【中野美術館】学園前の住宅街に佇む私設美術館は近代日本の名画を多数収蔵 | 奈良まちあるき風景紀行

【中野美術館】学園前の住宅街に佇む私設美術館は近代日本の名画を多数収蔵

観光のごあんない

中野美術館は、奈良市西部郊外の「学園前」地域、東洋古美術のコレクションでは日本有数の規模を誇る「大和文華館」のすぐ近くにある私設美術館です。

こちらの美術館では、林業を営む実業家である中野皖司氏が収集した近代日本画家のコレクション等を展示しており、とりわけ宗教画を多数描いた村上華岳の作品を最も多く所蔵しています。

この他にも、日本画では入江波光・土田麦僊・榊原紫峰・富岡鉄斎・横山大観・冨田溪仙・小林古径・徳岡神泉の作品を、また洋画は須田国太郎が最も多く、青木繁・萬鉄五郎・中村彝・岸田劉生・小出楢重・古賀春江・村山槐多・三岸好太郎・熊谷守一・松本竣介・浅井忠・久米桂一郎・藤田嗣治・国吉康雄・中川一政・梅原龍三郎・鳥海青児の作品等を、この他には長谷川潔の版画や高村光雲の彫刻等も収蔵しており、奈良にある美術館としては「近代」に特化した異色の存在となっています。

美術館は知名度が極めて高いという訳ではありませんが、美術を愛する人には広く知られた存在であり、近くにある大和文華館と合わせて訪れるのにも適しています。

施設情報

入館料:大人600円、大学生・高校生・シニア500円、小中学生250円

開館時間:10時~16時(入館は15時45分まで)

休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)・その他臨時休館の場合あり

交通・アクセス(電車)

近鉄学園前駅から南東に徒歩約9分

駅南口から「中野美術館」の案内表示がありますので、それに従いアクセスして頂けます。途中で大和文華館がありますが、中野美術館はそこから更に少し住宅街を進んだ場所にあります。

周辺地図・近隣スポット

中野美術館の北側すぐの場所には国宝級の美術品を収蔵する事で知られる「大和文華館」があります。また、日本最古のダム・ため池とも言われる蛙股池・池に囲まれた菖蒲池神社等も近く、郊外の落ち着いた風情の中を散策してみるのもおすすめです。