柏原駅~堅下駅の乗り換え方法【JR大和路線・近鉄道明寺線~近鉄大阪線】

各種お役立ち情報

JR大和路線・近鉄道明寺線が利用可能な大阪府柏原市の「柏原駅」からは、駅を出て「徒歩での移動」が必要ですが、近鉄大阪線「堅下駅」への乗り換えが可能です。

こちらでは、柏原駅~堅下駅の乗り換え方法について、ルートなど基本となる情報を解説していきます。

情報は2023年春現在のものです。その後状況が変化している場合も考えられますので、その点はあらかじめご留意下さい。

柏原駅から堅下駅へ

JR・近鉄柏原駅から近鉄堅下駅への乗り換えは、移動などに概ね10分程度は必要です。

1.近鉄道明寺線を利用の場合で、JRへ乗り換えるのではなく「堅下駅へ行く」場合、近鉄ホームそばのIC乗り換え改札機はJR乗り換え用ですので、タッチしないようにして下さい。

近鉄・JR利用いずれの場合でも、堅下駅へはまず柏原駅の出口改札(階段・エスカレーターで上る)へ移動して下さい。

2.柏原駅の改札口を出たら、左方向へ進みます。

3.すぐに階段・エレベーターがありますので、そちらを下りて地上・駅の外へ出ます。

4.駅前から真っすぐ伸びる通りを直進します。

5.直進した道が突き当りとなる場所で、横断歩道を渡ります。渡り終えた先は左方向へ進んで下さい。

6.少し進んだ先の角を右方向へ曲がります。

7.しばらく進むと近鉄堅下駅の改札口前に到着します。

堅下駅から柏原駅へ

近鉄堅下駅からJR・近鉄柏原駅への乗り換えは、移動などに概ね10分程度は必要です。

1.近鉄堅下駅は複数の出口があります。柏原駅寄りの改札口は、河内国分・五位堂方面からの電車が発着するホームと直結しています。

鶴橋・八尾方面からの場合、ホーム直結の改札口を出た場合、左側へ踏切を渡って進むと、上記の柏原駅側の改札前を通ります。また、駅構内の地下通路を通り、柏原駅側の改札口へ移動することも可能です。

柏原駅側の改札前からは、駅前の道を真っすぐ進みます。

2.1つ目の角を左へ曲がります。なお、歩道の関係上、ここでは横断歩道を渡る必要はありません。

3.しばらく進むと、柏原市立図書館前に差し掛かりますので、右方向へ横断歩道を渡り、そのまま真っすぐ伸びる道沿いを進みます。

4.道を真っすぐ進んだ突き当りが、柏原駅となっています。駅改札へは階段・エレベーターが利用可能です。

5.柏原駅のきっぷ売り場は、近鉄・JRの自動券売機が同じ場所に横並びとなっています。

目的地によってきっぷをお買い間違えのないようご注意ください。

6.近鉄・JRは「同じ改札機」を通ります。

近鉄道明寺線へは改札を抜けて左にUターンするように進み、1番のりばへお進み下さい。

JRの久宝寺・天王寺方面行きは近鉄電車と同じ側のホーム、2番のりばから大半の電車が発車します。

JRの王寺・奈良方面行き(一部の久宝寺・天王寺方面行き)は改札を抜けて右側の階段などを通り、3番のりばからの電車をご利用下さい。

近鉄同士で乗り換える場合「定期券の特例」あり

近鉄電車をご利用の上、柏原駅~堅下駅を乗り換える場合、通常の運賃で利用するケースでは、それぞれの乗車区間で区切られた形になります。

例えばきっぷ・通常のICカードで「古市~柏原」間と「堅下~近鉄八尾」間を利用する場合、別々の区間に乗ったものとして、別々の近鉄電車の運賃が掛かります。

一方で、定期券については「柏原~堅下」は乗り換え駅としての特例的扱い(徒歩連絡の制度)がなされており、徒歩で駅の外を移動する「乗り換え」であっても、定期券の区間はそれぞれの乗車区間を「通算」して計算されるため、別々の扱いにはなりません。

例えば古市~近鉄八尾間で定期券を買う場合、きっぷであれば別々の扱いになる所を、定期券であれば1区間の扱いになるため、定期券代は乗った距離の分だけ掛かります。

道明寺線~大阪線方面の乗り換え利用者は目立って多い訳ではありませんが、JR線でアクセスしづらい場所へは、通勤・通学する上で大変便利な制度となっています。

なお、柏原駅・堅下駅の隣にあたる「柏原南口駅・安堂駅」も同様の取り扱いです。駅同士の距離はそちらの方が近いため、必ずしも柏原・堅下乗り換えにこだわる必要はありません。