和歌山から京都へのアクセス手段は?電車のルートや運賃を詳しく解説【JR・南海】

基礎知識・お役立ち情報

当記事では、同じ近畿地方にある「和歌山市」から「京都市」へのアクセス手段について、電車によるアクセスルートの詳細などを解説していきます。

2つの都市は距離は比較的遠いですが、電車によるアクセスは概ねスムーズで、運行本数もある程度確保されていますので、日帰り観光などをされる方も多くなっています。

和歌山駅からJR線でアクセス

特急くろしお+新幹線で移動する

ルート:和歌山駅~【特急くろしお号】~新大阪駅(乗り換え)~【東海道新幹線(各列車)】~京都駅

所要時間:約1時間30分
普通運賃:1870円 特急料金:くろしお号490円+新幹線870円の合計1360円
運賃・料金の合計=3230円

和歌山から京都へアクセスする場合、おすすめのルートは特急くろしおの「自由席」を使って移動し、新大阪駅からは東海道新幹線の「自由席」に乗り継ぐルートが便利です。

在来線の特急電車と新幹線を乗り継ぐ場合は、在来線の特急料金が半額になる割引が適用されるため、両方を利用しても比較的リーズナブルな料金となります。

また、新幹線の場合は指定席は高額になりますが、短距離の自由席は特別に割安な料金になっていますので、それぞれの自由席を乗り継いでもこのルートの場合、特急料金は1360円と運賃の倍以下に収まります。指定席にすると一気に倍以上の料金になりますので、必ず「自由席」をご利用下さい。

所要時間については、新幹線に乗り継ぐことで一層早く移動可能なため、和歌山~京都間の「最速ルート」となっており、直線距離で約100キロの距離を1時間30分で移動可能です。

但し、くろしお号は約1時間に1本の運行(新型コロナウイルスの感染状況等で一部運休の可能性もあります)ですので、時刻を合わせにくい場合は快速電車や南海電車などの利用がおすすめです。

本数多めのJR線「快速」ルート

ルート:和歌山駅~新大阪駅(乗り換え)~京都駅

所要時間:約2時間15分~
運賃:1870円

JR線を利用する場合の「本数が多いルート」は、快速電車を乗り継ぐルートです。

具体的には和歌山駅から「紀州路快速」を、大阪駅からは「新快速」に乗り換えて移動します。乗り換えは1回だけで、昼間時の場合は座れる場合が多く(大阪からの新快速は座れないこともあります)、本数は15分おき(1時間に4本)と特急と比べると圧倒的に本数が多く、使い勝手は良いルートです。

但し、所要時間は概ね2時間15分以上と長めで、特に和歌山駅から大阪駅までは乗車時間だけで1時間30分程度掛かるなど、乗っている時間は長くなります。

運賃は京都駅へ行くルートとしては後述する「南海線乗り継ぎルート」よりも少し高くなり、所要時間も長くなるため、全体的な利便性はやや劣ります。但し、乗り換え回数は1回でシンプルなルートのため、特にJR和歌山駅を利用しやすいエリアからの場合、こちらのルートもおすすめです。

お得なきっぷについては、JR線の新快速・快速・普通電車などが乗り放題になる「1デイパス」を利用可能です。こちらは往復するだけで元が取れるほか、京都市内の観光に便利なチケットが付属していることが多くなっています。

安いルート・四条河原町へは「南海線」経由

和歌山市駅から京都駅へ

ルート:和歌山市駅~【特急サザン】~南海難波駅・地下鉄なんば駅~【大阪メトロ御堂筋線】~梅田駅・JR大阪駅~【新快速】~京都駅

所要時間:約2時間~
運賃:1730円(南海930円・大阪メトロ230円・JR570円)

※特急サザンの指定席を利用する場合は520円プラス

京都駅へ「特急料金」を払わずに最速で移動したい場合は、JR和歌山駅ではなく南海電車の和歌山市駅から、特急サザン号で難波駅へ移動し、そこから地下鉄御堂筋線で梅田へ、梅田駅からはJR大阪駅へ行き新快速電車に乗り換えて京都駅へ向かうルートが最も便利です。

