雪がない地域の電車に「雪が付いている」理由とは?

自然・気候

雪が非常に少ない地域、降っていない地域であるにも関わらず、やって来た電車に「雪が付いている」というケースが時折見られるのは、京阪神エリアを走るJR京都線・神戸線を走る電車(主に新快速、特に高槻・新大阪・大阪駅到着時など)です。

新快速という特殊な存在

JR京都線・神戸線を走る「新快速電車」は、京阪神の日常生活に欠かせない電車で、非常に多くの人が利用していますが、東側の始発となる駅は滋賀県の米原駅・長浜駅、一部は福井県の敦賀駅となっており、かなり広い範囲・長距離を運行するやや特殊な存在です。

滋賀県の北部などは冬場に「冬型の気圧配置」によって比較的頻繁に雪が降る場合があり、状況次第では滋賀県南部・京都市内周辺でも雪となるケースがあります。

すなわち、大阪駅に到着する電車にたくさんの雪が付着している状態は、その電車が走ってきたエリアでしっかり雪が降っている状況を表すものです。

他地域では見られる?

ある電車が走る区間のうち、雪が積もっているエリア、降ってすらいないエリアに分かれていれば、この現象は全国各地で見られるものです。但し、上記の新快速電車ほどに特徴的なケース(雪の少ない大阪に雪の付いた電車が次々にやって来る)はないと言えます。

首都圏の場合、運行距離が長い電車はたくさん存在しますが、新快速で言うところの「滋賀県内」に相当するエリアが存在しないため、東京・横浜などを走る電車に雪が付着するケースは、東京・横浜やその周辺で実際に雪が降っているケースに限られやすくなっています。