「鶴橋駅」での「JR~近鉄線」への乗り換え方法を解説(ICOCA・切符・定期)

観光お役立ち情報

奈良観光へ訪れる際、大阪難波駅やJR天王寺駅と並び多くのご利用がある駅として知られる「鶴橋駅」。

鶴橋駅は、JR大阪環状線から近鉄奈良線・近鉄大阪線へ乗り継ぐことが可能になっており、近鉄奈良方面へは、鶴橋駅で乗り換えることで30分ほどでアクセス可能です。

乗り換えの際には、駅を出ることなくそのままJR鶴橋駅~近鉄鶴橋駅に接続する連絡改札口があり便利にご利用頂けますが、きっぷや磁気カードとICカードを併用するような場合、また近鉄線内から利用可能な「お得なきっぷ」を利用する場合などは、改札の通り方が少し複雑になります。

こちらでは、そんな鶴橋駅での「乗り換え」の方法について解説していきます。

連絡改札について

環状線外回りホームの連絡改札

環状線外回りホームの連絡改札口(JR線側から)

大阪駅・京橋駅・森ノ宮駅方面からの大阪環状線外回り電車をご利用の場合は、ホーム前よりの部分に巨大な連絡改札口があります。

連絡改札口の向かって左手には、近鉄電車のきっぷ売り場(JR線で鶴橋駅までのきっぷをお持ちの場合)・JR線で乗り越し精算する場合の精算機(近鉄線のきっぷも購入可能)があります。利用が多いため機械は複数設けられています。また近鉄特急の特急券売り場(窓口)もあります。

なお、近鉄線側からご利用の場合についても同様にJR線のきっぷ売り場・精算機があります。

環状線内回りホームの連絡改札

環状線内回りホームの連絡改札口(近鉄線側から)

新今宮駅・天王寺駅方面からの大阪環状線内回り電車をご利用の場合は、ホーム後ろよりの部分に巨大な連絡改札口があります。

近鉄電車のきっぷ売り場と精算機は、連絡改札口の向かって右手にあります。こちらについては、近鉄線からの乗り換えが多いため、近鉄線側にあるJR線のきっぷ売り場・精算機の規模が大きくなっています。

乗り換えの場合「出口」へ行く必要はありません

鶴橋駅をご利用の場合、上記で「連絡改札口」をご案内したように、JR線から近鉄線に乗り換える場合、また近鉄線からJR線に乗り換える場合は「出口」を使う必要はなく、連絡改札口を使うだけでスムーズにご利用頂けます。

なお、連絡改札口を出口であると間違えるケースも多くなっています。鶴橋駅で途中下車してコリアンタウンなどへ行く場合は、鶴橋駅の出口から駅の外へ出る必要がありますので、連絡改札口はご利用頂けません。

特に問題なく改札を通ることが出来るケース

鶴橋駅での乗り換えについては、一部で少し複雑な改札の通り方をすることになりますが、以下の通り大半のケースにおいては通常通り改札を通るだけでご利用頂けます。

・ICカードでそのままご利用頂く場合
・連絡定期券をご利用頂く場合(IC・磁気双方)
・JR線または近鉄線内で購入した連絡きっぷをご利用頂く場合

ICOCAやPitapaをはじめ、全国共通の交通系ICカードを続けてご利用の場合、当然ながら乗り換える際にも乗り換え改札口で1回タッチするだけでご利用頂けます。

改札を通る際に今まで乗ってきたJR線内、近鉄線内の運賃が精算され、次に乗り換えた先で下車する際に乗り換えた区間の運賃が精算される形になります。

また、定期券をご利用の方も大変多い区間ですが、当然ながらこちらについてもタッチするだけ・通すだけでご利用頂けます。

近年は利用が減っていますが「きっぷ」をご利用頂く場合、JRの各駅・近鉄の各駅において、JR~近鉄線の連絡きっぷが発売されています。

この連絡きっぷを利用する場合についても、改札をそのまま通すだけで利用可能です。なお、連絡きっぷですので、改札を通したら再びきっぷが出てきますので、忘れずきっぷをお取り下さい。

鶴橋駅までのきっぷをお持ちの場合

連絡改札そばには「乗り越し精算機・きっぷ売り場・特急券売り場」が

JR線や近鉄線をご利用で、「鶴橋駅」までのきっぷをお持ちの場合は、連絡改札口を通る前に券売機がありますので、あらかじめ乗り換える区間のきっぷを別途購入して下さい。

例えばJR線で大阪から鶴橋駅までのきっぷをお持ちの場合、改札にきっぷを通す前に、別途改札脇の券売機において近鉄線に乗り換えてからご乗車頂く区間(近鉄奈良までであれば鶴橋~近鉄奈良間・500円区間のきっぷ)をお買い求め下さい。

きっぷを購入したら、既に持っていたJR線のきっぷと合わせて「2枚のきっぷ」を同時に連絡改札口に通して下さい。

きっぷを通すと、これから利用する区間・乗り換えた先のきっぷだけが出てくる(JR線から近鉄に乗り換える場合、JR線のきっぷは回収され近鉄のきっぷだけ出てくる)ようになっています。

