【大阪】「エキスポシティ」へのアクセスを徹底解説(電車・モノレール・バス)

かつての大阪万博の会場である「万博記念公園」の南側、かつて「エキスポランド」があった場所に2015年に開業した大規模な複合商業施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」

専門店街のみならず「アミューズメント・アトラクション」系施設も多くあらゆる年代の方々が楽しめる施設になっていますが、その「交通アクセス」については少しわかりにくい。やや面倒な場所にある=車で行く場所。というイメージを持たれる方も多いようです。

この記事では、エキスポシティへの交通アクセスについて、特にわかりにくいように感じる「公共交通機関」によるアクセスを中心になるべくわかりやすくご紹介してまいります。

エキスポシティへの「交通拠点」

最寄駅「万博記念公園駅」

エキスポシティの「最寄り駅」は、大阪モノレール「万博記念公園駅」。この駅はエキスポシティに直結する形になっており、駅を降りて東側の歩道を通って行くと、そのままエキスポシティの建物へ入っていくことが可能です。

もっとも、駅自体はエキスポシティとほぼ一体的な存在なので使いやすいのですが、この駅が「大阪モノレール」の駅であり、JRや阪急のような電車の駅ではないことから、不便なイメージを持たれる方が多いようです。

しかし、大阪モノレール線は次項で乗り換え拠点の「千里中央駅」についても解説するように、複数の鉄道線とスムーズに乗り継げるようになっています。また、5~10分間隔で頻繁に運行されているほか、伊丹空港からは直通でアクセスできるようになっていますので、それほど不便ではありません。

リンク:大阪モノレール

梅田方面からの乗り換え拠点「千里中央駅」

万博記念公園駅とモノレールで5分ほど離れた場所にある「千里中央駅」。この駅は地下鉄御堂筋線梅田・なんば方面から直通する北大阪急行線の終点(2020年以降は新箕面駅まで延伸するため途中駅になります。)でもあり、大阪モノレール線にスムーズに乗り継いで頂ける交通拠点になっています。

北大阪急行線は昼間でも8分おきに運行、またモノレール線も5~10分間隔と頻繁に走っていますので、乗り継ぎで不便な思いをすることは一切ありません。千里中央駅から万博記念公園駅までの所要時間は5分、モノレール運賃は250円となっています。

リンク:北大阪急行電鉄

その他各鉄道線~大阪モノレール線の乗り換え駅

千里中央駅のみならず、大阪モノレールは非常に多くの鉄道路線と乗り継ぎが可能になっています。

阪急京都線=南茨木駅

京都方面からのアクセスについては、「南茨木駅」で阪急京都線とモノレールを乗り継ぐことが可能です。南茨木駅~万博記念公園駅間の所要時間は5分、運賃は250円となっています。なお、南茨木駅には阪急線の特急は停車しませんのでご注意ください。

阪急千里線=山田駅

・阪急千里線、及び直通する地下鉄堺筋線沿線からは「山田駅」でモノレールと乗り継ぎが可能です。奈良方面や和歌山方面、また阪急沿線の神戸方面からはこの山田駅経由が最速・最短となる場合が多く、意外にも「使える」乗り換え拠点となっています。なお、山田駅は万博記念公園駅の西隣の駅となっており、所要時間は3分、運賃は200円で万博記念公園駅へアクセス可能となっています。

阪急宝塚線=蛍池駅

・宝塚、能勢電鉄方面からのアクセスについては「蛍池駅」でモノレールと乗り継いで頂けるようになっています。蛍池駅から万博記念公園駅までの所要時間は15分、運賃は370円となっています。

大阪メトロ谷町線=大日駅

・大阪メトロ谷町線の終点である大日駅でもモノレールと乗り継ぎ可能となっています。万博記念公園駅までの所要時間は16分、運賃は370円となっています。

京阪本線=門真市駅

・京阪沿線からのアクセスについてはやや遠い場所ですが「門真市駅」でモノレール線と乗り継ぎが可能となっています。万博記念公園駅までの所要時間は18分、運賃は400円となっています。

休日の直通バスが発着「JR茨木駅」

上記で「大阪モノレール」は様々な鉄道路線との乗り換えができることをご紹介してきましたが、阪急・京阪・北急・大阪メトロはあっても「JR線」への乗り継ぎ駅だけはありませんでした。

大阪モノレールは宇野辺~南茨木駅間でJR京都線の上をくぐるのですが、その交差ポイントに駅はなく、最寄りのJR茨木駅はモノレール線宇野辺駅と徒歩20分程度の距離にあるため乗り換え駅とは言えない状況です。

一方で、JR線沿線からエキスポシティへのアクセス手段を確保するため、JR茨木駅からはエキスポシティへの直通バスが土日祝日に限り運行されています。のりばは4番バス乗り場、西口から発着しています。運行は阪急バス・近鉄バスの共同運行となっており、土日祝日の昼間は15分おき(1時間に4本)の運行が確保されているため利便性は高くなっています。所要時間は約20分・運賃は220円、JR沿線からの貴重なアクセス手段となっていますが、あくまでも運行は土日祝日だけであり、平日はJR線沿線からこのような本数の多いバスアクセスはありませんので十分ご注意ください。

専用シャトルバスは?

