【綱越神社】「おんぱらさん」として信仰を集める大神神社摂社

posted in: 県内有名観光地 | 0

こちらのページでは、大神神社の末社であり夏の花火大会でも有名な「おんぱら祭」の名前の由来にもなっている「綱越神社(つなこしじんじゃ・おんぱらさん)」についてご案内していきます。

綱越神社とは?

綱越神社(つなこしじんじゃ)は、大神神社の拝殿周辺からは1キロ近く離れた国道169号線近く、大神神社の「大鳥居」からも南にすぐの位置にある神社であり、大神神社の境外にある摂社の一つに数えられます。

神社は「おんぱらさん」と呼ばれ、広く信仰を集める存在となっています。

神社はご祭神としては祓戸大神(はらえどのおおかみ)を祀っており、かつて多くの参拝者が通った「一の鳥居」沿いの参道入り口を守る神様として古くから信仰を集めています。

歴史としては『延喜式』における式内社にも列せられており、創建年代などは不詳ながらかなりの古社であることが伺えます。

なお、夏の花火大会で有名な「おんぱら祭」は、大神神社本体ではなくこの綱越神社の例祭として行われるものであり、本来は花火がメインではなく夏を無病息災で乗り切るための神事、いわゆる「夏越の大祓」を行う祭事として知られています。神社の「網越」という社名については、「夏越」の語が転じたものともされています。

おんぱら祭りは毎年7月31日に行われ、神社においては「水無月の 夏越の祓 する人は 千歳の命 延ぶといふなり」の歌を唱和しながら茅の輪を3回くぐるという神事などが行われます。「茅の輪くぐり」については一般の参拝者も行うことが可能です。

祭りの当日は日頃は誰もいないことも多い境内地にも多くの参拝者が訪れる他、神社周辺・大鳥居周辺では「夏祭り」らしく露店なども立ち並ぶなどにぎわいを見せ、そのクライマックスとして奈良県最大規模の花火大会である「おんぱら祭奉納花火大会」が行われます。


関連記事:奈良・桜井「おんぱら祭・奉納花火大会」の日程・内容・開催情報のまとめ

おんぱら祭り奉納花火大会の詳細については、上記関連記事でご案内しております。

境内の風景

かつての大神神社の主要な参道の入口にあたる一の鳥居からすぐの位置に鎮座する網越神社。

神社は大神神社の摂社として重要な存在となっていますが、日頃はこぢんまりとした雰囲気を感じさせる静かな神社であり、参拝者の数が多いという訳ではありません。

大神神社摂社「綱越神社」

本殿の前には小さな拝殿が設けられています。

大神神社摂社「綱越神社」の本殿

本殿は春日造・檜皮葺の社殿です。

大神神社摂社「綱越神社」の「磐座」

大神神社一帯には複数の「磐座」がありますが、この摂社網越神社の境内にも立派な磐座があります。

磐座については詳細は不明ですが、参道入口近くにある磐座と言うことで何らかの重要な意味合いがあるものと推測されます。

案内板には、お祓いの神様としての位置づけが詳しく解説されています。

交通・アクセス

JR三輪駅から西に徒歩約6分

桜井駅北口バス停(近鉄桜井駅前)から奈良交通バス「三輪明神大神神社二の鳥居」行き(運行日限定・平日は運行なし)乗車、または「天理駅」行き乗車、「三輪明神参道口」バス停下車、南東に徒歩約2分

・JR三輪駅からは直進し、2つ目の交差点(斜めに道が伸びる)を右に進んでいくとあとは道なりで綱越神社方面へ行くことが可能です。

・車でお越しの場合は大神神社の無料駐車場をご利用頂けます。

周辺地図

所在地:奈良県桜井市三輪

神社は大神神社の拝殿周辺からは1km近く離れた国道169号線沿いにあります。「大神神社一の鳥居」や「大神神社大鳥居」・「大神教本院」からは比較的近い場所となっています。