大阪府柏原市にある「柏原駅」は、JR大和路線(関西本線)と近鉄道明寺線が乗り換え可能な駅です。
こちらでは、柏原駅におけるJR~近鉄の乗り換え方法を解説していきます。柏原駅はJR・近鉄線が「同じ改札内」にあるため、一般的な乗り換え駅とは仕組みが少し異なる点がポイントです。
ICカード・きっぷの取り扱い
基本的な利用方法は下記の通りです。
ICカード | ・同じICカードで乗り換える場合、近鉄線のりばの近くにある「乗り換え用ICカードリーダー」にタッチが必須 ・種類の違うICカードを使う場合は一旦駅の改札口(出口)を出る必要あり |
きっぷ | ・連絡きっぷをお持ちの場合は、特に何もせずに乗り換え可能 ・連絡きっぷをお持ちでない場合、駅の改札口(出口)を出て目的地までのきっぷを購入する必要あり |
その他 | ・きっぷや磁気定期⇔ICカードで乗り換える場合、駅の改札口を一旦出て再度入場する必要あり |
同じICカードで乗り換える際に、ホーム上の乗り換え用ICカードリーダーにタッチしない場合、降車駅での精算が出来ず、面倒なことになりますので、必ずタッチするようにして下さい。
また、ホーム上のICカードリーダーは、あくまでも「乗り換え専用」です。柏原駅までのきっぷ・磁気定期券などをお持ちの場合で、ICカードを柏原駅から利用する場合、乗り換え用のICカードリーダーは使えません。
同じICカード以外を利用する場合、柏原より先のきっぷなどをお持ちでない状態で乗り換えると、通常降車駅では乗り越し精算の取り扱いとなります。但し、基本的には利用する区間の乗車券を持って電車に乗るのがルールですので、柏原駅の改札を一度出てきっぷなどをあらかじめ購入するのが無難です。
JR線から近鉄線へ乗り換え
1.天王寺・久宝寺方面からの電車をご利用の場合、到着した「3・4番のりば」から近鉄線のりばへは階段・エスカレーターを使っての移動が必要です。
2.階段・エスカレーターを上ると、「近鉄電車」の案内表示が床面などにしっかりありますので、そちらに従って「1番のりば」方面へ進みます。
3.近鉄線のりばへ、今度は階段などを下りて移動します。
4.近鉄線のりば(1番のりば)は、柏原駅の端にあります。階段を下りたら少し進んだ先がのりばです。
王寺・奈良方面からのJR線の電車は、同じホームの2番のりばに到着しますので、乗り換えは特に後ろ寄りの車両からの場合、非常にスムーズです。
5.同じICカードで乗り換える場合、必ずホーム上の乗り換え改札機にタッチして下さい。
6.電車は昼間時約30分間隔、朝夕はやや本数が多くなります。
なお、一旦駅の改札を出てきっぷを買い直すような場合は、乗り換えに必要な時間が長くなりますので、その点はご注意下さい。
電車の接続については、タイミングの良い電車の場合5分未満の場合もあります。一方で、昼間時は概ね20分程度待つ場合があります。
近鉄線からJR線へ乗り換え
1.近鉄電車は、柏原駅の端に到着します。一部を除き、JR線の久宝寺・天王寺方面へはすぐ隣(2番のりば)の電車がご利用頂けますので、大変スムーズです。
2.同じICカードで乗り換える場合、必ずホーム上の乗り換え改札機にタッチして下さい。
3.主に王寺・奈良方面への電車が発車する3・4番のりばへは、階段・エスカレーターを上って移動します。
4.階段などを上がったら、3・4番のりばの案内表示に従い進み、階段などを今度は下りてホームへ向かいます。
きっぷを買い直すような場合を除き、駅の改札口へ行く必要はありません。