興福寺の駐車場・車でのアクセスについて

奈良公園の入口にもあたる場所にあり、奈良で最も有名な観光名所の一つである世界遺産「興福寺」

興福寺は近鉄奈良駅から徒歩5分程度の場所にあり、基本的には「公共交通機関(近鉄電車・奈良交通バス)」のご利用でアクセスするのがおすすめですが、こちらのページでは公共交通機関が使えない場合に「車」で訪れる場合のアクセス情報・駐車場に関する情報をご紹介していきます。

興福寺境内の駐車場について

興福寺は、春日大社などと同様に境内に駐車場があります。営業時間・駐車料金等は以下の通りです。

営業時間9時~17時
駐車料金乗用車:1000円
大型バス・マイクロバス:2500円
タクシー:500円
回送(駐車場敷地での乗降のみ):1000円
駐車可能台数乗用車最大46台
大型バス最大16台

興福寺が管理する駐車場ということで、基本的に営業時間東金堂をはじめとする諸堂の拝観時間に合わせる形となっています。早朝や夜間には駐車場がご利用頂けませんのでご注意下さい。

他の観光スポットを巡ったり夕食を食べたりして17時以降になってしまうと、駐車場が利用できなくなってしまいます。

また、駐車料金については乗用車は均一1000円ということで、観光客がそれほど多くない平日は割高感がありますが、観光シーズン・土日祝日などの駐車料金が割高な時期にはむしろリーズナブルな料金水準となる場合があります。

但し、駐車可能台数は少なくなっており、満車になることも少なくありません。

大型連休などに車で訪れることはそのそもお勧めできませんが、もし車で訪れてもこちらの駐車場に停められる可能性は低いと考えておくのが無難と言えるでしょう。


◇駐車場の場所について

駐車場は、境内の東端・奈良県庁前の「奈良公園」エリアに隣接する場所にあります。

「奈良県庁前」交差点を右折

アクセス方法はシンプルであり、大阪方面から一直線に伸びる通り沿い(阪奈道路・第二阪奈道路~大宮通り・登大路)から、「奈良県庁前」の交差点を右折するだけです。奈良県庁は近鉄奈良駅前を通り過ぎ、坂を登った先にあります。

興福寺駐車場の入口

通りから右折して少し進むと、「興福寺駐車場」・「5時終了」などの案内板が見えますので、そちらで曲がって頂くと駐車場の敷地となります。なお、駐車場入場前には一時停止して係員の指示に従ってください。

なお、駐車場へのアクセス道路は一方通行となっています。南向きにしか走行出来ませんので、駐車場からお帰りの場合は県庁前方面へは直接行けません。南側から迂回する形でお回りください。

周辺の民間駐車場について

興福寺が管理する駐車場の他にも、周辺には「奈良公園」一帯という事もあり、複数の民間駐車場・コインパーキングなどが設置されています。

以下、興福寺に特に近い駐車場2か所を中心にご案内してまいります。


◇L-PARK興福寺前第1

L-PARK興福寺前第1

・興福寺境内まで北または西にすぐ
・24時間営業
・駐車料金は以下の通りです。
8時~20時=平日30分400円・土日祝日30分500円
20時~8時=60分100円
平日5時間最大1500円・土日祝日5時間最大2400円(5時間以降は通常の料金が加算)
地図

興福寺に最も近い場所にある民間駐車場は、「奈良県庁前」交差点から興福寺の管理する駐車場へ進む道を進んだ突き当りにある「L-PARK興福寺前第1」です。

こちらは駐車料金はかなり割高であり、奈良市内でも最も駐車料金が高い部類に入ります。最大料金も1日ではなく「5時間のみ」の適用となっています。

1時間程度の駐車を除いては興福寺の駐車場よりも必ず割高になりますので、17時以降にも駐車する予定がない場合、また興福寺の駐車場が満車でない場合は興福寺の駐車場を使うのがおすすめです。