こちらは「JR線だけ」で行くルートよりも運賃が安い上、所要時間も概ね15分くらいは短くなります。

デメリットとしては、乗り換えが2回あり、難波駅・梅田(大阪)駅での乗り換えに伴う移動がやや多い点が挙げられます。

なお、特急サザンは520円を払うことで快適な指定席車両もご利用可能です(同じ電車に特急料金が必要な車両と不要な車両がそれぞれ連結されています)。

和歌山市駅から四条河原町へ

ルート:和歌山市駅~【特急サザン】~南海天下茶屋駅・地下鉄天下茶屋駅~【大阪メトロ堺筋線・阪急線直通】~阪急淡路駅~【特急】~京都河原町駅

所要時間:約2時間~
運賃:1570円
(南海890円・地下鉄と阪急線680円)
※特急サザンの指定席を利用する場合は520円プラス

京都駅ではなく、祇園などの各繁華街に近い四条河原町へアクセスしたい場合は、南海線と大阪メトロ、阪急線を乗り継いで阪急京都河原町駅へ移動するルートが便利です。

ポイントとしては、南海電車で終点の難波駅まで行かず、2駅手前の「天下茶屋駅」で地下鉄堺筋線に乗り換えて、阪急線直通の電車で「淡路駅」まで行く点が挙げられます。

天下茶屋駅からの地下鉄は、「天神橋筋六丁目」行きではなく阪急線直通の「北千里・高槻市」行きをご利用下さい。淡路駅からは河原町行きの特急に乗り換えれば、あとは一直線にアクセス可能です。

なお、特急サザンは520円を払うことで快適な指定席車両もご利用可能です(同じ電車に特急料金が必要な車両と不要な車両がそれぞれ連結されています)。

その他のルートは特になし

和歌山から京都は、高速道路などが通っていることから「高速バス」があると思われる方も多いようですが、和歌山~京都間を直通する高速バスは運行されておらず(関西空港で乗り継ぐような変則的なルートのみ利用可能)、基本的に上記でご紹介した電車によるルートが公共交通機関による全ルートとなります。

なお、阪和自動車道などもあるため、マイカーで京都へ行こうとお考えの方も多いかもしれませんが、阪和自動車道や名神高速道路を利用すると4000円近くの高速料金が掛かります(奈良県内・京奈和自動車道経由の場合は安くなりますが、距離は長くなります)。

この他にもガソリン代、そして何よりも観光地一帯では駐車料金が割高な京都の駐車場事情(場合によっては2000円では済まない)を考慮すると、少人数でのマイカー利用はむしろコストパフォーマンスが悪い移動手段となるため、上記で解説してきた電車によるアクセスがおすすめとなります。

まとめ

和歌山~京都間の電車によるアクセスは、JR和歌山駅からJR線の利用、または南海和歌山市駅から南海線や阪急・JR線などを乗り継ぐルートの2つの移動手段があります。

JR線利用の場合、特急くろしお号は1時間おきの運行ですが、新大阪駅で乗り換える形で特急+新幹線(それぞれ自由席)で移動すると「最速ルート」となります。また、料金も仏運賃の倍以内に収まりますので、極端に高くはなりません。
特急を使わずに快速電車で移動する場合は、乗り換えは1回で済みますが、運賃や所要時間は南海線経由に劣ります。

南海線利用の場合、特急料金を払わない場合の「京都駅への最速・最安ルート」となるほか、四条河原町へは南海・大阪メトロ・阪急線を乗り継ぐルート一択となります。

なお、直通の高速バスなどは走っておらず、マイカーによる移動も高速料金・京都での駐車料金や道路混雑といった事情を考慮すると特におすすめはできません。
ぜひ上記でご紹介した「電車」を利用するルートで、スムーズに和歌山~京都間を移動して頂ければと思います。