「四条河原町から大原」への交通アクセスまとめ

自然豊かな京都の奥座敷であり、三千院・寂光院で広く知られた京都「大原」エリア。

こちらのページでは、京都の中心街である「四条河原町」から大原エリアまでの交通手段・アクセス情報についてなるべくわかりやすく、詳しく解説していきます。

「四条河原町~大原」間アクセスの基本

四条河原町から大原エリアへ移動する場合、京都駅からと比べると少し距離は短いものの、10キロ以上の距離があります。

公共交通機関による移動手段としては、以下のようなものがあります。

◇京都バス:乗り換えなし・最安・所要時間長め
◇地下鉄+京都バス:渋滞回避・最速・運賃割高・四条駅までの移動が必須

京都バスのみを利用する場合、観光シーズンの渋滞の影響を受けやすくなりますが、乗り換えなしでアクセスすることが可能です。

また、地下鉄線を使う場合、渋滞リスクを避け、国際会館駅からの京都バスを利用する形となるため、時間を読みやすい・安定したルートとなっています。

但し、地下鉄線は四条河原町エリアから西に少し離れた四条駅からご利用頂くため、四条駅までの徒歩移動(バスも可能)が10~15分程度必須となります。

運賃については通常運賃の場合差がありますが、京都バスルート、地下鉄・京都バスを乗り継ぐルートともに、「地下鉄・バス1日券」が利用可能となっています。1日券のご利用でどちらのルートでもコストは同じとなる他、通常の往復運賃よりも安くなるため大変お得となっています。ぜひご利用ください。

なお、このほかにも京阪線や叡山電車経由で京都バスに乗り継ぐルートなども想定できますが、運賃面や時間面での優位性がなく、利用するメリットがそれほどありませんので、本ページではご紹介いたしません。

大原バス停(三千院・寂光院へのアクセスルート)について

大原エリアは南北2キロほどの小さな盆地のようになっており、複数のバス停が設けられていますが、最大の観光名所である「三千院・寂光院」へアクセスする場合は、大原エリアの北側にある各路線の終点バス停である「大原」バス停のご利用が便利です。

四条河原町からの場合でも、国際会館駅からの場合でも、終点・始発はこの「大原」バス停となっており、大原バス停は交通拠点として機能しています。

大原バス停の概要

◇大原バス停の位置図

大原バス停は、国道沿いに専用のバスのりば・バスロータリーが設けられており、大変使いやすくなっています。

京都バス「大原」バス停
大原バス停の待合室・四条河原町方面へは「京都駅」行きを利用

大原バス停は、立派な待合室があり、四条河原町(京都駅)方面・国際会館駅方面行きののりばが分かれています。四条河原町へは「京都駅」行きをご利用下さい。

大原バス停のきっぷうりば

京都バスは、もちろんICカードや現金で運賃をお支払い頂けますが、大原バス停にはきっぷうりばもあり、事前に乗車券をお買い求め頂けます。わからないことがあれば、こちらで質問することも出来るでしょう。

大原バス停のロータリー

バスののりば・おりばは基本的にほぼ同じ場所です。ロータリーの中でバスを降りたら、待合室の中を通り抜けて三千院・寂光院方面へアクセスする形となります。

三千院へ

大原バス停東側すぐの横断歩道を渡る

三千院へは、大原バス停を降りて東側(右側)へと進みます。バスのりばの待合室を通り抜けて行くと、すぐに国道を渡る横断歩道がありますので、そちらを渡って頂きます。

横断歩道を渡ると、比較的広い道を少しだけ進んでいきます。

三千院参道への入口

間もなく「三千院参道」の標識が見えますので、指示の通り左側へ曲がります。

三千院への参道

参道に入れば、あとは自然豊かで所々に観光客向けのお店が並ぶ道をひたすら道なりに進んでいくだけです。約10分ほど歩けば三千院一帯へ到着します。

寂光院へ

大原バス停の中にある「寂光院参道」の看板

寂光院へは、大原バス停の待合室の西側にある「寂光院参道」の看板を目印に、そのまま石段を下りて細い道を進んでいきます。

寂光院へは高野川を越えて歩く

バス停一帯を抜けるとしばらく川沿いの細い道を歩きます。

高野川に掛かる小さな橋を渡る

しばらく歩くと、高野川をまたぐ小さな橋を渡ります。参道らしくない風景ですが、このルートで間違っていません。

橋を渡ると車道と交差する場所に出ます。

寂光院へは上り坂が続く

寂光院へは、広い車道へ入らずに案内表示へ従いそのまま真っすぐ進んで行って下さい。これ以降は参道らしい風景が広がり、案内表示もありますので迷うことはありません。

京都バスを利用する

ルート京都バス四条河原町バス停~京都バス大原バス停
のりば◇日中時間帯
・四条通東行のりば(市バス「E」のりばと同じ場所)及び河原町通北行のりば(市バス「F」のりばと同じ場所)の両方に停車
◇朝晩のみ
・河原町通南行のりば(市バス「A」のりばと同じ場所)
系統・行き先◇日中時間帯「17系統」大原行き
◇朝晩のみ「16系統」大原行き
運行間隔約15~30分間隔(昼間時概ね30分間隔)
運賃520円(子供260円)
※「地下鉄・バス1日券」が利用可能
所要時間約50分~

