京都市内には京都駅以外にも様々な「乗り換え拠点」となる駅がありますが、「近鉄電車」と「京阪電車」の乗り換え駅である伏見区の「丹波橋駅」はその中でも特に重要な駅の一つです。
当ページでは、丹波橋駅での乗り換え方法・乗り換えにあたって知っておきたいポイントについて、なるべく詳細に解説していきます。
丹波橋駅での乗り換えが必要なケースは?
丹波橋駅では、近鉄京都線・京阪本線をお乗り継ぎ頂けます。
すなわち、それぞれの路線からの場合、例えば以下のようなケースで乗り換えが必要となります。
近鉄丹波橋駅→京阪丹波橋駅への乗り換え方法
1.近鉄線の電車を降りたら、最寄りの階段・エスカレーターで改札口へ向かいます。
2.「京阪線」の案内表示に従い改札を出たら「左側(西側)」へ進みます。
3.近鉄丹波橋駅と京阪丹波橋駅を結ぶ連絡通路を進みます。
4.約1分ほど進むと、京阪丹波橋駅の改札口に到着します。
5.きっぷをお持ちでない場合は、改札口横の券売機できっぷを購入して下さい。なお、駅窓口もありますので、「お得なきっぷ」類はそちらでご購入頂けます。
6.伏見稲荷・祇園四条・出町柳方面へは「左側」の階段を通り「1・2番のりば」、枚方市・京橋・淀屋橋方面へは「右側」の階段を通り「3・4番のりば」へお進み下さい。
7.京阪丹波橋駅は多くの時間帯で「特急」が発車した後すぐに「準急」などが発車するダイヤとなっています。
京阪丹波橋駅→近鉄丹波橋駅への乗り換え方法
1.京阪線の電車を降りたら「近鉄京都線・南出口」の案内表示に従い階段・エスカレーターをお進み下さい。
大阪方面からの場合前寄り・京都方面からの場合後寄りの車両は「北出口」側の階段が近いですが、北出口からは近鉄線への乗り換えが出来ませんので、「近鉄京都線・南出口」側にお進み下さい。
2.南側の改札口を出たら「近鉄線」の案内表示に従い左側(東側)へお進み下さい。
3.京阪丹波橋駅から近鉄丹波橋駅へとつながる連絡通路を進みます。
4.約1分ほどで近鉄丹波橋駅の改札口に到着します。京都駅方面へは「右側」の階段を下り「2番のりば」へ、奈良方面へは「左側」の階段を下り「1番のりば」へお進み下さい。
5.近鉄丹波橋駅の改札横には自動券売機・特急券などを発売する有人窓口があります。
紙のきっぷ・お得なきっぷ類を購入する場合はこちらでお買い求め下さい。
6.京都駅方面へは先着した電車の利用がおすすめです。なお、特急は520円の特急料金が必要ですが、距離がかなり短いため一般的に利用される区間ではありません。
奈良方面へは特急・急行が先着となり、普通電車は新田辺または大久保までの各駅に限り先に到着します。
きっぷやICカードの取り扱い
丹波橋駅で乗り換えの際、きっぷ・ICカードなどの取り扱いは以下の通りとなります。
ICカード乗車券 | ・近鉄、京阪それぞれの改札にタッチして通常通りご利用下さい。 ・改札口は別々ですので、異なるICカード乗車券を使うことも可能です。 ・全国共通のICカード乗車券類がご利用可能です(ICOCA・Pitapa・Suicaなど) |
連絡きっぷ | ・近鉄、京阪の一部の駅では各線への「連絡きっぷ」が発売されています。 ・連絡きっぷの場合目的地まで「1枚のきっぷ」で移動が可能です。 ・改札口では「きっぷが出て来る」仕組みですので、取り忘れにご注意下さい。 |
各線内のきっぷ | ・丹波橋駅までのきっぷの場合、通常通り改札を通り、乗り換え先の駅券売機で別途切符を購入して下さい。 ・乗り越し精算が必要な場合は、清算の上改札を通り、乗り換え先の駅券売機で別途切符を購入して下さい。 |
お得なきっぷ | 【奈良・斑鳩1dayチケット(京阪版)】 ・京阪、近鉄線ともに改札を通してご利用下さい(取り忘れにご注意)。 【その他お得なきっぷ】 ・京阪、近鉄線の双方を利用できるものはありません。 ・各種お得なきっぷを購入の場合、京阪または近鉄丹波橋駅の駅窓口でお買い求め下さい。 |
定期券 | ・連絡定期の場合、1つの定期券で近鉄及び京阪線の両方をご利用頂けます。 ・京阪線の定期券全般、および近鉄線の連絡定期券はICカードのみの発行です。 |
その他注意点・知っておきたいポイント
東福寺駅での「JR・京阪線」の乗り換え方法については、上記の記事で解説しています。