【松伯美術館】上村松園・松篁・淳之氏の作品に特化した美術館は「近鉄中興の祖」邸宅敷地に | 奈良まちあるき風景紀行

【松伯美術館】上村松園・松篁・淳之氏の作品に特化した美術館は「近鉄中興の祖」邸宅敷地に

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観光のご案内

松伯美術館(しょうはくびじゅつかん)は、奈良市西部(郊外)、高級住宅地として知られる「登美ヶ丘」地区にある近鉄グループが運営する美術館です。

美術館は、近鉄グループ中興の祖として名高い故佐伯勇氏の邸宅敷地に建てられたものです。

美術館は1994年に日本を代表する日本画家上村松篁氏・淳之氏の作品の寄贈によってオープンし、上村松園・松篁・淳之氏の三代に渡る作品・草稿・写生等の各種美術作品・資料を収集、展示する「上村一族」に特化した美術館として知られています。

なお、「松伯」という名称については、「松」については松園氏・松篁氏の「松」と敷地内に生える松の木から、「伯」は、画伯の「伯」と佐伯氏の「伯」、また邸内にある「伯泉亭」に由来するネーミングとされています。

美術館は、同じく学園前駅が最寄りの「大和文華館」と比較すると訪れる人は少なく、常に静かな風情が広がっています。

松伯美術館の風景

美術館は、高級住宅地として知られる登美ヶ丘エリアの一角に広がる「大渕池」の水辺にあります。周辺の風景も美しく、近鉄が開発した学園前・登美ヶ丘エリアの沿線文化を象徴するような環境が広がっています。

美術館の建物の東隣には、近鉄元会長で中興の祖として知られる佐伯勇氏の邸宅が残されています。この建物は建築家の村野藤吾氏が設計した数寄屋建築で、昭和40年に建造されたものです。邸宅の内部は一般公開されていませんが、内庭の部分が喫茶空間となっており、土日祝日の11時~15時に限り営業しています。

また、佐伯勇邸にある茶室「伯泉亭」は公開はされていませんが、茶会や句会への利用が可能となっています。

敷地内は、遊歩道が整備されており、竹林や松林の中をゆったりとした気分で歩く事も可能です。

施設情報

開館時間10時~17時(入館は16時まで)

休館日:月曜日・年末年始・展示替期間

入館料
・大人(高校生・大学生を含む)820円
・小学生及び中学生410円

※「特別展」開催時は別料金(要問い合わせ)

電話番号:0742-41-6666
所在地:〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2丁目1‐4

交通・アクセス(電車・バス)

近鉄学園前駅(北口)5・6番バス乗り場からの奈良交通バス(学研北生駒駅・高山サイエンスタウン・学研奈良登美ヶ丘駅等全てのバスが利用可能)に乗車、「大渕橋」バス停下車、北に徒歩約2分

近鉄学園前駅から北に徒歩約20分

※タクシーの利用もおすすめです。(所要時間約5分程度・運賃およそ1000円以内)

※駐車場は11台のみあります。通常時は満車となる事は少ないですが、土日祝日や特別展開催時等は混雑する可能性もありますので、基本的には公共交通機関のご利用がおすすめです。

周辺地図

一帯は高級住宅地として知られる「登美ヶ丘」地域です。南西側には奈良市有数の規模を持つ公園である「大渕池公園」もありますので、合わせてお立ち寄りになってみてもよいかもしれません。