近鉄「大和西大寺駅」から訪れるおすすめ観光スポット・みどころ一覧

観光お役立ち情報

近鉄奈良線の「大和西大寺駅」周辺は、奈良時代からの歴史を持つ「西大寺」・「秋篠寺」を筆頭に、多数の歴史的魅力にあふれる地域です。当ページでは、駅から徒歩圏・またはバスですぐの場所にあるおすすめ観光スポット・みどころを一覧でご紹介してまいります。

西大寺駅からのアクセスが便利「平城宮跡」

奈良を代表する観光地であり、第一次大極殿などのみどころの他、近年は「朱雀門ひろば」の整備などで滞在しやすい空間にもなっている「平城宮跡」エリア。

平城宮跡の最寄り駅は大和西大寺駅であり、駅からは徒歩10~20分程度で広い範囲にアクセスすることが可能なほか、バスは土日祝日は15分おき・平日には30分おきに「ぐるっとバス大宮通りルート」が大和西大寺駅南口から運行されており、こちらをご利用頂くことで「朱雀門ひろば」へは非常にスムーズなアクセスが可能です。

なお、平城宮跡における考古学研究の成果をわかりやすく紹介する「平城宮跡資料館」は駅から特に近く、宮跡エリア一帯へ訪れる予定がない場合でも訪問しやすくなっています。

利用時間・散策は自由
・施設については各所ごとに利用時間が異なります。
料金各施設も含め全て無料
アクセス近鉄大和西大寺駅南口バスのりばより「ぐるっとバス大宮通りルート」乗車、「朱雀門ひろば」バス停下車
近鉄大和西大寺駅南口バスのりばより「近鉄奈良駅(一部高畑町)」行き乗車、「朱雀門ひろば前」バス停下車
近鉄大和西大寺駅北口バスのりばより「JR奈良駅西口」行き乗車、「佐紀町・大極殿」・「平城宮跡・遺構展示館」バス停下車
近鉄大和西大寺駅から徒歩約10~20分程度(場所により異なる)
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鎌倉期の仏教美術・近世建築がずらり「西大寺」

駅名の由来でもあるお寺「西大寺」は駅から徒歩すぐの場所に位置するお寺で、お堂の拝観は有料ですが、境内への出入りは自由にして頂けるようになっています。

こちらのお寺は奈良時代の創建である一方、現在残されている遺産は一部を除き鎌倉時代(中興の時代)、また江戸時代のものが多く、東大寺や興福寺とはまた違った歴史・魅力を持つお寺です。

一般的な知名度としては、巨大なお椀を回し飲みする「大茶盛」行事でも有名で、そのユニークな光景はニュースなどで放映されることも多くなっています。

拝観時間本堂・四王堂:8時30分~16時30分
愛染堂・聚宝館:9時~16時30分
※聚宝館は公開されていない期間もあります。
拝観料本堂:一般(大学生以上)400円・ 中高生350円・小学生200円
愛染堂・四王堂・聚宝館:中学生以上300円・小学生200円
諸堂拝観共通券:1000円(聚宝館を除く場合800円)
アクセス近鉄大和西大寺駅から徒歩約3分(南口を利用)
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「伎芸天」が有名・苔庭の美しさも魅力「秋篠寺」

秋篠寺は、大和西大寺駅からは北西に1キロほど離れた場所にあるお寺です。全国的な知名度を持つ仏さま「伎芸天」など美しい仏教美術の世界を静かに堪能できることもあって、仏像ファンの人気を集める空間となっています。

境内は、一部は拝観料なしで立ち入り可能なエリアであり、かつての金堂があった場所などが「苔庭」となっているなど美しい風景をご覧頂けることでも知られます。

なお、アクセスについては徒歩でも移動可能ですが、道が狭く歩きにくい場所もあるため、すぐにアクセス可能な「奈良交通バス」のご利用がおすすめです。

拝観時間9時30分~16時30分
拝観料高校生以上500円・中学生以下無料
※拝観には成人の方の同伴が必要となります。
アクセス近鉄大和西大寺駅(北口バスのりば)から「押熊」行きバス乗車約4分、「秋篠寺」バス停下車すぐ
近鉄大和西大寺駅から北西方向に徒歩約18分
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ハスの美しさで有名・行基ゆかりの「喜光寺」

