【西新屋町(奈良市)】はどんな地域?【庚申さんも】

市内名鑑

ならまちエリアの一角に広がり、「奈良町庚申堂」などがある地域として知られる「西新屋町」。こちらでは、地域の地理や歴史・地名の由来・みどころなど各種の基本的な情報を解説してまいります。

地理・概要

読み方にしのしんやちょう
交通近鉄奈良駅から南に徒歩約11~13分
JR奈良駅から南東に徒歩約17~19分
人口約70人(2021年現在)
校区春日中学校・済美小学校
郵便番号630-8334

奈良市の「西新屋町」は、ならまちエリアの中心部にも近い場所に位置する町です。町内は古い建築も一部で残される一般的な住宅地となっていますが、「奈良町豆腐庵こんどう」・「ボリクコーヒー(bolik coffee)」を筆頭に観光客向けの店舗も見られ、観光施設「奈良町資料館」もあることから、通過するのではなくならまちの「目的地」として町内を訪れる観光客も少なくありません。

歴史・由来・みどころ

町内に鎮座する「率川神社」

一帯にはこの「西新屋町」に加え、中新屋町・芝新屋町と「新屋」と名の付く町が3つ(三新屋と呼ばれる)あり、いずれも地名の由来はかつて元興寺の境内地・伽藍であった場所に新しく家屋が建ったことに由来(室町時代頃に元興寺の伽藍が焼失、更地化しその後人家が建設)します。また、別名としては吉祥堂町・鍛治町という名前でも呼ばれていたことがあったようです(参考『奈良町風土記』)。

町内にはならまちエリアで盛んであった「庚申信仰」の拠点である「奈良町庚申堂」があり、現在は「身代わり申(さる)」の存在もあり、観光客からの知名度も高くなっています。

また、各種の民具など奈良町の生活のありようを紹介する「奈良町資料館」もあり、こちらも観光客が多く訪れる場所になっています。

この他「率川神社」と呼ばれる小さな神社もあり、こちらは参拝することは出来ませんが、元興寺の鎮守関連として飛鳥から遷座した神様であるともされています。

西新屋町周辺地図・交通

西新屋町は、中新屋町・芝新屋町・高御門町・鳴川町・元興寺町と隣接しています。

交通は、近鉄・JR奈良駅からは徒歩によるアクセスが可能な地域です。バスは奈良交通「北京終町(市内循環)」バス停や、運行日限定のぐるっとバス奈良公園ルート「元興寺・ならまち」バス停が利用可能ですが、やや距離があります。

車については、主要な通りからの距離がある上に、町内に入るルート全てが極めて狭い・通行が一部難しいなど地域住民の方を除いては「マイカーで通行しないことが無難な地域」です。観光などで訪れる場合は、電車や徒歩・バスなどの利用がおすすめです。