穴場観光スポット

【ならまち】中将姫が生まれたと言われる「誕生寺」ってどんなところ?歴史などをわかりやすくご紹介!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
中将姫ゆかりの「誕生寺」(ならまち)

ごあんない

ならまちエリアの町並みに調和した「中将姫伝説」のお寺

誕生寺(たんじょうじ)は、「ならまち」の中でも元興寺や奈良町にぎわい家などのある中心的エリアからはやや離れた、奈良の「日常」感があふれる町並みの一角に佇む小さな寺院です。

このお寺は、苦労の人生を送りつつ、当麻寺に伝わる『当麻曼荼羅』を一夜で織り上げた女性として知られる中将姫(ちゅうじょうひめ)ゆかりの寺院として有名であり、この地にはかつてその中将姫の父である、藤原豊成の邸宅があったと伝えられています。また、周辺は「三棟町(みつむねちょう)」と呼ばれるユニークな地名で呼ばれており、これも藤原豊成の邸宅の建物が三棟あったことに由来するとされています。

なお、中将姫伝説のお寺ではあるものの、創建からの歴史自体は不明な点が多く、現在の本堂は江戸時代に再建されたものとされています。

境内拝観には事前の問い合わせが無難です

境内地は奈良町の町並みに囲まれており、道路に面する形で「中将姫生誕地」と記された石碑が建っており、その傍には北向庚申堂が建っており、続いて山門があります。山門の内側には本堂・極楽堂・稲荷社、および「中将姫産湯の井戸」や中将姫の石像、江戸時代作の二十五菩薩像などがあり、本堂には中将法如尼坐像が祀られています。

ちなみに、中将姫をめぐっては、周辺の「高林寺」「徳融寺」なども中将姫ゆかりの地として知られており、中将姫伝説をテーマに歴史愛好団体が「まちのお寺」を巡る姿も時折見られます。

なお、誕生寺の拝観を希望する場合、基本的に電話などで問い合わせる必要があり、お寺に直接行って拝観を申し込むようなことは難しくなっていますので、その点は注意が必要です。(誕生寺 TEL:0742-22-5333)

誕生寺の風景

中将姫誕生の地を示す石碑

「奈良町音声館」や「徳融寺」にもほど近い道沿いに設置されている「中将姫誕生霊地」の石碑。「中将姫」は、奈良市の「観光」資源としては重要な地位が与えられているとは言えませんが、南の「葛城市」では中将姫をイメージしたゆるキャラが生み出されるほど重要な存在となっています。

誕生寺山門

誕生寺の山門。その重厚な存在感は周辺の小さな寺院の中でも際立つ方ですが、道路沿いではなく小さな空き地を挟んで少し離れた位置にあるため、観光客からは気づかれにくいお寺になっています。

誕生寺の由緒

山門近くに設置された案内板。とにかく「中将姫」に特化したお寺であるということが良く分かります。

アクセス

各駅からのアクセス

奈良交通バス

JR、近鉄奈良駅から「市内循環内回り」乗車、「北京終町」下車、北に徒歩3分

近鉄奈良駅から南に徒歩13分

JR奈良駅から南東に徒歩20分

近隣スポット

徳融寺から南にすぐ、元興寺小塔院跡から南に徒歩2分、西光院から南に徒歩2分、ならまち格子の家から西に徒歩3分、高林寺から北西に徒歩3分、鎮宅霊符神社から南東に徒歩4分、奈良町南観光案内所(鹿の舟)から北西に徒歩4分、御霊神社から南西に徒歩5分、奈良町にぎわいの家から南西に徒歩5分

誕生寺周辺地図

  • このエントリーをはてなブックマークに追加