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【西の京】薬師寺と隣接する姫路由来の神社「孫太郎稲荷神社」ってどんなところ?境内を写真でご紹介!

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孫太郎稲荷神社の鳥居

ごあんない

孫太郎稲荷神社は、近鉄電車の西ノ京駅周辺に広い伽藍を広げる「世界遺産・薬師寺」の南門を出てすぐ、道路を渡った先に位置する神社です。神社一帯は西ノ京駅及び西ノ京駅バス停からは南にやや離れた位置にあり、少しわかりにくい位置関係とはなっていますが、南から北へ薬師寺~唐招提寺と巡るルートの起点部にあたります。

・この神社は隣にある「休ヶ岡八幡宮」のように薬師寺との歴史的な強いつながりはないようですが、その歴史はユニークで、かつては現在の兵庫県姫路市に存在した神社を移転してきたものとも言われています。

・神社の由来、歴史は不詳の点も多いですが、その由来はかつて藤原氏が現在の栃木県佐野市に築いた稲荷社に遡るものともされています(孫太郎の名は、その過程で神社を復興させた人物の名によるとも言われています)。そのような関東地方に由来する神社ですが、後にその神様が姫路城下に祀られることになり、最終的には江戸時代の寛政期に刀工の三条小鍛冶の仲立ちにより、この薬師寺の傍らに遷座したものとされています。

・姫路を去る過程では、飢饉に苦しんだ民衆に、稲荷神社が姫路城に蓄えられていた米を与えたことに城主が激怒したといったような独特のエピソードもありますが、事実がどうかなどは定かではなく、あくまでも伝説の範疇を超えるものではありません。

・祭神は稲荷神社であることから、「宇迦之御魂神(ウカノミタマ)」を祀っており、神社の鳥居の横には、少し厳めしい表情をした「狐さま」の石像が建っています。

・薬師寺という一大観光地の真横ではありますが、隣には小さな祠のある竹林が広がっており、神社の境内もひっそりとした風情を漂わせています。薬師寺拝観の前に立ち寄るべきとされる「休ヶ岡八幡宮」の真横でもありますので、薬師寺拝観の折にはぜひこの孫太郎八幡神社にもお立ち寄りになることをおすすめします。

孫太郎稲荷神社の風景

孫太郎稲荷神社の社殿

社殿・本殿はそれほど大きくはありませんが、その美しさからは地元の方などに丁寧にお祀りされている様子がよくわかります。

孫太郎稲荷神社の境内

神社は隣接する「休ヶ岡八幡宮」と比較すると目立たず、小ぶりな神社となっていますが、いわゆる「お稲荷さん」らしい神妙な雰囲気が漂う境内地となっています。

アクセス

近鉄西ノ京駅から南に徒歩6分

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「六条山」行き乗車、「西ノ京駅」下車、南東に徒歩5分

近隣スポット:薬師寺休ヶ岡八幡宮から北にすぐ、薬師寺金堂・東塔・西塔・大講堂周辺から南に徒歩2分、皆天満宮から西に徒歩3分、西波天神社から東に徒歩5分、薬師寺玄奘三蔵院伽藍から南に徒歩6分、野々宮天神社から東に徒歩9分、大池から東に徒歩10分、唐招提寺から南に徒歩15分

周辺地図

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