【赤膚町】地域の基本情報【やきもので有名】

市内名鑑

良質な土から作られるやきもの「赤膚焼」の産地として知られる奈良市の「赤膚町」。こちらでは、地域の地理・歴史・交通など各種の基本的なデータをご紹介していきます。

地理・概要

読みあかはだちょう
交通奈良交通バス「赤膚山」バス停
人口約290人(2021年現在)
校区京西中学校・六条小学校
郵便番号630-8035

奈良市の「赤膚町」は、市内南西部、西ノ京丘陵と呼ばれるゆるやかな丘陵地の上に位置する町です。

奈良森林管理事務所

町内は、周囲が郊外住宅地となっているのに対し、森林が多く残されている地域(大亀谷国有林)であり、道路沿いには国有林があるつながりから林野庁の「奈良森林管理事務所」や公務員宿舎が立地するほか、赤膚焼の窯元などが立ち並ぶ地域となっています。

歴史・みどころ

歴史としては、周辺は良質な土が採れることからかなり古い時代からやきものの産地として知られており、豊臣秀長の時代には発展し、茶人である小堀遠州の指導を受けた七つの窯元「遠州七窯」に含まれるともされています。

近世に入ると一時期衰退したようですが。江戸時代の後半には名工である奥田木白(おくだもくはく)により中興が図られ、郡山藩の庇護を受けるなどして一層発展、幕末以降「赤膚焼」という名称が広く使用されるようになりました。

なお、地名の由来は赤色に焼けるやきものの土の色とも考えられますが、詳細ははっきりしていません。

町内には赤膚焼の窯元のうち、「赤膚山元窯 古瀬堯三」・「大塩正人(おおしおまさんど)窯」の2件が拠点を構えており、赤膚焼の作品が生み出されているほか、一部体験なども行われています。

その他には、地域の神様として立派な鎮守の森と長い参道を持つ「五条山天神社」が町内に鎮座しています。

交通

赤膚町は、徒歩でアクセスしやすい最寄り駅はありません。基本的には近鉄学園前駅より奈良交通バス「赤膚山」行きを利用し、終点「赤膚山」バス停下車が便利です。

バス便は朝ラッシュ時には頻発、昼間も15分おきの運行で利便性は比較的高くなっており、赤膚焼関連で訪れる場合にも、バスのご利用が可能です。

道路交通については、北へ進むと学園前駅方面へはアクセスしやすくなっているほか、バス停北側の角を右折することで、西ノ京駅方面へ抜けることも可能です。自転車は坂道が周辺に多いため、とくに北側の地域とのアクセスには少し使いにくいかもしれません。

赤膚町周辺地図

赤膚町は、北側を中町、西側を中町と青垣台(1丁目)、南側を六条緑町(1・2丁目)・六条西(2丁目)、東側を五条西・五条畑(1丁目)と隣接しています。