東京~京都間の交通・アクセスをシンプルに解説

関西・京阪神

日本国内でも長距離の移動が多い都市間の代表格でとも言える「東京~京都」間の移動・アクセス。

こちらでは、はじめて移動する方などにもわかりやすく「移動手段には何があるのか」・「どのルートをどういう時に使えばよいのか」・「各ルートの詳細」をなるべくシンプルに解説していきます。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、都道府県間などの移動の自粛が呼びかけられている場合があります。ご旅行やご移動にあたっては、感染状況や各種の呼びかけなどを予めよくご確認の上慎重にご判断ください。

移動手段には何がある?

東京から京都への交通手段としては、一般的なアクセス手段としては以下の2つがあります。

1.東海道新幹線(東京駅~京都駅)
2.高速バス
(東京駅八重洲南口~京都駅烏丸口など)

また、特定の目的のみに使われる移動手段、またはあまり使われないマイナーな移動手段としては

3.LCCなどの飛行機
4.JR在来線(青春18きっぷの活用など)

どれを使えばよいの?

東京から京都への交通手段に何を使えばよいのか。これは非常にシンプルな問いと答えになります。

普通に移動したい・早く移動したいなら「新幹線」を使いましょう。

何かこだわりや希望がある訳でなければ新幹線」を使いましょう。

交通のことはよくわからない。と思ったら「新幹線」を使いましょう。

とにかく格安で移動したい場合は、「高速バス」の利用もおすすめです。
また、青春18きっぷ利用期間の場合は在来線による格安旅行も可能です。

ハイグレードな座席で移動したいならば、新幹線のグリーン車がありますので、直接アクセス出来ない航空便(JAL・ANA)を使う必要はありません。

高速バスと新幹線の中間的な費用が掛かる移動手段としては「LCC(格安航空会社)」の活用もあります。空港への移動の手間が掛かりますが、高速バスより所要時間が短いというメリットもあります。

東京~京都間のアクセス手段としては、ざっくり言えば特に何も思うところがなければ「新幹線」を使っておけばそれで構いません。

絶対安く移動したい。という場合など「安さ」にこだわる場合は「高速バス」なども検討に入りますが、現実問題としては人数ベースで東京~京都間を移動する方のほとんどは新幹線を利用しています。

一部では、各自のビジネスの関係上「高速バス」を筆頭に解説したり・極端におすすめしたりしている記事が一部で見られますが、高速バスルートは格安で移動出来る「選択肢」の一つであって、京都へアクセスするメインの移動手段とは言えません。

新幹線で東京~京都間を移動する

ルート・運賃・所要時間

ルート:JR東京駅・品川駅~JR京都駅
利用する列車:基本的に「のぞみ号」

運賃・料金=14,170円(のぞみ号指定席利用)・13,320円(のぞみ号自由席利用)・19,040円(のぞみ号グリーン席利用)

所要時間:約2時間10分程度(のぞみ号利用の場合)

お得なきっぷ・料金制度など

東京~京都間の新幹線で利用可能なお得なきっぷ・お得なサービス類は以下のようなものがあります。様々な条件・制約がある場合もありますので、利用にあたっては事前に確認が必要です。

なお、価格や発売・設定状況は随時変更となっている可能性がありますので、その点もご注意下さい。

きっぷの名称料金利用にあたっての条件・確認事項
EXこだまファミリー早特9980円ネット会員限定・2名以上限定・3日前までの予約限定・こだま号限定・繁忙期には利用不可の場合あり
ぷらっとこだま10500〜11900円こだま号限定
EX早特2111000円ネット会員限定・21日前までの予約限定・利用可能列車限定
EXのぞみファミリー早特12020円ネット会員限定・2名以上限定・土休日限定・3日前までの予約限定・繁忙期には利用不可の場合あり
EX予約サービス13070円ネット会員限定
e特急券E※13270円特急券のみの設定・乗車券は別途購入要(※料金は通常運賃との合計金額で表示)
新幹線回数券(普通車指定席用)※13310円6枚つづり79860円(※料金は1枚あたりの金額で表示)
スマートEXサービスS13650〜13970円ネット会員限定

なお、京都へ宿泊のご予定がある場合、JR東海ツアーズをはじめ主要な旅行会社が発売している「JR+ホテル(宿)セットプラン」などのご利用もおすすめします。セットプランの場合、場合によっては各種お得なきっぷよりも実質的には更にお得に移動可能な場合も少なくありません。

最も便利なルートです

新幹線を利用するルートは、東京~京都間を移動する上での基本中の基本・最も便利なルートです。東京駅から京都駅へ乗り換えなし・最速で移動出来る新幹線は、料金は確かに高いかもしれませんが、その価格に相応しい利便性を誇ります。

本数も非常に多く、時期によっては数分おきで「のぞみ号」が運行されており、地下鉄並みの「待たずに乗れる」環境となっています。

なお、お得なきっぷ・料金制度・格安プランなどを利用する場合、会員制ネット予約「エクスプレス予約」の一部商品を除き、上記でお示ししている通り各種の「条件(~限定など)」があります。

例えば「こだま号限定」の場合所要時間は3時間以上になりますし、利用出来る列車か限られている場合、いつでも待たずに乗れるという訳ではありません。また、2名以上限定の場合、そもそも一人旅や一人での出張などにはご利用頂けません。

