【三輪神社(疋田)】桜井の三輪明神から分祀したとされる神社

観光スポット・みどころ

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ごあんない

三輪神社は、奈良市の西部郊外エリアにあたる「疋田町」地区にある神社です。神社は創建年代等は不詳であり、その歴史の内容は明らかではありませんが、その名からも推測できる通り、桜井市の大神神社(三輪明神)から分祀したともされ、ご祭神としては大物主神(おおものぬしのかみ)をお祀りしています。

神社は広大な鎮守の森を有し、単なる森と言うよりは「神奈備山」とも言えるくらいのスケール感を持っており、住宅街に囲まれた空間とは思えない静けさと豊かな自然が広がります。

境内については、大神神社と同じく本殿は建築としては存在せず、この三輪神社では杉の木をご神体としています。

交通・アクセス(電車・バス)

近鉄菖蒲池駅から南東に徒歩約10分

近鉄大和西大寺駅から西に徒歩約25分

近鉄学園前駅(南口)2番バスのりばから奈良交通バス「あやめ池循環」乗車、「三輪神社」バス停下車、東側すぐ

最寄り駅にあたる近鉄菖蒲池駅からの場合、駅の南側から商店街や住宅街を通ってアクセスします。案内表示などは一切ありません。

ルートとしては、駅前の商店街を通り「スーパーIsokawa」のある場所を右手に進み、マンションなどの立ち並ぶ場所を通り抜けて道なりに進み(途中で左方向に大きく曲がります)、急な坂道を下ってしばらく進むと神社の前に到着します。

周辺地図・近隣スポット

一帯は神社を除いては郊外の住宅地が広がる空間であり、一般的な観光ルートからは離れています。

みどころとしては、菖蒲池駅の徒歩圏には日本最古のダム・ため池とも言われる蛙股池・池に囲まれた菖蒲池神社、また学園前駅寄りの場所には大和文華館・中野美術館があります。

また、南側には菅原天満宮・喜光寺、西側には西大寺や西大寺奥の院等もあり、歴史散策には適したエリアとなっています。