近鉄「大和西大寺駅」から平城宮跡へのアクセス方法を詳しく解説

各種お役立ち情報

本ページでは、奈良を代表する観光地である「平城宮跡」の最寄り駅にあたる近鉄「大和西大寺駅」から平城宮跡エリア各所へのアクセス方法をご案内してまいります。

大和西大寺駅からのアクセスルートについては、「徒歩」でも「バス」でもアクセス可能となっています。

徒歩でアクセスする場合は、案内表示が設けられている場所もあるため迷うことは余りありませんが、訪れたい観光スポットに応じてルートが異なりますので、あらかじめ行く方向を確認した上で訪れることをおすすめします。

「大和西大寺駅」からのアクセスの基本

※地図の内容は必ずしも最新の状況ではない場合があります。現地案内板や交通事業者の公式情報などをご確認下さい。

近鉄「大和西大寺駅」から平城宮跡エリアへの主なアクセスルートは、上記の地図の通りとなっています。平城宮跡エリアについては面積が広いため、アクセスルートは必ずしも一つではありません。

詳細なルートについては、後ほどアクセスする観光スポットごとにご案内してまいります。

概ね徒歩が便利です

アクセスについては、次項で土日祝日などは特に便利な「バス」についてもご案内致しますが、基本的には徒歩が最も早くアクセスできる場合も多くなっています。

近鉄「大和西大寺駅」から平城宮跡エリアへは、場所によりますが概ね徒歩約10~25分程度でアクセス可能な場所が多くなっています。

ルートについては案内表示などがありますので、それらに従って移動して下さい。なお、平城宮跡内の目的地に応じ、ルートは異なる場合があります。

路線バス(ぐるっとバス)も利用可能

近鉄「大和西大寺駅」から平城宮跡方面へ行く場合にご利用頂ける「バス路線」については、平城宮跡エリアのどこへ行くかによって利用する便が異なります。

平城宮跡の北側にあたる「第一次大極殿」及び「平城宮跡遺構展示館」・「推定宮内省」のあるエリアへは、大和西大寺駅北口の1番バスのりばから「JR奈良駅西口行き」をご利用下さい。

バスは概ね昼間時30分おきの運行であり、第一次大極殿へは「佐紀町・大極殿」バス停が、平城宮跡遺構展示館には「平城宮跡・遺構展示館」バス停が最寄りとなっています。

また、平城宮跡の南側にあたる「朱雀門ひろば」エリアへは、大和西大寺駅南口のバスのりばより、「ぐるっとバス大宮通りルート(一部の日程を除き昼間時平日30分間隔・土日祝日15分間隔)」をご利用頂くことで、アクセスが可能です。

土日祝日などのぐるっとバスを除いては、昼間時30分間隔とバスの本数が特に多いと言う訳ではありませんが、渋滞がない場合駅から5分程度でアクセスすることも可能ですので、余り歩きたくないといった場合にはバスのご利用もおすすめです。

平城宮跡資料館・第一次大極殿・平城宮跡遺構展示館方面への徒歩ルート

平城宮跡の北側にある主要観光スポットである「平城宮跡資料館」・「第一次大極殿」・「平城宮跡遺構展示館」・「推定宮内省」方面への徒歩ルートは以下の通りです。基本的には駅前から東を向いて直進するだけですので、道を外れなければ迷うようなことはありません。

まず、近鉄「大和西大寺駅」の中央改札口を出た上で左手に進み、突き当り付近の右側にある階段を下りて駅の北東側(近鉄百貨店奈良店側の方面)へ出て頂きます。

地上へ出たら、バス乗り場のある場所に沿って歩いていきます。

バス乗り場を通り過ぎると駅前の通りに出ますので道を渡らず右手(東側)へと進み、駅前の繁華街を通り抜けていきます。

しばらくすると、横断歩道や橋がありますが、そのまま直進していきます。

道路の真ん中に地蔵尊(小さな建物)がある交差点(二条町)まで来たら、反対車線側に渡って下さい。渡らずにそのまま進むと、歩道のない路肩に入ってしまうため少し通行が危なくなります。