大和西大寺駅から南に1キロほど離れた場所にある「喜光寺(きこうじ)」は、夏の午前中になると美しい「蓮」の花が咲き誇る「花のお寺」として有名な寺院です。

歴史も古く、奈良時代に大仏建立に尽力した行基菩薩が創建した「菅原寺」にルーツを持ち、本堂は「試みの大仏殿」の別名を持つ建築でもあります。

アクセスについては、バスの本数が少な目であり、大和西大寺駅からの場合徒歩も可能ですが、タクシーの利用なもおすすめです。

拝観時間9時~16時30分
※蓮の開花時期(7月)の土日祝日は7時より開門
拝観料高校生以上500円・小中学生300円
アクセス近鉄大和西大寺駅(南口バスのりば)から「学園前駅(南)」行きバス乗車約4分、「阪奈菅原」バス停下車、高架道路を越えてすぐ
近鉄大和西大寺駅から南方向に徒歩約18分
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学問の神様・盆梅展でも有名「菅原天満宮」

菅原天満宮は、喜光寺の近くにある神社であり、その名の通り学問の神様として有名な菅原道真などを祀っています。一帯の地名は神社と同じく「菅原」と呼ばれ、元々は菅原道真の先祖にあたる豪族「土師氏」の本拠地であったともされています。

こちらは学問の神様として「筆祭り」などの行事でも有名ですが、春先に開催される「盆梅展」でも特に有名で、様々な色合いの梅が織りなす風景をお楽しみ頂けます。

アクセスは駅から徒歩圏のエリアに含まれますが、駅南口から1時間1本程度のバスを利用することも可能です。

参拝について・神社のため拝観料などはなし
・境内自由
・盆梅展は有料
アクセス近鉄大和西大寺駅から南方向に徒歩約15分
近鉄大和西大寺駅(南口バスのりば)から「学園前駅(南)」行きバス乗車約4分、「阪奈菅原」バス停下車、高架道路を越えて北に徒歩約3分
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一部は駅から近い「佐紀盾列古墳群」

近鉄大和西大寺駅の北~東側にかけての少し離れたエリアは、日本有数の規模を持つ古墳群「佐紀盾列古墳群」となっています。

こちらは古墳時代前期~中期頃に築造されたとされる大小様々な古墳があり、駅から最も近い古墳としては、徒歩10分以内の距離に道鏡との関係などでも有名な女帝「孝謙天皇」の御陵として治定されている佐紀高塚古墳(高野陵)が見られます。

古墳の点在する範囲は広く、一部は徒歩で30分以上掛かるエリアもありますが、駅を拠点に歴史散策をするのもおすすめです。

アクセス※古墳によって異なる(徒歩10分弱~30分以上)
最も近い孝謙天皇陵へは大和西大寺駅から北東に徒歩約8分
最も遠いコナベ古墳へは大和西大寺駅(北口)より「JR奈良駅西口」行きバス利用、「航空自衛隊」バス停下車が便利
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重要文化財の社殿がある「西大寺八幡神社」

駅から西側に少し離れた場所には、かつて神仏習合の時代には西大寺の「鎮守神」として崇敬を受けてきた「西大寺八幡神社」があります。

こちらは長い参道・広い鎮守の森が残される比較的大きな神社で、本殿は室町時代の建築で重要文化財に指定されています。神社を訪れる人はそう多くはなく、規模や文化財に比べると知名度が低い神社となっていますが、西大寺の歴史を知る上でも重要な存在と言えるでしょう。

西大寺中興の祖・叡尊上人の墓所がある「西大寺奥の院」

西大寺境内から西に離れた場所にある「西大寺奥の院」は、必ずしも「観光地」という位置づけとは言えませんが、西大寺を鎌倉時代に復興した「叡尊上人」の御廟所(墓所)がある場所で、日本最大級の大きさを持つ巨大な「五輪塔」が建つことでも知られます。