なお、ICカードで乗り換える場合は後述するようにきっぷを先に通し、ICカードを後にタッチします。

乗り越しが必要なきっぷを持っている場合

なお、乗り越しが必要なきっぷをお持ちの場合(新大阪から大阪までの区間の切符しか持っていない)ような場合は、連絡改札口の脇にある「精算機」を利用します。

精算機では、JR線・近鉄線をご利用の場合の「不足運賃」を払うと同時に乗り換える路線のきっぷも購入頂けます。

なお、乗り換える区間の定期券や回数券などをあらかじめお持ちの場合は、精算機では精算するだけで構いません。

精算終了すると、乗り換えきっぷも合わせて購入の場合は「精算券・きっぷ」が1枚になったものが、乗り越し精算をするだけの場合は「精算券」が出てきます。

改札を通る際は、「精算券・きっぷ」が1枚になったものはそのまま通すだけで構いません。また「精算券」と「定期券・回数券」を通す場合は2枚を合わせて通して下さい(ICカードの場合は精算券を通した後にタッチ)。

「ICカード」・「きっぷ・回数カード等」を併用する場合

さて、少し利用方法が複雑になるのは、JR線と近鉄線で使うものの「種類」が異なる場合で「ICカード」の利用を含む場合です。すなわち「ICカード」と「きっぷ・回数カード(近鉄線のみ)・磁気定期券」を併用する場合には、少し改札口を通る時に注意が必要となります。

JR線もしくは近鉄線をICカードで乗車してきた後に「きっぷ・回数カード(近鉄線のみ)・磁気定期券」に乗り換える場合については、改札を通る場合にまず乗り換え先のきっぷ・回数カード・磁気定期券を通します。

きっぷ類を通したら、ICカードのタッチ部分が緑色になりますので、その後にICカードをタッチして下さい。

JR線もしくは近鉄線のきっぷや磁気カードをご利用の場合で、ICカードで乗り換える場合でも「先にきっぷ類」を通し、「その後にICカードタッチ」という方法は変わりません。

きっぷとICカードを併用する場合、先にICカードをタッチすると改札口を通ることが出来なくなりますのでご注意下さい。

そのまま利用できないケース

鶴橋駅の乗り換えにおいては、上記のようにほとんどのケース・通常の利用形態では自動改札機を利用可能ですが、ごく一部にご利用頂けない場合もあります。

例えば、「ICカードとICカード」を乗り継ぐことは出来ません。通常、別々の交通系ICカードを利用する必要はなく、定期券であっても何であっても1枚で通し利用・精算が可能ですが、「経費」と「私費」を分けるためにICカードを使い分けているような場合、別々のICカードで乗り換え改札を使うことは出来ません。

もし、そのような乗り換えをする場合は、一度JR鶴橋駅・近鉄鶴橋駅の「出口」から出ていただき、「入口」から乗り換えるという形式となります。

また、青春18きっぷなど自動改札機を通すことは出来ないきっぷをお持ちの場合は、きっぷから乗り換える場合などは有人窓口での対応が可能ですが、ICカードを利用して乗り換える場合、やはり「出口」から1度出て頂く必要があります。

もっとも、このようなケースはまれであり、これまで解説してきたように大半の利用形態において、乗り換え改札口を便利にご利用頂くことが可能ですのでご安心下さい。

まとめ

JR線と近鉄線の主要乗り換え駅である「鶴橋駅」では、駅出口を通ることなく、「連絡改札口」を利用してそのまま乗り換えが可能です。

乗り換えにあたっては、お持ちのきっぷなどによって、少しだけ改札の通り方が複雑になる場合があります。

◆ICカード・連絡きっぷ・連絡定期を利用の場合
・そのまま改札を通ることが可能です。
◆JR・近鉄いずれかのきっぷのみお持ちの場合
・鶴橋駅までの切符の場合は改札脇のきっぷ売り場で乗り換え分のきっぷも購入し、改札に2枚のきっぷを通します。
・回数カード(近鉄線のみ)や磁気定期で乗り換える場合はきっぷとそれらを合わせて通します。ICカードで乗り換える場合は、きっぷを通した後にICカードをタッチして下さい。
◆乗り越し精算が必要なきっぷをお持ちの場合
・乗り越し精算が必要な場合は乗り越し精算機をご利用の上、乗り換え分のきっぷも合わせてご購入下さい(精算券と乗り継ぎきっぷが一緒になったものが発行されます)。
・回数カード(近鉄線のみ)や磁気定期で乗り換える場合は乗り越し精算機で精算のみをして精算券と合わせて通します。ICカードで乗り換える場合は精算券を通した後にICカードをタッチして下さい。
◆近鉄線で回数カードをご利用の場合
・改札脇の券売機でJR線のきっぷをご購入の上、2枚合わせて通して下さい。ICカードで乗り換える場合は回数カードを通した後にICカードをタッチして下さい。
※ICカードときっぷ類を併用する場合、どのような場合でもきっぷ類を先に改札に通し、その後ICカードをタッチして下さい。