なお、こちらの駐車場も立地がよいため駐車は多く、繁忙期には満車となる可能性もあります。


◇L-PARK興福寺前第2

L-PARK興福寺前第2

・興福寺境内まで北西に徒歩約2分(途中で急な石段を登る)
・24時間営業
・駐車料金は以下の通りです。
8時~20時=30分200円
20時~8時=60分100円
平日1日最大600円・土日祝日5時間最大1200円(5時間以降は通常の料金が加算)
地図

L-PARK興福寺前第1の南側、高台の下に位置する「L-PARK興福寺前第2」は、駐車料金は比較的割安となっており、平日の場合は1日600円で駐車することが可能です。

しかしながら、平日は1日最大料金である一方、土日祝日は5時間の最大料金となっており、長時間の駐車の場合2000円に達することもあります。

また、興福寺境内までは徒歩2分程度ですが、「五十二段」と呼ばれる石段もしくは急坂を登らなくてはなりませんので、足腰に不安のある場合は利用をおすすめできません。

こちらの駐車場は、通りから入った分かりにくい場所にありますので、満車になることは少なくなっています。


◇その他の駐車場について

上記2か所の駐車場は、いずれも興福寺の南側・境内に近いエリアの駐車場です。

基本的には余程の観光客の集中が見られない限り、興福寺の管理する駐車場か、上記2か所の駐車場のいずれかに駐車することが可能です。

興福寺の南側のエリアには、この他にも少し離れた場所も含め多数の駐車場があります。

また、興福寺の北側は、通りを挟んで奈良県庁・奈良県文化会館などの敷地となっており、観光客向けの駐車場はその北側(きたまちエリアへの入口付近)に多数設けられています。

関連記事:【格安】奈良公園・東大寺周辺の駐車場、コインパーキング一覧【駐車料金・営業時間】

関連記事:【車で観光】ならまち(猿沢池・元興寺周辺)の駐車場・コインパーキング一覧

詳細については、上記の関連記事もご参考にして下さい。

車でのアクセスはなるべく回避を

他の交通アクセス関連の記事でも同じことを解説していますが、興福寺にしても、東大寺・春日大社本殿にしても、基本的には奈良の主要観光地への「車でのアクセス」は余りおすすめできません。

興福寺については、そもそも奈良観光で訪れる観光客の最大の玄関口「近鉄奈良駅」から徒歩わずか5分ほどで訪れることが可能な位置にあります。

駅からの距離が近いので、駅からバスに乗り換える必要すらありません。興福寺は、公共交通機関でのアクセス性が非常に良い観光地となっています。

通常の観光行事などが何もない平日であれば、車でアクセスしてもそこまでの困難はないかもしれませんが、土日祝日・春や秋の観光シーズンには奈良市内へのアクセス道路は渋滞する場合が少なくありません。また、駐車場もあちこちで満車になる上、繁忙期の料金のためかなり割高な駐車料金を徴収される場合もあります。

興福寺の駐車場については、乗用車は均一1000円と繁忙期であればリーズナブルな料金水準となっていますが、それを知っている観光客が早い時間から訪れるため、場合によっては朝9時の営業開始から比較的早いうちに満車になってしまうこともあります。

あちこちを探しても満車の駐車場ばかりで、せっかくの時間を無駄にした。ということにならないようにするためには、近鉄電車をはじめとする公共交通機関で訪れるのが最も良い選択肢です。

明らかに観光客が少なそうな平日の一部を除き、基本的には車でのアクセスは回避しておいた方が良いでしょう。

まとめ

興福寺が管理する駐車場は、乗用車の駐車料金は1日1000円・駐車時間は9~17時となっています。

興福寺の駐車場は台数に限りがあるため観光繁忙期には満車になることも多く、いつでも必ず利用可能と言う訳ではありません。

近隣には複数の民間コインパーキングなどがありますが、場所によって土日祝日にはかなり割高な最大料金が適用される場合があります。

境内へは近鉄奈良駅から徒歩わずか5分程度となっていますので、あくまでも近鉄電車をはじめとする「公共交通機関」のご利用がおすすめです。