奈良駅周辺から薬師寺・唐招提寺方面(西の京)へのアクセス情報

JR・近鉄奈良駅から薬師寺・唐招提寺方面へスムーズにアクセスするには?

奈良市内の観光地の中で、奈良公園周辺に次いで第二の人気を誇るといってもよい、薬師寺・唐招提寺で有名な「西の京」エリア。

いつも観光客を惹きつける魅力のある西の京エリアですが、奈良観光の拠点、奈良駅周辺からはかなり離れており、徒歩で向かうことは基本的に不可能です。

ここでは奈良駅周辺から西の京エリアへのアクセス方法、コツをご案内します。

アクセス手段その1 近鉄線を利用する

シンプルに時間通り行くなら電車!

西の京エリアへのアクセスとして、もっともわかりやすいものは、近鉄を利用して、西ノ京駅まで移動する方法です。

奈良公園や東大寺、春日大社、ならまちなどの観光地の拠点となる近鉄奈良駅から、近鉄西ノ京駅までは、

運賃大人260円、子供130円となっています。

電車の場合は乗り換えが必要です

注意が必要なのは、近鉄奈良駅からは、途中の「大和西大寺駅」で必ず乗り換えが必要となることです。

最初に、近鉄奈良駅から乗るときは、発車する列車なら特急以外、どの列車に乗っていただいても構いません。

本数は多く、10分間隔以下で運転されています。(神戸三宮・大阪難波・京都・尼崎など、どれでも大丈夫です)

どの列車でもよいので、乗っていただいたら、新大宮駅の次、2駅目「大和西大寺駅」で降りてください(もちろん、改札を出る必要はありません)。

ここまで約5分程度です。

大和西大寺駅からは、「橿原線」の電車に乗り換えます。

ここでは「橿原神宮前」か「天理」行きの電車にご乗車下さい。本数は10分間隔ほどで運転されており、多くは1番乗り場や6番乗り場から発車します。

但し、近鉄奈良駅とは異なり、全ての列車に乗車頂けるとは限りません。

気を付けなくてはならないのが、「急行・橿原神宮前」・「急行・天理」行きは、10時台から16時台の列車のみが、「西ノ京駅」に停車するということなのです。

主に昼間の観光が多いので、急行にご乗車頂ける場合がほとんどなのですが、

10時台より前と、17時台以降に西の京エリアにお越しの方は、急行に乗ってはいけません。普通電車だけに乗車するようにしてください。

乗車頂けましたら、急行ならば次の駅、普通電車ならば2駅目が「西ノ京駅」となっております。所要時間は5分程度です。

全体の所要時間は、乗換時間を考えると、約15分~25分程度になります。

西ノ京駅を降りると、東に徒歩すぐで薬師寺、薬師寺前の道路を北に5分程度で唐招提寺に到着します。

※唐招提寺の北側、「垂仁天皇陵」などのスポットにもお越しになり、西ノ京エリアを広く周遊される場合は、「尼ヶ辻駅」が便利な場合もあります。尼ヶ辻駅は、普通電車のみが停車し、大和西大寺の次の駅となっていますが、観光案内は西ノ京駅が充実していますので、「奈良通」の方以外にはお勧めできません。

アクセス手段その2 奈良交通バスを利用する

乗り換えなしでスムーズに行くならバス!

奈良駅周辺から西の京エリアへ。近鉄線に並ぶ移動手段としては、乗換が不要な奈良交通バスを利用する方法があります。

奈良交通バスを利用される場合は、

近鉄奈良駅の8番バス乗り場JR奈良駅の6番バス乗り場から、

「奈良県総合医療センター行き」にご乗車下さい。

奈良県総合医療センター行きは、30分間隔で運転されています。

奈良県総合医療センター行きの場合、行きのルートは、唐招提寺、薬師寺、西ノ京駅の各バス停を通過しますので、近鉄のように乗り換えすることもなく、奈良駅から乗り、そのままご希望のバス停でお降り頂けます。

運賃は、近鉄と同じく260円です。

尚、唐招提寺へは、「唐招提寺東口」ではなく、その一つ先の「唐招提寺」バス停でお降り頂くと便利です。

所要時間は、渋滞がない場合、近鉄奈良駅からは20分~30分程度JR奈良駅からは15~25分程度です。

ただし、観光シーズンなどは、40分以上かかる可能性もあるので注意が必要です。

また、「奈良県総合医療センター」行きと同じ乗り場から発車する、「法隆寺行き」を利用しても、やや離れていますが、唐招提寺東口、薬師寺東口といったバス停をご利用いただけます。

法隆寺行きは、1時間間隔で、奈良県総合医療センター行きの間に運行されていますが、地理に不安のある方は、行きは奈良県総合医療センター行きをご利用になることをお勧めします。

帰りのバスは違うバス停からの乗車となります

ちなみに、西の京エリアから、奈良駅方面に「帰る」場合は、バス停を探すのが少しややこしくなってしまいます。

奈良県総合医療センター行きが通る「唐招提寺」「薬師寺」バス停からは、帰りは乗車頂けないのです。

行きに通過するルートは、道路が狭く一方通行となっているため、奈良駅方面へ通行することができません。

そのため帰りは西ノ京駅前のバス停か、唐招提寺、薬師寺の東側、川を渡ったところにある通りまで出て頂いて、「唐招提寺東口」ないしは「薬師寺東口」のバス停から、「春日大社本殿」「東大寺大仏殿・春日大社前」「県庁前」「高畑町」行きにご乗車頂く必要があります。

バス停の場所が全く違う、ややこしいポイントですので、場合によっては駅前などの地図、観光案内を参照頂いたほうがよいかもしれません。

バスの場合は「フリー乗車券」も便利!

尚、バスをご利用の場合、西の京エリアへのアクセスには、奈良交通バスの1日乗車券「奈良公園・西の京 世界遺産 1-Day Pass」がご利用いただけます。奈良公園・東大寺方面、ならまち方面へのバスと西の京方面へのバスが500円、1枚のチケットでご利用頂けますので大変お得です。バスで観光スポットを回る場合は、近鉄の利用ではなく、1日乗車券を使ったバスでの移動をお勧めします。

また、バスをご利用の場合、春日大社本殿バス停、東大寺大仏殿・国立博物館バス停、また奈良公園・興福寺最寄りの県庁前バス停から直接「奈良県総合医療センター行き」に乗車し、直接西の京エリアにアクセスすることも可能です。

まとめ

以上、奈良駅から西の京エリアへの移動には、ルートがわかりやすい近鉄と、乗換不要で、一日乗車券や観光スポット間の移動が便利な奈良交通バスという2つのルートがあることをご説明しました。

決して利便性が非常に高いわけではありませんが、電車・バスいずれのアクセスも、運賃・所要時間に大差はありませんので、間違えなさそうなほうであったり、バスの一日乗車券を買うかどうかといった観点から、それぞれの観光に便利なルートを選んでみてください。