四条河原町から龍安寺への交通・アクセスを解説(市バス・阪急・嵐電・JRバス)

金閣寺や仁和寺などとともに「きぬかねの路」と呼ばれる山麓のルート沿いにある世界遺産として知られる「龍安寺」。龍安寺は庭園の美しさで世界的な知名度を持つお寺として、日々外国人観光客を含め多くの観光客が訪れています。

こちらのページでは、京都の中心街である「四条河原町」エリアから龍安寺までの交通手段について、なるべく詳しく解説していきます。

「四条河原町から龍安寺」アクセスの基本

四条河原町から龍安寺までは、北西に徒歩約5キロほど離れており、自転車や徒歩で気軽にアクセス出来る距離ではありません。

公共交通機関を使ってアクセスする場合、以下の3つのルートが基本となります。

市バス59号系統を利用:乗り換えなし・最安・所要時間約50分

阪急線と嵐電を利用:乗り換え2回・運賃割高・徒歩移動長め・所要時間約50分

阪急線とJRバスを利用:最速・乗り換え1回・運賃割高・本数少ない

四条河原町~龍安寺間は5キロほどの距離ではありますが、市バス及び阪急・嵐電ルートでは50分程度かかる比較的長丁場のルートとなります。

また、最速ルートとしては、阪急大宮駅まで阪急電車を利用し、そこからJRバスの高雄・栂ノ尾・周山方面行きなどに乗り換えるというルートもあります。

しかしながらこちらのルートは京都駅始発の約15~30分おきのバスに乗り換えるルートであり、土日祝日などバスが主に30分間隔で運行されている場合には本数が少ないため使いにくいルートとなっています。

使い方としては、

・基本は市バスを利用
・「歩くまち京都・レールきっぷ」利用時などは阪急線+嵐電を利用
・約30分間隔のバスに時間を合わせられる場合は、阪急線+JRバスルートも可能

以下のような形となっています。乗り換えなど面倒なことを避けたいのであれば、迷わず市バスをご利用になるのがおすすめでしょう。

市バス59号系統を利用する

市バス・JRバス「竜安寺前」バス停
ルート市バス四条河原町バス停~市バス竜安寺前バス停
のりば四条河原町「Aのりば」
系統・行き先59号系統〈河原町通〉「金閣寺・竜安寺・山越」行き
運行間隔約12~15分間隔
運賃大人230円・子供120円
※「バス1日券」や「地下鉄・バス1日券」が利用可能
所要時間約50分~
※竜安寺へはバス停を降りて北側すぐ

市バスを利用して竜安寺へアクセスする場合、59号系統のみがご利用可能です。

59号系統は、四条河原町交差点の北側、河原町通の南行車線に設けられたバス停「Aのりば」から発車します。バス停の向きは南側を向いており、竜安寺とは反対方向となっていますが、Aのりばで間違いありません。

バスの本数は比較的多く、昼間時は12~15分間隔で運行されており、四条河原町バス停からの場合、座れる可能性が高くなっています。

所要時間は比較的長めですが、遅れについては東山方面など、渋滞が激しくなりやすいエリアと比較するとましな方であり、極端な遅れが生じることは余りありません。


◇バス停の場所について

バス停を降りたら北西側が竜安寺参道

「竜安寺前」バス停を下車したら、右方向(西側)に進んだらすぐに写真のような横断歩道がありますので、そちらを渡って頂くと竜安寺への境内・参道に入ることが可能です。

嵐電を利用する場合と異なり、バス停から境内までは目と鼻の先の距離となっており、境内以外の徒歩移動が少ないという意味では利便性が高いルートと言えるでしょう。

なお、お帰りの場合のバスのりばは、反対車線側、「きぬかけの路」を東側に徒歩2分ほどの場所(龍安寺の駐車場のそば)にあります。少し離れた場所にありますのでご注意下さい。

阪急電車と嵐電を利用する

嵐電龍安寺駅
ルート阪急京都河原町駅~阪急西院駅・嵐電西院駅~帷子ノ辻駅~嵐電龍安寺駅
運賃大人380円・子供190円(大人運賃の内訳:阪急160円・嵐電220円)
※「歩くまち京都・レールきっぷ」がご利用可能です。
所要時間約50分~
※龍安寺境内へは嵐電龍安寺駅から北方向に徒歩約8~10分程度

阪急電車と嵐電を利用する場合、運賃は割高になりますが所要時間は市バスルートと大差ありませんので、電車だけがご利用頂けるフリー乗車券「歩くまち京都・レールきっぷ」利用時のみおすすめのルートとなります。

