京都駅から三十三間堂への交通・アクセスを解説(市バス・JR線・京阪電車)

京都を代表する観光名所の一つであり、その名の通り「三十三間」の柱間を持つ特徴的な細長い仏堂であり、圧巻の「千手観音」でも知られる「三十三間堂(蓮華王院本堂)」。

本ページでは、京都の玄関口「京都駅」から「三十三間堂」までの交通手段・アクセス情報について解説していきます。

「京都駅から三十三間堂」アクセスの基本

京都駅から三十三間堂は、直線距離で1.2キロほど離れた場所にあり、近隣には「京都国立博物館」・「智積院」・「豊国神社」などの観光名所があり、観光客の多いエリアとなっています。

公共交通機関によるアクセス手段としては、概ね以下の2ルートがご利用頂けます。

市バスを利用する:基本的なおすすめルート・最速・最安・徒歩移動少ない

JR線と京阪電車を利用する:乗り換えあり・運賃割高・渋滞回避ルート・徒歩移動あり

基本的には京都駅~三十三間堂間の移動は「市バス」のご利用が圧倒的に便利なため、どんな時でも「市バス一択」でも構いませんが、春や秋の一部土日祝日などの「観光繁忙期」には渋滞に伴う「バスの遅れ」が発生し、バスの運行ダイヤや所要時間が大きく乱れる・遅くなる可能性がありますので、そのような場合は電車の利用もご検討ください。

また、距離が比較的短いため京都駅~三十三間堂間は「徒歩」で移動することも可能です。ルートについては後ほど簡単にご紹介いたします。

※なお、この他には京都駅八条口からの「プリンセスライン」バスや京阪バスの「ステーションループ」バスなども京都駅~三十三間堂間のアクセス手段としてご利用可能ですが、プリンセスラインは京都女子大学関係の輸送がメインで1日券なども使えないため「観光」には少し利用しにくいほか、「ステーションループ」バスは三十三間堂前のバス停へ行きませんので、本ページ上では積極的なご案内は致しません。


◇三十三間堂の最寄り駅・最寄りバス停について

三十三間堂の最寄りバス停は「博物館三十三間堂前」バス停、最寄り駅は「京阪七条駅」となっています。

京阪七条駅からの場合は東方向に徒歩約5~6分程度の徒歩移動が必須ですが、バスをご利用の場合、反対車線側の道路沿いが「三十三間堂」の敷地に隣接していますので、横断歩道を渡れば拝観入り口まですぐにアクセス可能です。

なお、バス停、駅の位置図については以下の地図をご参照ください。

市バスを利用する

「博物館三十三間堂前」バス停へアクセスする主な系統の1つ「急行100号系統」
ルート市バス京都駅前バスのりば~市バス「博物館三十三間堂前」バス停
のりば京都駅前「D1」のりば・「D2」のりば
系統・行き先※D1・D2のりば発のほぼ全てのバスが利用可能
<D1>急行100号系統:「清水寺・銀閣寺」行き
<D1>急行106号系統:「清水寺・祇園」行き
<D1>急行110号系統:「祇園・平安神宮」行き
<D2>206号系統:〈東山通〉三十三間堂・清水寺経由「祇園・北大路バスターミナル」行き
<D2>208号系統:〈東山通〉博物館・三十三間堂経由「泉湧寺・東福寺」行き
<D2>86・臨(楽洛東山ライン)号系統:〈東山通〉「清水寺・祇園・三条京阪」行き
<D2>88号系統:〈東山通〉「東福寺」行き
※「東山シャトル」はご利用頂く事が出来ません。
運行間隔昼間時約3~4分間隔以下で運行
運賃大人230円・子供120円
※「バス1日券」や「地下鉄・バス1日券」が利用可能
所要時間約8分~
※「博物館三十三間堂前」バス停から三十三間堂へは横断歩道を渡り南側すぐとなっています。

京都駅から三十三間堂へ移動する基本的なおすすめルートである「市バス」。

三十三間堂最寄りの「博物館三十三間堂前」バス停へ行く市バスは、京都駅前バスのりば「D1」のりばと「D2」のりばから昼間時は約3~4分間隔で頻発しています。

運賃は大人230円・子供120円、いわゆる「1日券」類ももちろん利用可能となっています。

三十三間堂方面への市バスは本数が多いためほぼ「待たずに乗れる」状況ですが、京都駅~博物館三十三間堂前バス停間は、京都のバスで最も混雑する区間の一つですので、座れない場合も多くなっています。

また、仮に座れた場合でも、次々にお客さんが乗り込んできて満員でバスが発車することが多いため、博物館三十三間堂前バス停へ行く「往路」に関してはバスの後ろ寄りの座席に座ってしまうと「降車」が大変な場合がありますのでご注意下さい。。

なお、春や秋の一部土日祝日など「観光シーズン」には清水寺方面などの渋滞の影響を受け、バスが大幅に遅れたりすることがあります。

京都駅から博物館三十三間堂前までの区間については短距離ということもあり、極端な遅れが出やすい訳ではありませんが、運行間隔が大きく乱れることがあるほか、特に「お帰り」の便については、祇園・清水寺方面からの激しい遅れ・混雑が波及するため利用しづらい状況になることがあります。

