【マイカー】大阪市から奈良市間の「道路・車」によるアクセス方法(高速・一般道)

西日本最大の都市である大阪、そして古都・観光都市として大勢の観光客が訪れる奈良。2つの都市は、大阪~京都間ほど離れてはおらず、直線距離では大阪市内各地から奈良市街地へは15~30㎞程度の距離となっています。

大阪からの移動については、原則としては近鉄奈良線またはJR大和路線のご利用、すなわち「公共交通機関」の利用がおすすめですが、こちらのページでは、「車・マイカー」でアクセスする理由がある場合に、大阪~奈良間を移動する道路ルートについてご案内してまいります。

車での移動については、高速道路を利用する場合は電車と同等程度の時間でアクセス可能ですが、一般道路を利用する場合は場所によりますが概ね1時間~1時間半程度の所要時間がかかり、必ずしも効率的な移動手段とは言えません。

以下、高速道路経由の1ルートと一般道路経由の3ルートの、代表的な4つのルートをご紹介してまいります。なお、ルートについては大阪梅田・難波または天王寺から奈良公園一帯へのアクセスを前提にご紹介してまいります。

阪神高速・第二阪奈道路経由(高速道路ルート)

大阪市内各地から奈良へ最もスムーズに「車」でアクセスするためには、有料の阪神高速・第二阪奈道路を利用してアクセスする方法です。

所要時間は電車と同等か場所によっては少し早くアクセスできる場合もありますが、大阪府内区間・奈良市街地での道路混雑などが生じる可能性も多々ありますので、公共交通機関よりも確実に早いとは言えません。

また、電車の運賃より割高な高速料金が掛かりますので、必ずしもコストパフォーマンスは良くありません。

関連記事:【検証】奈良観光を「お安く・お得に」楽しめる交通手段は電車・バス?それとも車?

公共交通機関(電車・バス)利用とお車(マイカー)利用について、「奈良観光」のコストパフォーマンスを比較した記事については上記記事でご案内しています。

ルートについて

◇梅田からの場合
・阪神高速梅田入口~1号環状線経由~東船場JCT~13号東大阪線~第二阪奈道路~宝来出口~直進するだけで奈良公園一帯へ

◇なんばからの場合:阪神高速湊町入口(四ツ橋筋沿い)~1号環状線経由~西船場JCT~13号東大阪線~第二阪奈道路~宝来出口~直進するだけで奈良公園一帯へ

◇天王寺からの場合:阪神高速えびす町入口~1号環状線経由~西船場JCT~13号東大阪線~第二阪奈道路~宝来出口~直進するだけで奈良公園一帯へ

その他大阪市内各地からお越しの場合についても、基本的に最寄りの阪神高速ICから高速を利用して頂き、阪神高速東大阪線方面へと進んでいただくと、上記ルートと同じくあとは真っ直ぐ進むだけで奈良公園一帯に到着します。

一般的にも各ジャンクションや通行方法が複雑なことで有名な阪神高速1号環状線周辺を除き、ルートを間違えたりするような場所はありません。

高速料金について

奈良まで(第二阪奈宝来出口まで)の高速道路料金については以下の通りです。

梅田入口からETC:1480円
現金:2030円
湊町入口からETC:1380円
現金:2030円
えびす町入口からETC:1380円
現金:2030円

大阪市内からの場合、ETC利用であれば1500円前後の高速料金がかかります。電車であれば500円~800円前後の場合が多いですので、電車と比べるとかなり割高な状況です。

高速料金に留まらず、観光で訪れる場合等には、原則として駐車料金も一定金額必要(観光繁忙期・場所によっては2000円以上になる場合も)になりますので、その点はご留意の上お車で訪れるようにして下さい(奈良公園一帯の観光地近傍には無料駐車場はほとんどありません)。

阪奈道路経由(一般道路)

料金に割高感のある高速道路経由ではなく、一般道路で大阪市~奈良市間を移動する場合については、「阪奈道路」を使うルートが最も一般的です。

阪奈道路については、かつては有料道路であったこともあり、生駒山を越えてから奈良市街地に入るまでの区間は事実上高速道路に近いような道路になっており、一般道路としては利便性は高くなっています。

また、梅田からであれば「梅田新道」交差点から奈良駅・奈良公園一帯までは一切曲がることなく、ただ道なりに進んでいくだけで移動可能です。

但し、大阪市内から阪奈道路の入口(大東市)までアクセスする時間が掛かるため、所要時間としては電車より早くアクセス出来る場合はほぼありません。

ルート一例:梅田からの場合
・大阪駅前から~阪神前交差点を右折~梅田新道交差点を左折~あとは奈良公園まで曲がることなく「道なり」でアクセス可能

大阪市内各地からの場合についても、梅田新道交差点を目印にアクセスして頂くか野田阪神前交差点・浄正橋交差点・桜橋交差点・南森町交差点・東天満交差点・蒲生四丁目交差点・鶴見三丁目交差点などを目印にアクセスして頂くと、あとは東に道なりに進むだけとなっています。

アクセス方法は非常にシンプルですので、高速道路をあまり使いたくない場合は阪奈道路のご利用がおすすめです。

国道163号線経由(一般道路)

阪奈道路以外に奈良市方面へアクセス可能なルートは、阪奈道路の北側を通る「国道163号線」を利用するルートがあります。

国道163号線についても府県境の区間などはバイパスとして整備されており、比較的スムーズなアクセスが可能です。

但し、奈良市内のうち「奈良公園・奈良駅」方面へ行く場合は、事故や積雪で阪奈道路が通行止めといった特段の理由がない場合は阪奈道路のご利用が便利です。163号線は奈良市北部のニュータウン地域、高の原・登美ヶ丘エリアなどへのアクセスに便利となっています。

国道25号線経由(一般道路)

大阪市内の南部地域から一般道路で奈良方面へアクセスする場合は阪奈道路・国道163号線といった比較的北側に寄ったルートではなく、天王寺・平野方面を通る「国道25号線」の利用もおすすめです。

25号線については、阪奈道路や国道163号線のようにバイパス的な区間はなく「ごく普通の一般道路」がひたすら続き、渋滞も少なくありませんが、所要時間はかなり長くなり場合によっては2時間程度かかる可能性も否定できません。

また、奈良県内に入ってすぐの王寺・斑鳩エリアまではルートは1つですが、それ以降の大和郡山市・奈良市方面については様々なルートが同じくらいの所要時間となっており、どれが最短ルートとは一概に言えません(カーナビ通りが適切なルートになるとは限りません)。

ルートのわかりやすさ・時間にこだわるのであれば、阪神高速・第二阪奈道路経由のルートをご利用下さい。

まとめ

大阪市内から奈良市内へ「車・マイカー」でアクセスする場合については、阪神高速東大阪線と第二阪奈道路を利用する「高速道路ルート」が比較的早いルートとなりますが、高速料金は電車の2倍以上になります。

一般道路をご利用の場合については、「阪奈道路」経由のルートが最も利便性が高くなっており、阪奈道路が使いにくい場合は国道163号線経由のルート、大阪市内南部からの場合は国道25号線を利用するルートなどもご利用頂けます。

奈良に観光で訪れる場合は「公共交通機関」の利用率が高く、車でのアクセスは駐車料金等を考慮するとそれほど便利なものではありません。ぜひ近鉄電車・奈良交通バスを利用して奈良観光をお楽しみ頂ければと思います。