以上ご紹介して来たのは一般の公共交通機関によるアクセス拠点・アクセス手段でしたが、アクセスが不便なイメージを持たれていることもあって、エキスポシティ自ら運行する専用シャトルバスというアクセス手段もあります。

専用シャトルバスは、梅田からの有料シャトルバスのほか、阪急北千里駅・阪急南千里駅・JR千里丘駅からの無料シャトルバスの2種類があります。

梅田からのシャトルバスは所要時間約40分、運賃640円となっており、地下鉄・モノレール線経由と比較して乗り換えがない以外はそれほど差はありません。

一方で、無料シャトルバスについては直通の路線バスがない阪急北千里駅・南千里駅、JR千里丘駅とエキスポシティを結ぶ(所要時間:約15分)貴重なアクセス手段であり、特にJR千里丘からのバスについては、JR茨木駅からのバスが運行されない平日はJR京都線沿線とエキスポシティを結ぶ唯一のアクセス手段となっています。

なお、注意点としては、梅田からのバスも、無料シャトルバスにしても本数が非常に少ないという点があります。一番本数の多い南千里駅からのバスでも30~1時間間隔程度、それ以外は1~2時間に1本、すなわち1日数本だけの運行となっており、使い勝手は良くありません。時間を合わせることが出来る場合を除いては、通常の公共交通機関によるアクセスを使用したほうがよいでしょう。

専用シャトルバスの詳細については エキスポシティの公式サイト もご参照ください。

各エリアからエキスポシティへの交通アクセス

なんば・梅田から

梅田からは、基本的に地下鉄・北急線経由で千里中央から大阪モノレール乗り換えというルート1択となります。本数は非常に多いので、不便に感じることはないでしょう。

ルート:地下鉄御堂筋線なんば駅・梅田駅~北大阪急行千里中央駅・大阪モノレール千里中央駅~万博記念公園駅

所要時間:約40~45分(なんばから)・約35~40分(梅田から)

運賃:670円(なんばから)・620円(梅田から)

神戸三宮から

三宮・神戸方面からの場合、梅田・千里中央経由のルートでもよいのですが、阪急線で南茨木駅までアクセスし、そこから大阪モノレールへ乗り継ぐルートが最短・最安となります。阪急神戸線と京都線の乗り換え地点は十三駅となります。

ルート:阪急神戸三宮駅~阪急南茨木駅・大阪モノレール南茨木駅~万博記念公園駅

所要時間:約1時間5分

運賃:650円

京都駅から

京都駅からの場合、土日祝日はJR茨木駅から約15分おきにエキスポシティへの直通バスがありますが、平日はJR千里丘駅からの極めて本数の少ない無料シャトルバスしかないため、本数が多いルートとしては四条駅まで地下鉄で行き、そこから阪急線をご利用頂くのが無難なルートとなっています。なお、所要時間は概ね阪急線利用のルートのほうが早くなっています。

ルート(土日祝日):JR京都駅~JR茨木駅・JR茨木4番バス乗り場~エキスポシティ

所要時間:約50分~1時間

運賃:680円

ルート(平日):地下鉄京都駅~地下鉄四条駅・阪急烏丸駅~阪急南茨木駅・大阪モノレール南茨木駅~万博記念公園駅

所要時間:約50分

運賃:780円

ルート(千里丘経由):JR京都駅~JR千里丘駅・千里丘駅バス乗り場~エキスポシティ

所要時間:約1時間5分

運賃:550円

河原町から

京都河原町からは、阪急線と大阪モノレール線を乗り継ぐスムーズなルートでアクセスして頂けます。

ルート(平日):阪急河原町駅~阪急南茨木駅・大阪モノレール南茨木駅~万博記念公園駅

所要時間:約40分

運賃:570円

奈良から

奈良方面・近鉄奈良駅からの場合、大阪難波の手前の「日本橋駅」まで行き、地下鉄堺筋線及び地下鉄から直通する阪急千里線経由で山田駅へ、そこからは大阪モノレール線のご利用というルートが最安・最短ルートとなります。

もっとも、もし大阪難波まで行ってしまっても御堂筋線を使えば千里中央経由でアクセスできますので心配はありません。

ルート:近鉄奈良駅~近鉄日本橋駅・地下鉄堺筋線日本橋駅~阪急山田駅・大阪モノレール山田駅~万博記念公園駅

所要時間:約1時間25分~1時間30分

運賃:1210円

和歌山から

和歌山からの場合、JR線で天王寺まで出るのも不便ではありませんが、南海和歌山市駅から天下茶屋駅へアクセスし、そこから地下鉄線・直通する阪急線経由のルートが最も早いルートとなっています。

ルート:南海和歌山市駅~南海天下茶屋駅・地下鉄堺筋線天下茶屋駅~阪急山田駅・大阪モノレール山田駅~万博記念公園駅

所要時間:約1時間50分

運賃:1570円

クルマでのアクセスは?

クルマによるアクセスについては、エキスポシティの地下や南側に4070台というかなりの台数を収容する駐車場が設けられています。

平日・土曜日は買い物をしなくても2時間は無料となっており、使いやすい駐車場となっています。詳細は エキスポシティの公式サイトをご覧ください。

なお、駐車場は日祝日を中心に混雑することも多く、イベント開催時などは周辺の道路、中央環状線なども渋滞する可能性があります。滞在時間を長くしたい。渋滞を避けたい。という場合は迷わず公共交通機関をご利用になることをおすすめします。

まとめ

以上、公共交通機関によるアクセスを中心に「エキスポシティ」への交通手段についてまとめてきました。

電車によるエキスポシティへのアクセス手段は概ね「千里中央駅」・「山田駅」・「南茨木駅」というモノレールへのアクセス拠点を中心に、「万博記念公園駅」へアクセスするという構図となっており、決して不便とまでは言えないというのがご理解頂けたかと思います。

クルマによるアクセスも比較的便利な場所ではありますが、中央環状線などの渋滞も頻繁に起こりますので、少し見た目は不便に見えても実際はそれなりに便利な「公共交通機関」でエキスポシティへアクセスしてみてはいかがでしょうか。