【南城戸町(奈良市)】はどんな所?【町家も残る中街道沿い】

市内名鑑

ならまちエリアの西側に位置し、一部町家なども残される「南城戸町」界隈。こちらでは、地域の地理や歴史・地名の由来などといった各種の基本的な情報についてご案内をしていきます。

地理・概要

読みみなみじょうどちょう
交通近鉄奈良駅から南に徒歩約9~12分
JR奈良駅から南東に徒歩約14~17分
※運行日限定のぐるっとバス「元興寺・ならまち」バス停も利用可能
人口約170人(2021年現在)
校区春日中学校・済美小学校
三笠中学校・椿井小学校
※それぞれ町内の一部地域
郵便番号630-8341

奈良市の「南城戸町」は、近鉄奈良駅から「小西さくら通り」を抜け、更にしばらく南に進んだ先に位置する地域です。

町内は「ならまち」エリアの西側に位置し、基本的にはごく一般的な住宅街となっていますが、一部では古い町家建築なども残されています。

観光客の数はこれより東側の「ならまちエリア中心部」と比べるとかなり少ない地域ですが、後述するようなみどころもある他、茶粥で有名な「塔の茶屋」などの飲食店も見られ、この地域を目的地の一つとして訪れる方も一定数いらっしゃいます。

歴史・地名の由来・みどころ

南城戸町周辺には「城戸」を名乗る地名が他に2か所見られます(東城戸・西城戸)、この地名については、春日大社の神鹿を保護するための門が設けられていたことに由来するとも、立派な城門があったとも、当て字の問題であるともされ、いくつかの説があるようです(参考『奈良町風土記』)。

また、町内を南北に伸びる道は、近世には「中街道」として栄えたルートでもあり、かつては遠距離を移動する人々が大勢行き交う空間であったと考えられます。

みどころとしては、必ずしも観光地という訳ではありませんが文化財指定を受け案内板なども設置されている現役の住宅・町家建築である「細川家住宅・森家住宅」が見られます。

また、奈良公園の生態系を考える上で極めて重要な「糞虫」の存在に特化した私設博物館「ならまち糞虫館」も町内の少し奥まった路地沿いにあり、静かな人気を集めています。

南城戸町周辺地図

南城戸町は、北側を南中町・南風呂町、西側を南袋町、南側を西木辻町・鳴川町、東側を陰陽町・脇戸町と隣接しています。