特におすすめです。

南海電車+近鉄で奈良に行く

状況に応じ、特急電車が運休となっている可能性がありますのでご注意下さい。

ルート
南海関西空港駅~(特急ラピート又は空港急行)~南海なんば駅・近鉄大阪難波駅~(快速急行・急行)~近鉄奈良駅
◇所要時間:約1時間30分~1時間40分
◇運賃:南海線特急利用の場合 2020円・特急を利用しない場合 1500円

さて、リムジンバスも便利ですが、乗り換えが必要な「電車のアクセス」も比較的使いやすいのが関西空港からのアクセスの特徴です。

まずは近鉄奈良駅へのアクセスに便利な南海線を経由するアクセスルートをご紹介します。

南海線とJR線の「関西空港駅」は共通の駅となっており、そのうち1番乗り場・2番乗り場が南海線の乗り場となっています。

南海線を利用する場合、安くアクセスしたい場合は「空港急行」に、快適に早くアクセスしたい場合は、追加の特急料金が必要ですが、「特急ラピート」にご乗車下さい(新型コロナウイルスの感染状況に応じて、特急は運休となる場合があります)。

南海電車を利用する場合、降りる駅はいずれも終着駅の「なんば駅」ですので、終点まで行って下さい。南海電車の「なんば駅」を降りると、少し歩いて頂く必要がありますが、駅の案内表示に従って歩いて近鉄の「大阪難波駅」まで行って下さい。

「近鉄大阪難波駅」に到着したら、「快速急行」か「急行」(「特急」もありますが、運行されていない時間帯の方が多いです)にご乗車頂ければ、あとはその終点が「近鉄奈良駅」となっています。

このルートだと、乗換は1回で済むほか、南海電車で特急「ラピート」を利用しても空港リムジンバスの片道運賃よりは安く済むなど、経済的なルートにもなっています。

特急ラピートの特急券やお得な割引きっぷ(関空トク割ラピートきっぷなど)は関西空港駅窓口などでスムーズにご購入いただけます。

JR線を利用して奈良に行く

状況に応じ、特急電車が運休となっている可能性がありますのでご注意下さい。

◇ルート
JR関西空港駅(関空快速・直通快速・関空特急はるか)~天王寺駅~(大和路快速・区間快速・快速)~JR奈良駅
所要時間:約1時間20分~1時間40分
◇運賃:特急を利用しない場合 1740円・特急はるか利用の場合 2400円(自由席)

さて、近鉄奈良駅ではなく「JR奈良駅」にアクセスしたい場合は、関西空港からJRだけを利用して奈良へアクセスすることになります。

この場合、関西空港駅の3番乗り場・4番乗り場から発車する電車に乗ることになります。

普通の切符(運賃)だけで安く移動したい場合は、基本的に「関空快速(または直通快速)」にご乗車下さい。また早く・快適に乗車したい場合は、特急料金が掛かりますが、30分おきに走る「特急はるか」を利用してください。

JRを利用の場合、いずれの場合も、途中の「天王寺駅」で乗り換えることになります(南海のように終点まで行くわけではありませんのでご注意ください)。

「天王寺駅」からは15番・16番乗り場の「大和路線」に乗り換えることになります。基本的には「大和路快速」・「区間快速」・「快速」「奈良行き」か「加茂行き」にご乗車して、JR奈良駅で降りて頂くことになります。

ちなみにJR利用の場合は、特に特急を利用する場合、リムジンバスをも大幅に上回る運賃・料金となってしまうというデメリットがあります。

そのため、なるべく特急を使わずに「関空快速」などを利用することをおすすめしますが、乗り換え自体は1回で、特急を使わない場合でも所要時間は最も短いルートとなりますので、アクセス自体はスムーズなものとなっています。

まとめ

新型コロナウイルスの感染状況に応じて、リムジンバスが全便または一部運休となる場合や、電車についても特急に関しては運休となる可能性があります。各交通事業者の公表する情報を合わせてご確認下さい。

関西空港から奈良へのアクセスは、以下の通りとなります。

乗り換えなしで奈良へ:リムジンバスを利用
近鉄奈良駅へ電車で:南海電車・近鉄電車を利用(難波乗り換え)
JR奈良駅へ電車で:JR線を利用(天王寺乗り換え)

利用する上でのメリット・ポイントは次の通りです。

南海電車と近鉄電車を乗り継ぐルートが奈良への「最安」ルートとなります。
JR線を利用するルートが奈良への「最速」ルートとなります。
:リムジンバスを使うことで、「第2ターミナル」から駅への移動(連絡バス)が不要になるため、LCCを利用の場合はリムジンバスの利用が特に便利です。

関西空港からのアクセスは距離や所要時間は長いものですが、いずれも乗り換え要らずないしは乗り換え1回ということで、比較的スムーズな、わかりやすいアクセスルートとなっています。

それぞれのルートに利用するメリットがあり、基本的にはどのルートもおすすめできますので、乗り換えがしたくない。とか運賃がとにかく安い方がいい。といったようなそれぞれのニーズに合わせ、ご紹介したルートの中から皆さまのルートを選択して頂ければと思います。

※関西空港は、海上にある空港のため天候により連絡橋が通行止めになるケースがまれにあります。特に台風が近づいている場合に利用する際は、天候と運航状況について頻繁にご確認頂くことをおすすめします。