【春日野町(奈良市)】とはどんな地域?【神域】

市内名鑑

町内の大半が春日大社の境内または関連する地域(春日山原始林・飛火野など)である奈良市の「春日野町」。こちらでは、地域の歴史や地理など基本的な情報についてご紹介していきます。

地理・概要

読みかすがのちょう
交通奈良交通バス「春日大社本殿」・「春日大社表参道」・「氷室神社・国立博物館」・「東大寺大仏殿・春日大社前」・「東大寺大仏殿・国立博物館」・「奈良春日野国際フォーラム甍前」・「東大寺大仏殿」・「破石町」バス停
ぐるっとバス大宮通りルート「春日大社本殿」・「大仏殿前駐車場」バス停など
※この他運行日限定のぐるっとバス若草山麓ルートも運行
近鉄奈良駅から南に徒歩約10分~1時間以上
JR奈良駅から南東に徒歩約22分~1時間以上
人口約85人(2021年現在)
校区若草中学校・鼓阪小学校
飛鳥中学校・飛鳥小学校
郵便番号630-8212

奈良市の「春日野町」は、奈良駅周辺からは東にやや離れた世界遺産「春日大社」周辺の広範囲を区域とする町です。

春日大社境内の風景

町内は春日大社の広大な境内地や春日山原始林・飛火野といった春日大社の神話にゆかりを持つ場所が大半であり、このほか奈良公園内浮雲園地、また奈良国立博物館や氷室神社周辺エリア、若草山の南側エリアなども区域に含んでいます。

観光地または原始林が大半を占めるため、人家は若草山周辺や春日大社境内の南側のごく一部に限られており、居住者は少ない地域ですが、奈良を代表する観光地・観光地へのアクセスルートを含むため、観光客は非常に多く訪れる場所となっています。

歴史・由来・みどころ

春日野という地名は、その名の通り春日大社に関わる場所ということで呼ばれる地名であり、とりわけ春日山原始林など多くのエリアは春日大社の神聖な区域として、古い時代から厳重に保護・保全されてきた地域となっています。

現在は観光地として、若草山麓周辺などにはお店なども立ち並んでいますが、これらの多くは明治期から建つようになった(参考『奈良町風土記』)とされ、近代以降博覧会や正倉院展の前身となる展覧会の実施などもあり、奈良の観光地化とともに歩んできた地域と言えるでしょう。

もっとも、かつての「南都八景」には「春日野鹿」の記述もありますので、旅人が訪れるといったより厳密な意味での観光地化はこれらが一般化した江戸時代から進み始めていたとも考えられます。

なお、春日大社や奈良公園関連の各みどころについては、上記の記事で詳しく解説しております。

交通

交通アクセスについては、奈良駅から離れた場所にありますので、特にJR奈良駅からのアクセスはバスのご利用が無難です。バスは主なバス停を挙げると以下のようなものがあり、場所によって利用バス停が異なります。

エリアバス停奈良駅からの行き先運行間隔
奈良国立博物館周辺奈良交通「氷室神社・国立博物館」・「東大寺大仏殿・春日大社前」バス停
※駅へのお帰りは「東大寺大仏殿・国立博物館」バス停から
「市内循環・外回り」・「高畑町」・「山村町」・
「鹿野園町」行きなど
約数分~15分間隔
春日大社周辺奈良交通・ぐるっとバス「春日大社本殿」バス停「春日大社本殿」行き奈良交通:約10~30分間隔
ぐるっとバス:平日30分・土日祝日15分間隔
飛火野周辺奈良交通「春日大社表参道」バス停「市内循環・外回り」・「高畑町」・「山村町」・
「鹿野園町」行きなど
約数分~15分間隔
奈良春日野国際フォーラム甍「奈良春日野国際フォーラム甍前」バス停「春日大社本殿」行き奈良交通:約10~30分間隔
ぐるっとバス:平日30分・土日祝日15分間隔

なお、ぐるっとバス「大宮通りルート」は大和西大寺駅・平城宮跡・近鉄奈良駅方面と春日大社を結ぶ大変便利なルートですが、JR奈良駅は経由しませんのでご注意下さい。

お車では、氷室神社周辺の民間駐車場・春日大社運営の駐車場などがありますが、観光シーズンは交通が集中して慢性的な渋滞が見られるため、公共交通機関・徒歩によるアクセスがおすすめの地域です。

自転車については、春日大社の境内や飛火野、奈良公園一帯などは立ち入りが出来ない場所が大半を占めており、バス通り沿い以外を通ることは難しいため、レンタサイクル・シェアサイクルも含め利用はおすすめできません。

春日野町周辺地図

春日野町は、北側を雑司町、西側を登大路町、南側を高畑町、東側を誓多林町と隣接しています。