基本的には1年のうちのほとんどの期間は問題はありませんが、観光シーズンに明らかに混雑・遅れが激しいような場合には「電車」の利用も検討してみてもよいかもしれません。

「博物館三十三間堂前」バス停

バスを降りたら、右側(東側)すぐの場所に通りを渡る横断歩道がありますので、そちらをお渡りください。

三十三間堂の参拝入口

横断歩道の正面には三十三間堂の案内看板がありますので、それに従って進むと、すぐに三十三間堂の参拝入口が見えてまいります。

なお、三十三間堂からお帰りの場合は反対車線側(三十三間堂側)の通り沿いに「博物館三十三間堂前」バス停がありますので、そちらから京都駅行きをご利用ください。

JR線と京阪電車を利用する

ルートJR京都駅~JR東福寺駅・京阪東福寺駅~京阪七条駅
運賃大人290円・子供150円(大人運賃内訳:JR線130円・京阪電車160円)
※「歩くまち京都・レールきっぷ」が利用可能
所要時間約15分~
※京阪七条駅から三十三間堂まで徒歩約7分程度

京都駅から三十三間堂間の移動手段については、基本的には「市バス」のご利用がおすすめですが、先述した通り「観光シーズン」のバスが使いにくくなるような場合は電車のご利用も可能です。

電車で移動する場合、運賃はやや割高、所要時間もやや長めになりますが、遅れたり混雑で使いにくくなるようなことがほぼありません。

なお、京都市交通局の「1日券」類はこのルートでは一切利用できません。利用可能なフリーきっぷは京都市内の電車が乗り放題になる「歩くまち京都・レールきっぷ」のみとなっています。

なお、通常時でも「歩くまち京都・レールきっぷ」をお持ちの場合は追加運賃が不要となるこちらのルートのご利用がおすすめです。


◇京都駅から七条駅までのルートについて

電車で京都駅から三十三間堂最寄りの京阪七条駅へ移動する場合は、まずはJR京都駅の8・9・10番のりばから「奈良線」の電車(全て利用可能)で隣の東福寺駅まで行きます。

JR東福寺駅

東福寺駅をご利用の場合、京都駅で「後ろ寄り」の車両にご乗車頂くと、階段を上ることなく、そのまま京阪電車に乗り換えることが出来る乗り換え改札口をスムーズに利用して頂けます。

午前7時から夜7時までのみ利用可能な京阪電車へののりかえ口。こののりかえ口を利用すると、出たホームが「京阪七条駅」方面行きののりばとなります。

七条駅へは来た電車(出町柳行き)が全て利用可能です。


◇京阪七条駅から三十三間堂までの徒歩移動について

京阪七条駅から三十三間堂へは、東向きにゆるやかな上り坂を徒歩7分程度歩く必要があります。

京阪七条駅改札口を右手に進み「出口2」へ移動する

京阪七条駅改札口を出たら、案内表示が見えますので出口「2」の方向(右側)へと進んでいきます。

改札前には「京都国立博物館」の案内表示が大きく出ていますが、その案内表示ではなく、「三十三間堂・出口2」の表示に従うようにして下さい。

京阪七条駅「出口2」

京阪七条駅の出口2から地上に出たら、右手(東側)に進みます。

七条通沿いを東に直進する

出口2を出て右に曲がったら、後は七条通沿いを東に向けて真っすぐ進んでいくだけです。

しばらく進むと三十三間堂の西側の入口が見えてまいります。こちらから入ることも出来ますが、大型バスの出入りなどが多いためお気をつけ下さい。

なお、更に東に進んで頂いた場合でも三十三間堂の東側の入口へアクセスすることが可能です。

徒歩で移動する

京都駅から三十三間堂は直線距離で約1.2キロとなっており、観光地への移動としてはそれほど遠い訳ではありません。そのため「徒歩」がおすすめの移動手段という訳ではありませんが、徒歩移動も可能です。

徒歩移動の場合は、京都駅から七条通り方面へと抜けて、あとは七条通り南側の歩道沿いをひたすら東に向けて歩いていけば、三十三間堂の西側入口に到着するようになっています。

京都駅からのルートはとにかく「七条通」沿いに出るのであればばどのような経路でも構いません。

詳しい推奨ルートや位置関係については以下の案内図をご覧ください。

まとめ

以上、京都駅から三十三間堂までの交通・移動手段について解説してきました。

最後にアクセス方法について再度まとめておきます。

◇市バスを利用する
・最速、最安のおすすめルートとなっています。最寄りバス停である「博物館三十三間堂前」バス停へのバスは京都駅前バスのりば「D1」・「D2」のりばから3~4分間隔以下と非常に高頻度で運行されており、利便性は高くなっています。なお、一部観光シーズンにはバスの遅れ・混雑が激しくなり利用しづらくなることもありますので、その場合は電車のルートを利用することもご検討ください。

◇JR線と京阪電車を利用する
・JR京都駅から東福寺駅を経由して七条駅までアクセスするルートです。運賃は割高、所要時間もやや長くなりますが、「歩くまち京都・レールきっぷ」をお持ちの場合や観光シーズンにバスが使いにくくなるような場合はこちらのルートもご検討ください。