【大和田町】地域の基本情報【矢田丘陵周辺の里山・農村】

市内名鑑

奈良市の南西端に位置し、矢田丘陵沿いののどかな風景が広がる「大和田町」。こちらでは、地域の風景や地理など基本的な情報をご案内してまいります。

地域の概要

読みおおわだちょう
交通奈良交通バス「丸山橋」・「若草台」・「長柴橋」・「荒新田」・「木島」バス停
人口約300人(2021年現在)
校区富雄南中学校・富雄南小学校
郵便番号631-0055

奈良市の「大和田町」は、市内の南西端、大和郡山市と隣接する位置に広がる町です。町内は東西に2.5キロ以上と細長く、ほぼ全域が里山もしくは田園風景・農村風景が広がる実にのどかな地域です。

住宅についても、若草台の団地が広がる丸山地区と隣接する一部を除き、古くからの農家建築が大半を占め、中には重厚な日本家屋も残されているなど、郊外住宅地のイメージが強い奈良市西部の主要な地域とはまた異なった風景が残されています。

実にのどかな風情が広がる大和田町一帯

田園風景は主に富雄川沿いに広がり、西方向が矢田丘陵の里山となっています。

歴史・みどころ

歴史としては、富雄地域でも最も古い歴史を持つ場所とされており、農村地域として古くから存在した地域です。なお、神話に残る神武天皇と長髄彦の戦いは富雄川沿いで行われたとされることから、大和田町一帯にも戦いの地と称する場所など、長髄彦に関わる伝承が残されています(参考『奈良町風土記』)。

町内は北の端を「暗越奈良街道」が通り、街道沿いには、街道の「宿場」であった建築として「追分本陣村井家住宅」が現存しています。こちらは公開はされていませんが、奈良独自の「大和棟」の建築様式も含め、茅葺きの風情ある建物の外観をご覧頂けます。

また、奈良県が整備した「矢田山遊びの森」の敷地も大和田町内に含まれ、ハイキングなどを楽しんで頂けるようになっています。

山の奥へと入った場所には「滝寺」と呼ばれるお寺の跡もあり、現在は8世紀の初め頃に造られたと考えられる白鳳様式の「滝寺跡磨崖仏」が残されています。石仏は奈良県指定史跡であり国の文化財指定などは受けていませんが、奈良時代前半に遡る磨崖仏は全国でも珍しい存在となっています。

大和田町周辺地図・交通

大和田町は、奈良市中町・丸山・石木町、大和郡山市矢田町・城町と隣接しています。

交通は、駅から徒歩でアクセス可能な範囲とは言えませんので、公共交通は奈良交通バスを利用することになります。

主要なバス停としては「丸山橋」・「若草台」・「長柴橋」・「荒新田」バス停が利用可能で、学園前駅行きのバスは「長柴橋」・「荒新田」バス停からは約30分おき、「丸山橋」・「若草台」バス停からは富雄駅・学園前駅行きのバスがそれぞれ約1時間おきの運行です。また、南東側からは近鉄郡山駅行きのバスが「木島」バス停から利用可能です。

道路については、富雄川沿いを通る県道7号線、大和郡山市を縦断する県道249号線がそれぞれ4車線で整備されており、マイカーによる移動は便利な地域です。