菅原道真誕生の地?「菅原天満宮遺跡天神堀」

菅原天満宮の少し東側には、住宅に囲まれた小さな庭園のような空間があり、こちらは「菅原天満宮遺跡天神堀」として「菅原氏」の邸宅があった遺跡であるとされています。

この地は、菅原道真が誕生した場所という伝説も残されており、天満宮参拝・歴史散策の途中にはぜひ立ち寄っておきたいスポットと言えるでしょう。

古墳時代に埴輪を焼いた空間「菅原東遺跡埴輪窯跡群」

駅南側の住宅街の一角には、古墳時代の遺跡である「菅原東遺跡埴輪窯跡群」があります。こちらは奈良市内に複数残る奈良時代の瓦窯ではなく、それより昔の古墳時代に「埴輪」を焼いた窯の跡であり、現在は「菅原はにわ窯公園」見学可能な形に整備されています。

秘薬ゆかり?叡尊上人が創建した「西大寺石落神社」

西大寺の東門のすぐ近くにある「西大寺石落神社」は、西大寺を中興した叡尊上人が創建したとされる鎮守社です。小さな神社であり、中に立ち入ることは出来ませんが、ご祭神である少彦名命(石落神)は秘薬を生み、それに基づき「豊心丹」と呼ばれる漢方薬が作られたというエピソードなどが残されています。

秋篠寺鎮守としての歴史を歩んできた「八所御霊神社」

駅からやや離れた秋篠寺境内のすぐ南側には、秋篠寺の鎮守神として長い歴史を持つ「八所御霊神社」が鎮座しています。

こちらのご祭神は、神社の名の通り平安時代の「怨霊伝説」に関わ崇道天皇(早良親王)など各人物を祀っています。

大極殿や若草山方面を美しく望む「佐紀池」

大和西大寺駅からそれほど遠くない平城宮跡と隣接する場所に位置する「佐紀池」は、池の背景に第一次大極殿や若草山・春日山方面などを望む美しい風景がご覧頂けます。なお、池自体も奈良時代からあったともされる古いため池で、歴史ロマンある空間となっています。

電車から見える鳥居「十五所神社」

駅から近い近鉄奈良線沿い、電車から鳥居がよく見える位置にある「十五所神社」は、観光スポットとしての知名度が高い訳ではありませんが、かつての西大寺鎮守関連を合祀した社ともされ、多数のご祭神が祀られています。

同じ名前の神社がすぐそばに2つ「佐紀神社」

大和西大寺駅から東に1キロも離れていない「佐紀町」エリアは、古くからの農村集落としての面影を色濃く残す地域で、地域の神様としては同じ名前の「佐紀神社(亀畑・西畑)」と呼ばれる神社がすぐ近くに鎮座しており、式内社との記録も残るなど歴史ある存在となっています。

石仏も美しい小さな神社「野神神社」

駅の西側、西大寺の境内地からも近い町並みの中に位置する「野神神社」は、小さな境内ではありますが古くから地域の深い崇敬を集めて来た空間となっています。

神社は観光スポットとされる場所ではありませんが、社殿の近くには穏やかな表情の石仏も見られるなど、歴史散策の途中に立ち寄ってみるのもおすすめのスポットです。

奈良の寺社復興に尽力した僧侶のお墓「隆光大僧正の墓石・越昇寺跡」

徳川家光に仕え、東大寺をはじめ奈良の寺社の復興に尽力した一方、「生類憐みの令」を進言した人物というエピソードも残る僧侶「隆光大僧正」。大和西大寺駅から東に少し離れた場所には、隆光大僧正が隠棲したとされる寺院「超昇寺」の跡地とされる場所に、その墓所も設けられています。

佐紀池とのコンビが面白い?「御前池」

大極殿を見渡す美しい眺めが広がる佐紀池の北側には、やはり非常に古い歴史を持つとされるためいけ「御前池」があります。

こちらについては、「佐紀池」と「御前池」の読みが「さきいけ。おまえいけ。」という漫才のような組み合わせであることから一定の知名度を有しています。