【水門町】地域の基本情報【東大寺に隣接する屋敷街】

市内名鑑

東大寺境内と隣接する奈良「きたまち」の南東端にあたり、依水園といった観光地などがあることでも知られる「水門町」界隈。こちらでは、地域の地理・歴史・みどころに関する基本的な情報を解説していきます。

地理・概要

読み方すいもんちょう
交通近鉄奈良駅から北に徒歩約9~14分
JR奈良駅から北東に約25~30分
奈良交通バス「押上町」・「県庁東」バス停
人口約130人(2021年現在)
校区若草中学校・鼓阪小学校
郵便番号630-8208

奈良市の「水門町」は、奈良の主要観光地である奈良公園の北側、東大寺大仏殿のすぐ西側に広がる地域です。

町内は一部が観光客が多く訪れる美しい日本庭園、また東大寺境内地の一部である西塔跡・東大寺ミュージアムなどの敷地となっている一方、奈良屈指の「お屋敷」が立ち並ぶ区域でもあり、立派な塀を持つ重厚な和風建築が複数見られます。

なお、近年は観光地化が一層進み、「夢窓庵」・「akordu(アコルドゥや)」「そば処 喜多原」やその他カフェなど飲食店も多く見られるようになっており、この一帯を目的地として訪れる人々も増えています。

地形としては、東に向かって少しだけ傾斜地になっており、町内を東西に「吉城川」が流れています。

歴史・由来・みどころ

水門町という地名は、町内を東大寺境内方面から「吉城川」が流れており、そこに水門を設けたことから水門町と呼ばれるようになったという由来が伝わっています。なお、かつては東西南北の水門町に分かれていたともされます(参考『奈良町風土記』)。

歴史としては、東大寺の境内地であった時代も長く、本来は塔頭寺院などが立ち並ぶ区域であったと考えられますが、戦国時代の松永久秀による焼き討ちなどで建物が失われ、その後は次第に一般の奈良町の一部へと置き換わっていったと考えられます。

町内のみどころとしては、奈良で最も大きな日本庭園である「依水園」が最も有名です。こちらは園内に「寧楽美術館」も併設されています。

また、東大寺関係のものとしては、紅葉や八重桜が美しい「西大門跡」と静かな風情が広がる「西塔跡」、また東大寺ミュージアムの敷地も水門町内に位置します。

また、奈良を代表する写真家である入江泰吉の旧居も町内にあり、現在は一般公開がなされています。

水門町は観光客が通年多く見られる地域で、東大寺戒壇堂へは奈良駅方面から徒歩での最短ルート上にもあたり、大仏殿参拝に訪れる人が通ることも多くなっています。

水門町周辺地図・交通

水門町は、北側と東側を雑司町、西側から南側にかけて油留木町・登大路町に隣接しています。

交通は近鉄奈良駅からは徒歩でアクセス可能な範囲にあたります。バスの場合JR・近鉄奈良駅より「青山住宅」・「州見台八丁目」行きを利用の上「押上町」バス停の下車、または「市内循環・外回り」または「高畑町」・「春日大社本殿」行きを利用の上「県庁前」バス停の下車が最寄りです。

なお、観光で訪れる場合、タクシーでアクセスされる方も目立つ地域です。

道路については町内に観光客向けの駐車場があり、マイカーで訪れることが可能です。なお、人通りも多く奥へ進むと細い道へと変わりますので、徒歩・公共交通機関によるアクセスもおすすめです。