東京で「4月」に雪が降ることはある?

自然・気候

東京都心を含む都内の「平地」で雪またはみぞれ(降雪に含まれる現象)を観測した事例としては、21世紀以降の場合下記のケースがあります。なお、奥多摩方面の標高が高い地域だけ雪が降った事例などを含めると、事例はより増加します。

過去の降雪記録

発生日降雪の状況要因
2019年4月10日多摩地域では広く雪・みぞれとなった場所あり南岸低気圧
2015年4月8日【都心で観測】みぞれ(気象庁の定義上「降雪」に含まれる)停滞する前線・南岸低気圧
2010年4月17日【都心で観測】雪・みぞれ南岸低気圧
2007年4月4日【都心で観測】みぞれ寒冷渦
2004年4月4日多摩地域の一部で雪・みぞれとなった場所あり南岸低気圧

降雪となった要因は主に春の「南岸低気圧」が要因ですが、上空に非常に強い寒気が入り(寒冷渦)、大気の状態が不安定になったケースも一部で見られます。

積もった事例も

東京都心では、4月に積雪を観測したこともあります。但し、1cmを上回る積雪は1988年が最後となっています。

発生日都心(気象庁)の積雪
2010年(平成22年)4月17日0cm(積雪あり・うっすら白くなる状態)
1988年(昭和63年)4月8日8cm
1969年(昭和44年)4月17日2cm
1956年(昭和31年)4月1日2cm
1939年(昭和14年)4月5日4cm
1935年(昭和10年)4月1日3cm
1923年(大正12年)4月6日1cm
1914年(大正3年)4月4日3cm
1908年(明治41年)4月9日20cm

あくまでも「極めてイレギュラー」な現象

東京では、過去に都心を含め降雪となった事例があり、4月に雪が降ることがありますが、あくまでもかなりまれな、イレギュラーな現象です。

1月・2月・3月に雪となるケースも少なめですが、4月の雪はそれを更に少なくしたものであり、そう簡単に目にすることは出来ません。また、近年は温暖化の影響もあり、その頻度は古い時代と比べ更に減っていると言えます。

但し、西日本の主な都市のように、4月に雪が降ることがほぼ考えられない地域と比べると、遅い時期まで雪が降るケースがある地域と言えます。