【下狭川の磨崖仏】県道を通る際に必ず見える路傍の仏さま | 奈良まちあるき風景紀行

【下狭川の磨崖仏】県道を通る際に必ず見える路傍の仏さま

知られざるスポット

ごあんない

奈良市内の東部山間部(須川・狭川地域など)から笠置方面へと抜ける県道沿い、道路が狭隘区間へと入っていく奈良交通バスの「下狭川」バス停そばには、大きな岩に彫られた磨崖仏があります。

磨崖仏は阿弥陀仏と地蔵2体を描いたものと「六地蔵磨崖仏」の2種類があり、いずれも道路からよく見える場所に位置します。

歴史については、現在ではしっかりと確認するのは難しいですが室町期の銘があり、およそ500年程前に彫られたものであると推定されます。なお、磨崖仏の他にも周辺には小さな石仏が複数祀られています。

この磨崖仏自体は奈良で有名な存在とは言えませんが、ここを通る場合には誰しもが目にするものであり、奈良の農村部らしい風情を感じて頂けるスポットと言えるでしょう。

交通・アクセス

JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス「下狭川・広岡」行き乗車、「下狭川」下車すぐ

※バスの本数は少なくなっています。

※磨崖仏は県道沿いに位置します。しっかりとした駐車スペースはありませんが、近くには路肩スペースが比較的広い場所(都市部ではないため、駐車禁止の区域ではありません)もあるため、短時間の駐車の場合は車によるアクセスも可能です。

周辺地図・近隣スポット

周辺は観光客の姿は基本的に見られない山深い地域であり、交通も不便なため歴史散策に訪れやすい場所ではありませんが、狭川地区の氏神である「九頭神社」やその御旅所でもある「田部神社」等が南側に鎮座しています。