渡り終えると歩道が見えますので、そちらを真っ直ぐと進んでいきます。

少し進むと、右側(反対車線側)に「平城宮跡資料館」への入り口がありますので、資料館へお越しの場合は横断歩道を渡ったうえでこちらから入っていって下さい。

更に直進すると、第一次大極殿が目の前に見えてまいります。

第一次大極殿の入口は反対車線側にありますが、横断歩道がありません。そのため少し進んだ先にあるバス停近くの横断歩道を渡り、Uターンして回り込む(反対車線側の歩道を戻る形)でアクセス可能です。

平城宮跡遺構展示館・推定宮内省へは、更に道路沿いを直進します。大極殿を過ぎてすぐの信号を渡ってからも、更に直進して下さい。

どんどん東へ進んでいくと、途中に「平城宮跡・遺構展示館」バス停の待合室と信号が見えてまいりますので、横断歩道を渡って南側へ少しだけ進みます。

横断歩道を渡って南側すぐに、平城宮跡遺構展示館への入口が見えてまいります。推定宮内省の復原建物は遺構展示館の南側にあります。

なお、信号を渡ってから更に東へ進み、遺構展示館を過ぎてすぐの場所にある駐車場から伸びる道を南に真っすぐ進んでいくと、奈良時代の庭園を再現した国の特別名勝「東院庭園」へアクセスすることも可能です。

朱雀門ひろば方面への徒歩ルート

平城宮跡観光の拠点ゾーンである「朱雀門ひろば(復原朱雀門・平城宮いざない館・復元遣唐使船など」へアクセスする場合の徒歩ルートは以下の通りです。ルートは大極殿へ行くルートよりは少しややこしいですが、こちらの方が案内表示が多いため、迷う心配は大きくありません。

まず、近鉄「大和西大寺駅」の「南側」へ出ます。駅南側へ進むことが出来る改札は複数ありますが、基本的に「中央改札口」から右方向に進み、突き当り付近左側の階段を下りて地上へ進みます。

階段を下りた先は駅前のバスターミナル・一般車乗り入れスペースとなっていますが、その側ではなく、下りた先の左後ろ側に進んで頂くと、駅前に伸びる通りがありますので、そちらを右方向に進んで下さい。

しばらく駅前の通りを進んでいくと、近鉄線の下をくぐるガードが見えてまいりますのでそちら(やや左手)へと進み、歩道に沿ってガードをくぐってからはしばらく直進します。

線路沿いを歩いて道路の突き当りまで来ると、目の前は平城宮跡エリアとなっています。朱雀門ひろば方面へは歩道に沿って右折して進んでいきます。

しばらく南側へ進む道路沿いを進んでいきます。

少し歩くと横断歩道がある場所にたどり着きますので、そちらの横断歩道を渡って頂きます。

横断歩道を渡ると平城宮跡エリアの内部へと入る遊歩道がありますので、あとはこの遊歩道を道なりに進んでいくだけです。

道なりに進んでいくと、朱雀門一帯が見えてまいります。

朱雀門のそばまで来ると、遊歩道が2方向に分かれています。右側へ進むと「朱雀門ひろば」エリアの各観光拠点施設、直進すると復原朱雀門の真正面へとアクセス可能です。

まとめ

平城宮跡エリアの「最寄り駅」は「近鉄大和西大寺駅」です。大和西大寺駅からは平城宮跡内の場所によりますが10~25分程度の徒歩移動でアクセスすることが可能です。

大和西大寺駅については平城宮跡方面への「バス便」は「朱雀門ひろば」方面へは南口より「ぐるっとバス大宮通りルート」が運行されています。また、北口からは「第一次大極殿・平城宮跡遺構展示館」方面へのバスも運行されています。

徒歩の場合「平城宮跡資料館」・「第一次大極殿」・「平城宮跡遺構展示館」方面へは駅北側からの徒歩(基本的にほぼひたすら東側へ進む)、「朱雀門ひろば」方面へは駅南側からの徒歩移動となります。