四条河原町からの場合、まず阪急電車の準急や普通などで西院駅までアクセスします。

阪急電車と嵐電の乗り換えは、阪急西院駅の「北改札口」を出て「嵐電」の案内表示に従って出口から出て頂くと、左側(東側)が嵐電の線路・嵐電西院駅になっていますので、そちらからまず「嵐山行き」をご利用ください。

嵐山行きの途中駅である「帷子ノ辻駅」からは「北野白梅町」行きに乗り換えます。「龍安寺駅」は「妙心寺駅」の次の駅となっています。


◇駅からのルートについて

なお、嵐電をご利用の場合、駅から境内まで住宅街の中などを歩く徒歩移動が必須となります。

駅を降りたら龍安寺への案内表示が見える

龍安寺駅を下車すると、駅出口には案内表示が設けられていますので、その指示に従い右側(北側)に進みます。

しばらく商店街の中を進む

右折したら、しばらくは龍安寺参道商店街の中を進んでいきます。

コインパーキングの前を左折

しばらく進むと、コインパーキングが見える場所にある交差点に左折の案内表示がありますので、指示に従い左に曲がります。

石標が見える角を右折

更に少し進むと、住宅街の中に石標と案内表示がありますので、こちらを右折します。

龍安寺の入口

あとは真っすぐ進んでいくと、住宅街の中の道がそのまま参道に変化して、竜安寺境内へと進んでいくことが可能です。

参道をまたぐ「きぬかけの路」

なお、参道は途中で「きぬかけの路」を越える横断歩道を1回渡ります。嵐電龍安寺駅からここまでの区間は、徒歩約8~10分程度となっています。

阪急電車とJRバスを利用する

ルート阪急京都河原町駅~阪急大宮駅・JRバス四条大宮バス停~JRバス竜安寺前バス停
バスのりば四条大宮駅出口1から西にすぐの位置にあるJRバス(北行)のりばを利用
行き先「栂ノ尾」・「周山」・「立命館大学」行き
運賃大人390円・子供200円(大人運賃内訳:阪急160円・JRバス230円)
※市バス等の1日券類は一切利用できません。
所要時間約30分~
※本数が少ないため、利用するタイミングによっては市バスより遅くなることもあります。

乗り継ぎのタイミング、時間の合わせ方によっては圧倒的に速い「最速ルート」となるのは、阪急電車とJRバスを乗り継ぐルートです。

バスは平日の立命館大学開校期間は約15~30分間隔、学休期や土日祝日はほぼ終日30分間隔の運行であり、30分間隔の時間帯は必ずしも使いやすいルートとは言えません。

バスの時刻と移動のスケジュールを一致させることが出来る場合のみ、おすすめのルートと言えるでしょう。

阪急電車は京都河原町駅から準急・普通など(特急は停まりません)で2駅目の大宮駅まで行きます。

大宮駅で下車したら、東側にある「出口1」をご利用ください。出口1から地上に出ると、右側(西側)に大通りを渡る横断歩道がありますので、そちらを渡って頂くと、横断歩道のすぐ右側(北側)にJRバスのバス停があります。

JRバスに乗って頂いたら、あとは竜安寺前バス停まで行くだけです。なお、市バスの1日券類などは一切使えません。運賃は通常運賃を払うことになり、割高なルートとなることはあらかじめご留意下さい。

なお、お帰りの場合のバスのりばは、反対車線側、「きぬかけの路」を東側に徒歩2分ほどの場所(龍安寺の駐車場のそば)にあります。少し離れた場所にありますのでご注意下さい。

まとめ

以上、四条河原町から世界遺産「龍安寺」までの交通手段・アクセスに関する情報をまとめてきました。

最後に各ルートの概要について再度まとめておきます。

◇市バス59号系統を利用
・通常時のおすすめルートとなります。所要時間は約50分と決してスムーズな移動時間ではありませんが、均一大人230円の運賃で乗り換えもなく、大抵の場合座って移動することも可能です。本数も1時間に4~5本程度ありますので使いにくいことはありません。

◇阪急電車と嵐電を利用
・西院駅経由で阪急線と嵐電を乗り換えるルートです。乗り換えは2回、通常運賃は割高、駅からの徒歩移動もありますので、通常時はおすすめのルートという訳ではなく、「歩くまち京都・レールきっぷ」利用時のみおすすめのルートとなります。なお、乗り換えや徒歩移動がありますが、所要時間は市バスと同じ水準、約50分となっています。

◇阪急電車とJRバスを利用
・阪急大宮駅経由で京都駅始発のJRバスを利用するルートです。所要時間が最速30分の「最速ルート」ですが、土日祝日や平日学休期などは基本的に30分間隔の運行のため、バスの時間に合わせて行動できる場合を除いてはおすすめできません。運賃も1日券類は使えないため割高になります。