春日大社の混雑傾向は?いつが空いている?曜日・季節・行事等に応じて解説 | 奈良まちあるき風景紀行

春日大社の混雑傾向は?いつが空いている?曜日・季節・行事等に応じて解説

観光お役立ち情報

こちらでは、奈良の世界遺産「春日大社」の「混雑傾向」について、曜日・季節・行事ごとにその状況をご案内していきます。

春日大社は全国各地から多数の参拝者が訪れる事で知られており、人のいない環境で参拝することはなかなか難しい状況ですが、一部の時間帯や混雑しやすい時期を避けることで、比較的落ち着いた環境で参拝する事は可能です。

※新型コロナウイルスの影響に伴い状況が変化しています。本記事の内容は、感染症の影響が広がる前を基本とした「例年の傾向」をお知らせするものですので、その点はご留意下さい。

混雑状況の基本

昼間時は「通年」人がやや多め

春日大社は、世界遺産に指定されている日本有数の神社です。奈良の観光地としても東大寺と並ぶ知名度と人気を誇っており、春日大社の本殿一帯に関しては、昼間時に関してはほぼ通年一定の参拝者が見られます。

人が多いと言っても、参拝に支障が出るようなことは一切ありませんが、周辺に複数の参拝者がいる状況が当たり前ですので、「静かに・独り占めで」参拝できるような時間帯は基本的にありません。

2020年現在、新型コロナウイルスの影響に伴い参拝者は減っており、状況はやや異なってきていますが、それでも参拝者が「ゼロ」になっている訳ではありません。

また、2019年までの外国人観光客が多数訪れる時代は相当な混雑になる場合もありましたので、仮に数年後などに新型コロナウイルスが抑制される状態になるのであれば、その際には再びインバウンド客・国内観光客で入り乱れた環境に戻る可能性もあります。

季節ごとの傾向としては、通年一定の参拝者が訪れますが、やはり春や秋の時期・初詣の流れからの1月中といった時期がより人が多い傾向があるでしょう。

「無人」になることはまずありえませんが、2月等のいわゆる「オフシーズン」であれば、昼間時でも比較的落ち着いた環境で参拝できる事もあるかもしれません。

土日祝日は一層混雑傾向

平日であっても決して人が少ない環境にはならない春日大社は、当然のことながら土日祝日になると一層の混雑が生じます。

奈良県内ではなく東京(首都圏)・大阪(京阪神)等からの参拝者が多い春日大社は、休日には特に大勢の参拝者が訪れることになり、年間を通して一定の混雑が生じます。

一般に春や秋・1月といった時期がとりわけ混雑が増す傾向がありますが、真夏の暑い時期や2月等の「オフシーズン」とされてきた時期でも、土日祝日は「静かな環境」で参拝という訳にはいきません。

人が少ない環境を望まれる場合、あえて土日祝日に行く事は避けて、平日や後述する「早朝」時間帯等にスケジュール調整を行う事をおすすめします。

観光シーズンにはかなりの混雑も

春日大社は、後述するように初詣等の時期が一番混雑しますが、春や秋の観光シーズン(3~5月・9~11月)にもかなりの参拝者が訪れる事があります。

現在は新型コロナウイルスの影響により「団体客」や「修学旅行生」は激減しており、2019年までと比べると観光シーズンの混雑は抑制されていますが、観光シーズンの「連休」にはやはり観光客が集中する可能性があります。

混雑する場合でもあくまでも広い神社ですので、人混みで身動きが取れないような事態にはなりませんが、余り人影も見られない「静かで落ち着いた環境」と言うには程遠い状況ですので、参拝する環境を重視される場合は、このような時期を避けて訪れる事をおすすめします。

春日大社に留まらない「奈良観光」の混雑傾向については、上記の記事でも詳しく解説しています。

境内で人が多い場所は?

春日大社は奈良の神社では最も広い境内地を持ち、多数の境内社を有する等、参拝する場所やみどころは決して一つではありません。

もっとも、混雑という観点から見れば、観光客はやはり本殿一帯に集中する傾向があります。特に南門から回廊内一帯にかけては、御朱印授与・縁起物の販売所等も含め、通年人はかなり多めです。初詣はもちろんのこと、春や秋の「観光シーズン」にもやや「密」な環境になることもあります。

若草山麓と春日大社を行き来する区間にあたる水谷神社周辺も、いつでも参拝者や観光客は多めです。興福寺近くから伸びる表参道については、通常の平日は人通りが少ないこともありますが「観光シーズン」にはかなりの人通りとなり、未舗装のため砂ぼこりが舞うことすらあります。

一方「若宮十五社」と呼ばれる境内南側の摂末社群については、人影を見ないことはまずありませんが、本殿一帯と比べると比較的静かな風情が広がっています。

また、境内を結ぶルートとしては「ささやきの小径」等のルートもあり、混雑しやすい表参道とは異なり、静かで落ち着いた環境が確保されています。

静かに参拝をするには?

