【石打城跡】奈良市最東端に位置する城跡は「伊賀」の影響を強く受ける | 奈良まちあるき風景紀行

【石打城跡】奈良市最東端に位置する城跡は「伊賀」の影響を強く受ける

石打城跡とは?

石打城跡(いしうちじょうせき)は、奈良市の東部に位置する「月ヶ瀬」地域の最も東側、奈良市と三重県伊賀市の県境付近に位置する城跡(奈良県の史跡)です。

石打城は室町時代に周辺を治めた稲垣氏が築城したともされていますが、現時点では大規模な発掘調査なども行われていないため、城に関する詳しいことは分かっていません。

規模は南北140m・東西155m程度となっており、伊賀国でよく見られる城郭を高い土塁で囲む形式となっており、地理的な立地からも分かるように奈良よりも伊賀地域からの文化的影響が大きいことが推定されます。

奈良県内の「城跡」は、整備されているような場所を除いては保存状態が悪い場所もあり、どこが城郭にあたるのかわかりにくい場合も少なくありませんが、こちらの城跡は案内板や立て札なども設置され、全体に渡って遺構の保存状態もよい環境となっています。

交通・アクセス

JR・近鉄奈良駅から奈良交通バス「石打」行き乗車(本数が非常に少なく、1時間を超える長時間の乗車となります)、終点「石打」バス停下車、北に徒歩約5分程度

伊賀鉄道上野市駅から三重交通バス「桃香野口」行き乗車(本数が非常に少なくなっています)、「石打保育所前」バス停下車、北東に徒歩約5分程度

※駐車場については、専用の駐車スペースなどは特にありません。訪問時には城跡の近隣に駐車する方も多いようですが、駐車可能であるかは各自確認の上駐車するようにして下さい。

周辺地図

城跡周辺は観光地という訳ではなく、奈良市東端の農村風景が広がる地域となっています。