【大宮町(奈良市)】とはどんな所?【人口密集地・業務地区】

市内名鑑

奈良で最も大きな通り「大宮通り」沿いに位置し新大宮駅・JR奈良駅からも近い「大宮町(おおみやちょう)」エリア。こちらでは町内の基本的な情報(居住環境などを含む)についてご紹介していきます。

地理・概要

読み方おおみやちょう
交通近鉄新大宮駅から徒歩すぐ~約12分
JR奈良駅から北西に徒歩約2~20分
近鉄奈良駅から西に徒歩約7~30分
奈良交通バス「新大宮駅」・「大宮町五丁目」・「大宮町一丁目」・「油阪船橋商店街」バス停
人口約8500人(2021年現在)
校区三笠中学校・大宮小学校
郵便番号630-8115

奈良市の「大宮町」は、奈良で最も車線の広い大通りの一つ「大宮通り」沿いに広がる地域であり、全てのエリアが市街地となっています。町内は全域が平地で、町の西端部を「桜並木」で有名な佐保川が流れています。

範囲としてはJR奈良駅の北側(「天然温泉 吉野桜の湯 御宿 野乃 奈良」付近)から、近鉄新大宮駅の南側を含む佐保川沿いまでの東西1キロ以上、比較的広い範囲にまたがります。町内は東から順に1丁目~7丁目まであり、人口は全体で8000人を越え、人口密度は1万5千人規模とかなり発展した市街地となっています。

大宮町を東西に通る大宮通り

大宮通り沿いには各大企業などの支店ビルが立ち並ぶほか、奈良中央郵便局も町内にあり、大規模なマンションは数十棟単位で立ち並んでいるなど奈良市の中では中心的エリアの一つと言え、新大宮駅周辺は飲食店もかなり多いため、夜間も含めて人通りが比較的多い地域でもあります。

奈良市という場所は、いわゆる「夜の街」が全国一少ない県庁所在地として言って差し支えない都市ですが、大宮町6丁目地域については、奈良では例外的に地域全体がちょっとした歓楽街になっており、奈良県内ではやや異色の地域となっています。

歴史・由来

大宮町に含まれる地域は、奈良の主要観光地である奈良公園・東大寺や興福寺からそれほど離れてはいません(自転車で10~20分程度)が、地域自体は必ずしも歴史が深い場所・様々な史跡がある場所。という訳ではありません。

地域の歴史を見ると、この地域は奈良市の旧市街地(いわゆるならまち)エリアと異なり、昭和の高度経済成長期まではほとんどの地域が田んぼや畑、荒れ地などであった場所で、集落やお寺・神社などは事実上何もない地域でした。実際に、大宮町は広いエリアを持ちながら、神社やお寺は一つもありません。これは奈良市内では学園前などの郊外住宅地を除いては、非常に珍しいことです。

周辺エリアの開発は、概ね戦後、高度経済成長期以降に本格化しました。周辺は田園風景が広がっていたもの住宅開発が進み、1968年には近鉄新大宮駅が開業し、その後近くに奈良市役所が移転してきたことから副都心としての位置づけがなされるようになります。昭和の終わりに近づく頃には企業関係のオフィスビルやマンション開発が活発化し、平成時代にかけても毎年のように多数のマンションが建設され、大阪市内などと大差ない密度の高いまちへと変貌していきました。

居住環境

人気エリア・マンションが多め

マンションが目立つ大宮町一帯

大宮町一帯は、奈良市内では学園前駅・学研奈良登美ヶ丘駅・近鉄大和西大寺駅周辺などに並ぶ「人気の地域」です。

不動産物件としては戸建てよりもマンションが多く、各種賃貸物件も充実している他、中古マンションや新築マンションも流通しています。不動産価格は「高い」地域ではありませんが、需要も高いため値崩れも起こしにくく、築40年でも2000万円以上の値が付く中古マンションも見られます。

一方、賃貸については様々な家賃水準があり、ワンルーム物件も多いため2万円台などの格安物件も一部で見られます。

なお、市街地の開発は昭和の中頃から急速に進み、現在は奈良市で最も密度の高い市街地になっていますが、歴史が浅い分地域のローカル色は薄く、転勤世帯や転入世帯が非常に多いなど、誰でも住みやすい(近所付き合いが少ない場合が多い)地域と言えるでしょう。

生活利便性は非常に高い

新大宮駅周辺

都心部に位置するため、生活利便性は非常に高く、徒歩圏にスーパーイズミヤや中村屋・サンディの他、大規模商業施設「ミ・ナーラ」もあります。また新大宮駅が近い事から銀行やクリニックなど各種生活利便施設も充実しており、市役所も近いため行政手続きにも難儀することがありません。また、飲食店の数も奈良市内では最も多い地域の一つです。

治安や生活環境については、環境のよい奈良市ですので概ね落ち着いた環境ではありますが、奈良市内では最も人口密度が高く、人通りも多い地域ですので静かなまちとまでは言えません。また、大宮町6丁目地域に関しては奈良では珍しい飲食店街・歓楽街であるため、夜間の人通り・居酒屋などを利用する客層も見られます。

交通

公共交通(電車)が便利な地域

近鉄奈良線「新大宮駅」

近鉄新大宮駅・JR奈良駅からすぐの徒歩圏に含まれる大宮町一帯は、鉄道の利便性が非常に高く公共交通機関を利用する方が目立つ地域です。

新大宮駅からは大阪難波へ10分おき、JR奈良駅からは天王寺・大阪駅(梅田)へ15分おきに電車が走っているため、利便性は大阪周辺や首都圏と大差ありません。大宮町内から各地への通勤・通学に、また大宮町内の事業所への通勤にも電車は非常に多く利用されています。

なお、公共交通機関でも奈良交通の路線バスについては、鉄道でカバーされているため利用は少なく、ミ・ナーラ方面や高畑町方面を結ぶバスなどが大宮通りを走りますが、本数も少な目です。

一部で車を持たない世帯も・自転車利用は多め

マイカーについては、鉄道の利便性が高いため一人暮らしをされる方などは車を持っていない世帯も一定程度見られますが、ファミリー世帯の方はマイカーを利用してイオンモールなどへ出かける方も多くなっています。駐車場については、月極の場合1万円前後は見ておく必要がありますが、大都市圏と比べるとリーズナブルな価格となっています。

この他、土地が平坦で坂道が存在しないため、自転車の利用もかなり多い地域であり、買い物や通勤・通学に自転車を活用する方もかなり目立ちます。

大宮町周辺地図

大宮町は、北側を芝辻町(1・2・4丁目)、西側を二条大路南(1丁目)・三条大路(1丁目)、南側を三条川西町・三条栄町・三条添川町・三条宮前町・三条本町、東側を油阪地方町・油阪町と隣接しています。