【五条(奈良市)】とはどんな所?【閑静な住宅街には「奥の院」も】 | 奈良まちあるき風景紀行

【五条(奈良市)】とはどんな所?【閑静な住宅街には「奥の院」も】

市内名鑑

世界遺産の唐招提寺にほぼ隣接する場所から広がる奈良市の「五条」地域。こちらでは地域の基本的な情報について解説していきます。

地理・概要

読みごじょう
交通近鉄西ノ京駅から徒歩約3分~15分
近鉄尼ヶ辻駅から徒歩約5分~20分
人口約1550人
校区京西中学校・伏見南小学校(1丁目)・六条小学校(2丁目・3丁目)
郵便番号630-8033

奈良市の五条地域は、近鉄尼ヶ辻駅の南西・西ノ京駅の北西側に位置する地域で、世界遺産である唐招提寺とは東側が隣接する形となっています。

地域は東西に細長く1キロ程度の長さを持っており、1丁目から3丁目までに分かれており、垂仁天皇陵近くには美しい田園風景が残るなど、一部にかつての農村集落の面影がありますが、大半の地域は昭和期に開発されるなどした新興住宅地が占めています。

天皇陵周辺は田園風景が広がる

五条地域内には特筆すべき大きな店舗や道路などはなく、概ね閑静な住宅地ですが、薬師寺奥の院としてしられる龍蔵院があり、その墓地が広い範囲を占めているほか、唐招提寺寄りの場所には五条西山共同墓地もあり、やはり広い墓地となっています。

居住環境

1丁目付近の住宅街

不動産については、昭和期等に開発された戸建て住宅が多くなっており、一部ではミニ開発の新築物件も見られます。

価格としてはリーズナブルな水準で、流通はさほど多くはありませんが中古は1000万円前後~・新築は2000万円台から見られます。また、戸建てが目立つため賃貸物件もそれほど多くはありませんが、ファミリー世帯向けで5万円台の物件などもあり、奈良市内ではコスト面で住みやすい地域の一つと言えるでしょう。

西側へ行くと複数のお店も

生活利便性については、駅前ではなく細い道も多いため市内の他地域と比べて特段便利な地域とは言えませんが、「プライスカット 西の京店」・「ジュンテンドー 西の京店」をはじめ各種店舗などが集まる地域が西側にあり、五条地域でも西側の地区は徒歩で買い物がしやすい環境となっています。

また、少し離れた六条山地域周辺は、大規模病院(奈良県総合医療センター・国立奈良医療センター)が2か所ある奈良県最大級の医療ゾーンとなっています。

交通

公共交通機関については、近鉄尼ヶ辻駅または近鉄西ノ京駅の利用が基本です。概ね1丁目は尼ヶ辻駅がやや近く、2丁目と3丁目は西ノ京駅寄りとなります。駅までは徒歩数分~15分程度で、それほど遠くはありません。

バスについてはJR奈良駅方面などへアクセスする場合、奥柳・六条柳町・西ノ京駅バス停から利用することになりますが、やや離れています。この他ジュンテンドー近くを通るバス路線(赤膚山・医療センター方面)もありますが、こちらは本数が1日数本と利用には適していません。

都心部ではないという土地柄からマイカーを利用される方も多い地域ですが、道路は狭い地域です。周辺の主要な通りを含め、まともな2車線の道路はなく、特に大型車が通る場合などは対向に気を遣う必要があります。また、地域内の道路は更に狭く、どこへつながっているかもわかりづらいため、初見の方には厳しい道路環境でしょう。

なお、一部は坂道がありますが、比較的平坦な地域でもあるため、自転車や原付を利用される方も比較的多い地域です。

歴史・みどころ

五条地域には、唐招提寺奥の院として知られる「西方院」、薬師寺奥の院として知られる「龍蔵院」があります。

なお、五条という地名はかつての平城京「五条大路」に由来するものですが、現在特段の痕跡・面影がある訳ではありません。五条大路は概ね龍蔵院の南側付近を東西に通っていたものと推測されます。

世界遺産の唐招提寺・薬師寺も徒歩圏で、歴史ある風景の中ををいつでも散策できる環境です。

地図

五条地域は、北側を尼辻西町、西側を平松、南側を六条・西ノ京町、西側を五条町と隣接しています。

周辺には、「五条」と名の付く地名がこの「五条」の他に、「五条畑・五条西・五条町」と複数ありますので、間違えないように注意が必要です。