【葛木神社(佐紀)】磐之媛命との関わりも推定される神社は「一言主大神」を祀る

葛木神社とは?

葛木神社(かつらぎじんじゃ)は、平城宮跡の北側、「佐紀町」エリアの集落の一角に位置する神社です。

社伝においては仁徳天皇皇后であり、嫉妬深い人物として別居したまま亡くなった「磐之媛命(いわのひめのみこと)」との関係性や、金剛山頂にある金剛山葛木神社とのつながりが推定されています。

なお、「磐之媛命陵」は神社の東側、500mほど離れた場所にあり、神社の本殿は陵墓の方角を向いた形となっています。

ご祭神については金剛山葛木神社と同じ祭神である一言主大神を祀っています。

葛城地域とのつながりを有する神社として奈良市内では珍しい存在であり、歴史ロマンを感じるにはよいスポットですが、歴史散策で立ち寄る人も少なく観光スポットと呼べるような場所ではありません。地域により丁寧に管理された身近な信仰空間となっています。

境内の風景

平城宮跡の北側に位置する非常に古い地域である「佐紀」地域の集落内に位置する葛木神社。

神社は氏子の方々により丁寧に管理されています。

入口には手水舎もあります。

境内には「大日堂」と呼ばれる小さなお堂もあります。

葛木神社(佐紀)

拝殿・本殿・境内社の厳島神社は入口の正面ではなく、東に位置する「磐之媛命陵」方面を向いています。

拝殿方向へ向かって右側にある狛犬です。

拝殿方向へ向かって左側にある狛犬です。

本殿は覆屋によって保護されており、その向かって右側には、唯一の境内社である「厳島神社」が鎮座しています。

拝殿には、神社の由緒が記された案内板が設置されています。

境内には立派な社叢や大木もあり、歴史ある神社としての風格を感じさせます。

交通・アクセス

近鉄大和西大寺駅(北口1番バスのりば)から奈良交通バス「JR奈良駅西口」行き乗車、「平城宮跡・遺構展示館」バス停下車、北に徒歩約6分

近鉄大和西大寺駅から奈良交通バス「歌姫町」行き(昼間時の本数少ない)乗車、「佐紀中町」バス停下車、北東に徒歩約4分

JR奈良駅(西口15番バスのりば)・近鉄奈良駅(13番バスのりば)から「大和西大寺駅」行き乗車、「平城宮跡・遺構展示館」バス停下車、北に徒歩約6分

近鉄大和西大寺駅(北口を利用)から東に徒歩約22分

周辺地図

神社は「平城天皇陵(楊梅陵)」の北側に位置します。また平城宮跡からも比較的近いため、歴史散策の途中に立ち寄りやすい場所になっています。