大仏鉄道記念公園の枝垂桜

【大仏鉄道記念公園】「幻の鉄道」の駅跡は美しい桜の名所としても知られる

ごあんない

佐保川の近くにかつて存在した「大仏駅」の跡にあります

大仏鉄道(だいぶつてつどう・大佛鐡道)記念公園は、桜で有名な「佐保川」沿い、「船橋商店街」を北に抜けた先の交差点に明治時代に当地付近を通過していた「大仏鉄道」を記念して設けられている小さな公園(モニュメント)です。

「幻の鉄道」とも言われる大仏鉄道は、鉄道草創期の明治期、1898年に当時の「関西鉄道」が奈良駅と加茂駅を結ぶ路線として開業しました。しかし10年も経たない1907年には現在のJR関西本線のルート(奈良駅~木津駅~加茂駅)に切り替わることで廃止された歴史を持つ、非常に歴史が短いユニークな鉄道路線です。歴史が短すぎるため、その痕跡の多くが消失してしまっていますが、一部の遺構が近年自治体等により整備されはじめ、この記念公園も大仏鉄道線の途中駅であった「大仏駅」の跡に設けられた大仏鉄道関連スポットの一つとなっており、公園には車輪を模したモニュメントや石碑等が置かれています。なお、多くの関連スポットは京都府木津川市内にあり、見学が出来ない「鹿川隧道」を除くと、奈良市内で整備されたスポットはここ「大仏鉄道記念公園」のみとなっています。

圧巻の「枝垂桜」の美しさを味わえます

なお、公園には1本の立派な枝垂桜が全体を覆うように生えており、桜のシーズンになると、鮮やかなピンクの花が一面に広がり、桜の真下、「車輪」のモニュメント付近からは光の加減で様々な色彩を見せる枝垂桜を楽しむことができます。枝垂桜の真下から優雅な姿を眺めることができるスポットはそれほど多くありませんので、なかなか貴重な体験ができるスポットとなっています。

公園は、佐保川の桜並木の終点(東端)の橋の北側すぐ、佐保川桜祭りの会場の近くにあるため、佐保川の桜を楽しむついでに枝垂桜を楽しんで頂くことが可能です。大仏鉄道記念公園は、地元では「鉄道」スポットとしてのみならず、むしろ「桜」の穴場スポットとして知られており、桜を楽しむ観光ルートの一部としてもおすすめできるスポットとなっているのです。

大仏鉄道関連リンク 大仏鉄道(木津川市観光ガイド) 大仏鉄道研究会

大仏鉄道記念公園の風景

大仏鉄道記念公園の全景

ごく普通の住宅地の一角の、道路がY型に分岐する少し変わった交差点の中央部に大仏鉄道記念公園が位置しています。桜は密集する形で計3本が「1本の桜」であるかのように咲き誇っています。

枝垂桜を下から眺める(大仏鉄道記念公園)

モニュメント付近から見上げる枝垂桜は圧倒的な存在感を放っており、様々な明るさで輝く桜の花びらを見ているとなんだか不思議な気分になってしまうほどです。

アクセス

各駅からのアクセス

奈良交通バス

・JR、近鉄奈良駅から「西大寺駅」行き乗車、「佐保小学校」下車、南に徒歩5分

近鉄奈良駅から北西に徒歩15分

JR奈良駅から北に徒歩15分

近隣スポット

船橋商店街を抜けてすぐ、佐保川の桜並木(東端)からすぐ、北市戎神社から北西に徒歩3分、称名寺から北西に徒歩7分、興福院から南に徒歩8分

大仏鉄道記念公園周辺地図