【龍王神社(中山)】秋篠川沿いにある神社は立派な社叢を有する

観光スポット・みどころ

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ごあんない

龍王神社は、奈良市西部郊外の秋篠川沿い、学園前駅・菖蒲池駅の北側に位置する住宅街や農地が混在するエリアにある神社です。

神社は江戸時代頃(元禄期)には少なくとも既にあったとされ、一帯は農業が盛んであったことから、五穀豊穣や雨乞いが祈願されてきたものと推定されます。

ご祭神としては豊玉彦命・瓊瓊杵命・天忍穂耳命を祀ります。

神社は周辺から見ると、一か所だけ森林が残った場所のように見えますが、これは立派な社叢(鎮守の森)であり、森の中には手入れが行き届いた境内地が広がっています。

知名度が高い神社とまでは言えませんが、郊外住宅地が開発される前ののどかな地域の表情を残す空間とも言えますので、少し離れた「押熊八幡神社」等へ訪れた場合には、こちらの龍王神社にも合わせてお立ち寄りになってみることもおすすめします。

交通・アクセス(電車・バス)

近鉄学園前駅から奈良交通バス「朝日町循環」乗車、「朝日町二丁目東」バス停下車、北に徒歩約7分

バス停からは、バスの進行方向に2車線の道路沿いを進みます。しばらく進むと道路が曲がった先に小さな川沿いに木々が生い茂る場所があり、そちらから左側へ分岐する道を進みます。

この道の突き当りを更に左に曲がるとすぐに細い坂道が分岐していますので、そちらを上がると神社に到着します。

近鉄大和西大寺駅から奈良交通バス「押熊」行き乗車、「平城中山南口」バス停下車、西に徒歩約8分

近鉄菖蒲池駅から北に徒歩約25~30分

周辺地図・近隣スポット

近隣には大きな観光地と呼べるような場所はありませんが、徒歩圏に奈良市有数の規模を誇る公園である大渕池公園、近鉄元会長の邸宅跡を活用した松伯美術館、中山八幡神社、常光寺、押熊八幡神社等の地域のみどころがあります。