乗り換えなしの京都バスをご利用頂く場合、四条河原町バス停は3つあり、日中時間帯は同じ路線が2つののりばを経由し、朝晩の便はまた別ののりばから発車するという少し複雑な仕組みとなっています。

バスは河原町通南行のりばから発車する朝晩の16系統を除いては京都駅が始発のため、基本的には「座れない」場合も少なくありません。

観光客が多くない場合は、途中から座れるようになる場合も多いですが、大勢の観光客が乗っている場合、大原エリアまで座れないというケースもないとは言えません。

また、四条通などを経由するため渋滞に巻き込まれやすく、必ずしも時刻表通りに運行されるとは限りません。

乗り換えなしで運賃は最安のため、観光客の少ない平日などには大変便利なルートとなりますが、観光シーズンなどには車内混雑と遅延の可能性があるということはご留意下さい。

地下鉄と京都バスを利用する

ルート地下鉄四条駅~地下鉄国際会館駅・京都バス国際会館駅前バス停~京都バス大原バス停
のりば(国際会館駅前)3のりば
系統・行き先19系統「大原」行き・「小出石」行き
運賃地下鉄290円+京都バス350円=合計640円(子供330円)
※「地下鉄・バス1日券」が利用可能
※この他四条河原町~四条駅間を阪急線、市バスで移動すると追加料金が掛かります。
所要時間約55分~
※四条河原町~四条駅間の移動時間込み(徒歩移動で約10~15分掛かります)

四条河原町から地下鉄線と京都バスを乗り継いで大原エリアへアクセスする場合、四条河原町エリアから西に徒歩約10~15分ほど離れた地下鉄四条駅から地下鉄烏丸線をご利用頂く形となります。

四条駅へは、徒歩の他、運賃160円の阪急電車で一駅だけ移動、また市バスで停留所を2つ移動する形でアクセスすることも可能ですが、徒歩の方が早くなる場合もあります。

このルートは、徒歩移動を考慮すると最短ルートとはならない場合もありますが、バスは郊外の国際会館駅からの利用となっているため、京都駅・四条河原町方面からの直通バスのような「遅れ」の波及を余り気にする必要がありません。

バスの混雑についても直通のバスと比較すると少なく、ほとんど空席となっている場合もあるなど使いやすくなっています。

四条駅までの移動の手間こそかかりますが、新緑や紅葉シーズンなど、観光繁忙期で渋滞・混雑の可能性が高くなる時期にはおすすめのルートと言えるでしょう。


◇国際会館駅でのバスへの乗り継ぎについて

地下鉄烏丸線「国際会館駅」の改札前

地下鉄線の終点国際会館駅で降り、改札を抜けるとすぐ正面に案内表示があります。案内表示の「バス」の表示に従い、出口4-1へアクセスします。

出口へ向かうルートへは、丁寧な案内表示・バスの時刻表の掲出が行われています。なお、階段は長めですが、近くにあるエレベーターを利用することも可能です。

階段・エレベーターで地上に上ると「バスのりば」の表示がありますので北側へと進みます。

国際会館駅前バスターミナル

バスターミナル前に出て頂いた後は、一番北側のバスのりばまで進んでください。

一番北側の「3のりば」が大原行きの19系統ののりばとなっています。

まとめ

以上、京都の中心街である「四条河原町」から京都の奥座敷「大原」エリアまでの交通手段・アクセス情報について詳しくまとめてきました。

最後に2つのルートについて、その概要を改めてまとめておきます。

なお、いずれのルートもお得な「地下鉄・バス1日券」がご利用可能です。

1日券の利用で、通常の往復運賃よりも安く移動できますので、ぜひご利用下さい(四条河原町では発売場所が金券ショップなどに限られていますのでご注意ください。)

◇京都バスを利用する
・四条河原町から大原まで乗り換えなしで移動可能なルートです。所要時間は最速の場合もありますが、観光シーズンの渋滞や遅延のリスクが高く、車内が混雑する場合もあります。観光客がそれほど多くない平日などには使いやすいルートと言えるでしょう。

◇地下鉄と京都バスを利用する
・四条河原町から少し西に離れた地下鉄烏丸線四条駅から国際会館駅へ移動し、そこから京都バスを利用するルートです。四条駅への移動や乗り換えの手間は掛かりますが、概ね「渋滞とは無縁」でバス車内の混雑も回避しやすいなど、とりわけ観光客が多くなる時期にはおすすめのルートとなっています。