お得な形で新幹線を利用したいという場合、条件などをあらかじめご確認頂いた上でご利用頂くことをおすすめします。

高速バスを利用

運賃:約2000円前後~15000円前後
※昼行・夜行、座席の種類、車内設備、運行会社などにより運賃は大きくことなります。
所要時間:約7時間台~9時間台程度

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、他の交通機関と比較しても多くの路線・便数が運休となっていますのでご注意下さい。

◇のりば
・最も一般的なJRバスの場合東京都八重洲南口・バスタ新宿を経由
・その他運行会社は各社によりのりばの位置が異なる場合があります。

高速バスについては、最大手のJR高速バスからやや小規模な運行会社も含め、昼行便・多数の夜行便が運行されています。それぞれを細かく区別することは必ずしも簡単ではなく、一概にどの路線が便利。ということは出来ません。

利用する上での基準としては、運賃の額に加え座席の構造(ゆったりした3列シート・やや狭い4列シートなのか)・のりばやおりばの場所(東京側の出発地)・運行時間帯など様々な尺度がありますので、それぞれの状況に応じた利用路線を探して頂ければと思います。

なお、複数の路線が京都が終点ではなく、大阪・神戸などへ向かう途中に京都駅八条口へ立ち寄る形になっていますので、その点は予めご確認下さい。

飛行機を利用

運賃:約5000円前後~30000円前後(航空運賃及び空港アクセス運賃込み)
所要時間:約3時間~(関空経由の場合約4時間~)

関空経由のルート:東京駅など~成田空港~(LCC利用)~関西空港第2ターミナル~(リムジンバスまたは電車)~京都駅など

東京駅~成田間空港リムジンバス所要時間約1時間~
運賃1300円~
関空~京都駅間リムジンバス所要時間約1時間30分~
運賃2600円
東京駅~成田間特急成田エクスプレス所要時間約1時間~
運賃・料金3070円(指定席)
関空~京都間特急はるか号運賃・料金3430円(指定席)

飛行機を利用するルートは、羽田~伊丹空港・成田~関西空港の2つのルートがありますが、原則として羽田空港~伊丹空港(大阪空港)のルートを移動して京都に行くことはおすすめ出来ません

羽田から利用可能なJAL・ANAの航空便の場合、運賃は新幹線並みかそれ以上に高い上、空港を行き来するという「移動の手間」が生じるので、新幹線を上回る利点は現実的にほとんどありません。上質な移動空間を望まれる場合は、新幹線のグリーン席を利用することをおすすめします。

一方、成田~関空間については「LCC(格安航空会社)」が就航していますので、こちらは新幹線よりもコストパフォーマンスに優れた「格安ルート」として利用するメリットがあります。

航空運賃は5000円前後の場合もあり、空港への移動コストを考慮しても新幹線よりも安くなる場合が多く、所要時間は高速バスより圧倒的に早いため、乗り継ぐ手間が苦にならない場合はLCCの利用を検討してみてもよいでしょう。

空港への移動は、東京~成田間・関空~京都間ともにリムジンバスまたは電車が利用可能です。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で運行本数などが変更となっている場合もありますので、その点はご注意下さい。

在来線(青春18きっぷ)を利用

ルート:東京駅~(東海道本線)~京都駅
乗り換え駅:利用する時間帯・列車により異なりますが、概ね「熱海・沼津・興津・静岡・浜松・豊橋・米原」駅などで乗り換えることになります。

運賃:青春18きっぷの利用で実質2410円(12050円で5日・5回分)
※通常運賃は8360円
所要時間:約8時間30分~9時間

春・夏・冬の一部期間のみご利用可能な「青春18きっぷ」。こちらはJR各線の在来線普通・快速列車が乗り放題となりますので、東京~京都間を全て在来線で移動しようという「強者」も時にはいらっしゃいます。

在来線の場合、東海道本線を東京駅・品川駅などからひたすら西に進めば最終的に京都駅に到着しますので、ルートとしてはさほど難しいものではありません。乗り換えについては、利用する時間や列車により異なりますが、4~6回程度の乗り換えが必要です。

「座れるかどうか」については、例えば利用時間帯がラッシュ時間帯に重なる列車は難しい場合がありますが、基本的には大抵の区間で座れることが多くなっています。

まとめ

東京~京都間の交通手段・アクセスについては、特にこだわりや特別な希望条件がない場合、原則として都心から都心へと移動可能な「新幹線(JR線・のぞみ号)」のご利用を強くおすすめします。

新幹線は本数も非常に多く、所要時間も2時間少々と全てのアクセスルートの中で最短となっています。料金は決して安いとは言えませんが、条件付きで「お得なきっぷ」類も複数ご利用可能です。

コストパフォーマンスに優れたアクセス手段としては、高速バスが様々な運行会社により、様々な車内設備を持つバスが運行されています。所要時間はかなり長くなりますが、夜行の場合は時間を効率的に使うことが可能です。

比較的コストパフォーマンスが良く、所要時間もある程度短い移動手段としては、成田空港~関西空港間をLCC(格安航空会社)で移動するというものがあります。なお、こちらは空港へのアクセスの手間が掛かります。

青春18きっぷを活用する場合、所要時間はかなり長丁場となりますが、実質2000円台で東京~京都間を移動することも可能です。