奈良公園バスターミナルとはどんな所?観光客向け施設(店舗)のご案内など

2019年春にオープンした奈良公園の拠点空間「奈良公園バスターミナル」

本記事では、「バスターミナル」の交通アクセスに関する情報のみならず、観光拠点としてどなたでもご利用頂ける「施設」の概要、使い方についてじっくりと解説していきます。

バスターミナルの建物内には、飲食店などの店舗・休憩スペース・展示空間・屋上庭園などが設けられており、奈良公園一帯の観光の途中に一息つくには大変便利な施設となっています。

奈良公園バスターミナルとは?

奈良最大の観光バスの乗降場です

奈良公園バスターミナルは、奈良公園エリア・東大寺・興福寺など奈良の主要観光地へのアクセス性に非常に優れた「奈良県庁」の東側に位置する巨大なバスターミナルです。

観光バス専用の乗り降り場である「奈良公園バスターミナル」

この施設は「奈良公園バスターミナル」という名前ですが、必ずしも奈良市内を走る「路線バス」のターミナルになっている訳ではなく、観光客向けの「ぐるっとバス」も含めて乗り入れていません。

基本的には「観光バス・貸し切りバス」の「乗降場」のみの目的で用いられています。

外国人観光客の団体や、国内の貸し切りバスツアーなどで奈良を訪れた場合の玄関口のひとつ。それが「奈良公園バスターミナル」となっています。

なお、開業当初の予想と比べ、利用者数・利用台数ともに少ないと言われており、バスターミナルというよりは施設内の一部店舗のみがにぎわいを見せている現状もあります。

奈良公園の「観光拠点」としても

観光バスで訪れた観光客の「玄関口」のひとつである「奈良公園バスターミナル」。

電車や市内の路線バスを利用して観光していたり、奈良公園を徒歩で巡る観光客の方には一見無縁の施設に見えるかもしれませんが、この施設は単なる「バスターミナル」ではなく、観光拠点としての建物が併設されています。

館内には飲食店や土産物店・展示施設・展望のよい休憩スペースなどがあるため、奈良観光の「憩いの場」としてもご利用・ご活用頂けるのです。

飲食店なども入居する「奈良公園バスターミナル」

奈良は世界的な観光地でありながら、観光の途中に気軽にくつろげる空間が少なくなっていましたが、2018年の平城宮跡「朱雀門ひろば」の開業、そしてこの2019年の「奈良公園バスターミナル」の開業と一気に観光拠点の整備が進んでおり、観光の途中に小休止を取って頂きやすい環境に変化しつつあります。

展示施設・休憩施設のご案内

奈良公園バスターミナルの建物(東棟)には飲食店などの店舗のみならず、館内の広い範囲が休憩が取れるようなスペースとなっている他「屋上庭園」もあり、東棟の1階・2階部分には奈良についてわかりやすく解説されている様々な展示コーナーが設けられています。

展示空間は人が少ないことが多くなっており、利用しやすい・ご覧頂きやすい環境です。

屋上庭園

眺めの良い空間が広がる「屋上庭園」

奈良公園バスターミナルの建物の屋上部分は、ほぼ全体がどなたでもご利用頂ける「屋上庭園」として整備されており、若草山・春日山・奈良公園一帯を望む美しい風景を楽しみながら憩いのひとときをお過ごし頂けます。

なお、屋上部分へアクセスするためには東棟側からのみエレベーター・階段をご利用頂けます。特に階段は1か所のみ東棟南側のスターバックスコーヒー付近にあり、かなりわかりにくい場所となっています。

奈良お散歩マップ

「奈良お散歩マップ」と称するコーナーは、展示ではなく、端末を利用して観光に使えるオリジナルマップが作成できるようになっているコーナーです。

奈良公園ジオラマ模型

バスターミナルの南東側入口の近くには、奈良公園エリアのジオラマ模型も設置されています。

奈良ストーリー

東棟2階、「奈良お散歩マップ」のある空間の上には「奈良ストーリー」と名付られたブースがあり、鹿・地酒・記紀・万葉・パワースポット等に関するテーマの展示が行われています。

店舗のご案内

西棟を中心に複数の店舗が入居する

奈良公園バスターミナルの建物内には、飲食店・土産物店など複数の店舗が入居しており、現在はバスターミナル利用者のみならず、奈良公園一帯の観光客の利用が多い状況となっています。

飲食店やその他の店舗としては、以下のテナントが入居しています。

西棟1階営業時間
豆鹿喫茶(喫茶店)11時~17時
PARK桃谷樓(中華料理・点心)11時~17時
奈良銘品館(土産物店)10時~18時30分
西棟2階
京都勝牛(牛カツ専門店)11時~19時
わぷらす奈良(着物レンタル)9時~18時
東棟2階
スターバックスコーヒー7時~20時

多くの店舗は西棟にあり、スターバックスコーヒーのみが東棟にあります。

店の数は一般的な観光商業施設と比べて多いという訳ではありませんので、観光シーズンの昼間時などにはお店の外に入店待ちの列が出来ることもあります。

アクセス方法について

奈良公園バスターミナルは、「観光バス」・「貸切バス」で奈良を訪れる場合にはこちらで降車、乗車して頂く場合が多くなっています。

一方で「路線バス」をご利用の場合は「ぐるっとバス」も含めてバスターミナル内には乗り入れるバスはありません。

県庁前バス停から東にすぐ

路線バスやぐるっとバスをご利用の場合、最寄りバス停は「県庁前」バス停となっています。

JR奈良駅・県庁前バス停からのアクセス方法

JR奈良駅からの場合、東口1・2・3番のりばから「近鉄奈良駅」行き以外の全てのバスが利用可能です。

県庁前バス停で下車すると、バスを降りて右手にしばらく歩いて頂くと奈良公園バスターミナルの建物が見えてまいります。迷うことはまずありません。

近鉄奈良駅からのアクセス方法

近鉄奈良駅からの場合、バスではなく徒歩でのアクセスが一般的です。

改札口は東改札口を利用し、左側の「1番出口」から地上に出て頂くと、あとはなだらかな坂道となっている正面の太い歩道を真っすぐ進んでいくだけです。

奈良県庁・県庁前バス停を過ぎると奈良公園バスターミナルの建物が見えてまいります。こちらもルートはわかりやすくなっています。

興福寺・東大寺などからのアクセス方法

興福寺からの場合は、東金堂・五重塔前から北に進む(北参道)とバス通りに出ますので、通りを横断歩道で渡り、あとは右側に進んでいくだけです。興福寺境内からの所要時間は5分も掛かりません。

東大寺からの場合は、大仏殿・南大門前の参道を南に進み、バスの通る道路(交差点)まで出たらあとは右側に真っすぐ進んでいくだけです。なお、途中で地下道を通って行く形となっています。

まとめ

奈良公園バスターミナルは、観光・貸し切りバスで奈良を訪れる方の「乗り降り場」として整備された空間です。バスターミナルには路線バスは発着しておらず、「県庁前」バス停が路線バス利用時の最寄りバス停となります。

バスターミナルの建物は観光客の「憩いの場」として休憩可能なスペースが多数設けられており、屋上庭園や奈良に関する展示空間などもあります。館内施設はバスで訪れていない方でも自由にご利用可能です。

この他、西棟を中心に飲食店や土産物店も複数入居しています。周辺に店舗が多い訳ではありませんので、観光シーズンの昼間時には一部の飲食店は比較的混雑する場合もあります。