春日大社の本殿及びその一帯・摂末社に「静かに」参拝したい場合はいつ行けばよいのか?

それは、端的に言えば「早朝」に行けばよいということになります。

春日大社は24時間参拝できる訳ではありませんが、6時~7時台といった比較的早い時間帯から開門されており、参拝所での参拝が可能です。

開門時間は以下の通りです。

3月~10月:6時30分~17時30分
11月~2月:7時~17時

※本殿により近い場所への「特別参拝」は9時から

回廊内の参拝所でお参りするだけであれば、早い時間帯に行けば、かなり静かで落ち着いた環境でお参りをする事が出来ます。

また、500円の拝観料を払って回廊・本殿の特別参拝をする場合については、9時の参拝開始時刻に合わせていく事で、昼間時よりは人が少ない環境で参拝して頂けます。

この他には当然のことながら「雨天時」には参拝者はかなり減りますので、あえて「雨の日」に行く事で比較的静かな環境で参拝する事も出来ます。

なお、夕方に関しては朝と比べると観光客が多めですが、一般的に16時台くらいからはやや人出が減少傾向になっていきますので、ピーク時の人混みよりは少しましな環境で参拝出来るかもしれません。

祭事開催時等の混雑状況

初詣シーズン

初詣シーズンについては、春日大社が1年で最も混雑する時期となります。

混雑状況については、大晦日から元旦にかけての深夜時間帯についても一定の混雑が見られますが、長時間の待ち時間が生じ、人で埋め尽くされる程ではありません。

混雑が激しくなるのは、やはり3が日(1月1日~3日)の昼間時間帯であり、奈良や関西各地等から大勢の参拝者が訪れるため、参道や回廊・本殿一帯が人で埋め尽くされた状況になります。

橿原神宮や大神神社といったその他神社と比べて特別に混雑する訳ではありませんが、初詣らしい混雑にはなり、参拝するまでに一定の待ち時間が生じることも多いですので、その点は十分にご留意下さい。

なお、2021年~については、新型コロナウイルスの影響に伴い状況が変化していますので、上記の傾向が当てはまらない場合も考えられます。

おん祭り開催時

春日大社のお祭りと言うと、12月17日に「お渡り式」が行われる「春日若宮おん祭」が有名ですが、こちらについては、春日大社の本殿ではなく摂社「若宮神社」の例祭となります。

混雑についても、人混みが生じる「お渡り式」等は春日大社から離れた場所(奈良公園~奈良国立博物館一帯)で斎行されるため、春日大社本殿一帯が人で埋め尽くされる訳ではありません。

若宮神社~お旅所へと神様をお遷しする「遷幸の儀」の際は参道の通行が制限され、見学者も一定数見られますが、深夜時間帯の実施ですので大きな影響はありません。

中元万燈籠開催時

春日大社では、回廊一帯に吊るされた燈籠が揃って点灯される「万燈籠」の行事が年2回実施されます(2月の節分万燈籠・8月の中元万燈籠)。

開催時は通常拝観できない夜間時間帯に回廊一帯を巡る事が可能であり、神社の「光のイベント」として大勢の観光客が訪れます。

当日の開催時間帯は順路が設定され、立ち止まって撮影をすることがやや難しい(次々と進むように指示があります)等、かなりの人出となります。

その他祭事開催時

春日大社では、年間を通して大小様々な祭事が行われます。祭事については「拝観・見学不可」の儀式も多い為、祭事がある=混雑するとは限りませんが、一部祭事開催時には本殿の特別参拝等が中止される時間帯がありますので、その点は注意が必要です。

また、「春日祭」の行列など有名な儀式の場合は、やはり一定の混雑が発生しますので、参拝日程が何らかの祭事と重なっているかどうかを、あらかじめご確認頂くのが無難でしょう。

まとめ

春日大社の「混雑」については、激しい混雑にはならない場合でも、通年「昼間時」であれば一定の参拝者が見られるため、昼間に静かな環境で参拝することはやや難しい状況です。

平日と土日祝日では、当然土日祝日の方が混雑する傾向にありますが、平日であっても参拝者は絶えず訪れます。

年間を通して最も混雑する日程は、初詣シーズン(3が日)を中心とする期間であり、参道での「待ち時間」が生じることもある等、例年は「人で埋め尽くされた」環境になります(新型コロナウイルスの影響に伴い状況が異なる場合も考えられます)。

この他、特に混雑するシーズンは春や秋の観光シーズンであり、連休等にはかなりの人出になりますが、初詣のように人で埋め尽くされる環境にはなりません。

静かな環境で参拝したい場合は「早朝時間帯」・「雨天時」、シーズンとしてはオフシーズンとされる2月等が無難でしょう。

※新型コロナウイルスの影響により、混雑状況が変動する可能性があります。上記の内容は一般的な例年の傾向も含んだ内容です。