京都市内には京都駅以外にも様々な「乗り換え拠点」となる駅がありますが、「近鉄電車」と「京阪電車」の乗り換え駅である伏見区の「丹波橋駅」はその中でも特に重要な駅の一つです。
当ページでは、丹波橋駅での乗り換え方法・乗り換えにあたって知っておきたいポイントについて、なるべく詳細に解説していきます。
丹波橋駅での乗り換えが必要なケースは?

丹波橋駅では、近鉄京都線・京阪本線をお乗り継ぎ頂けます。
すなわち、それぞれの路線からの場合、例えば以下のようなケースで乗り換えが必要となります。
京阪線から近鉄線へ
・大阪(京橋・淀屋橋)、枚方市、樟葉方面などから「京都駅」へ行きたい場合
・祇園、出町柳方面(鴨川沿い)や枚方市、樟葉方面などから「奈良方面」へ行きたい場合
近鉄線→京阪線
・奈良、新田辺方面から「伏見稲荷・祇園・出町柳方面(鴨川沿い)」へ行きたい場合
・京都駅方面、新田辺方面から「枚方・大阪(京橋・淀屋橋)方面」へ行きたい場合
近鉄丹波橋駅→京阪丹波橋駅への乗り換え方法
京阪丹波橋駅→近鉄丹波橋駅への乗り換え方法
きっぷやICカードの取り扱い

丹波橋駅で乗り換えの際、きっぷ・ICカードなどの取り扱いは以下の通りとなります。
ICカード乗車券 | ・近鉄、京阪それぞれの改札にタッチして通常通りご利用下さい。 ・改札口は別々ですので、異なるICカード乗車券を使うことも可能です。 ・全国共通のICカード乗車券類がご利用可能です(ICOCA・Pitapa・Suicaなど) |
連絡きっぷ | ・近鉄、京阪の一部の駅では各線への「連絡きっぷ」が発売されています。 ・連絡きっぷの場合目的地まで「1枚のきっぷ」で移動が可能です。 ・改札口では「きっぷが出て来る」仕組みですので、取り忘れにご注意下さい。 |
各線内のきっぷ | ・丹波橋駅までのきっぷの場合、通常通り改札を通り、乗り換え先の駅券売機で別途切符を購入して下さい。 ・乗り越し精算が必要な場合は、清算の上改札を通り、乗り換え先の駅券売機で別途切符を購入して下さい。 |
お得なきっぷ | 【奈良・斑鳩1dayチケット(京阪版)】 ・京阪、近鉄線ともに改札を通してご利用下さい(取り忘れにご注意)。 【その他お得なきっぷ】 ・京阪、近鉄線の双方を利用できるものはありません。 ・各種お得なきっぷを購入の場合、京阪または近鉄丹波橋駅の駅窓口でお買い求め下さい。 |
定期券 | ・連絡定期の場合、1つの定期券で近鉄及び京阪線の両方をご利用頂けます。 ・京阪線の定期券全般、および近鉄線の連絡定期券はICカードのみの発行です。 |
近鉄+京阪線が利用可能なお得なきっぷ
【奈良・斑鳩1dayチケット】
・通年発売、京阪線の主要駅で購入可能
・丹波橋駅で京阪~近鉄を乗り換えて利用
・大人2,200円(子ども用はなし)
・京阪全線(大津線・ケーブル除く)、近鉄の京都〜奈良市周辺エリアなど、奈良交通バスの一部路線が乗り放題
その他注意点・知っておきたいポイント

東福寺駅での「JR・京阪線」の乗り換え方法については、上記の記事で解説しています。