広島市中心部から「宮島」までの交通手段を徹底解説!(JR・広電・フェリー)

この記事では、広島駅・紙屋町・八丁堀・原爆ドーム周辺などの「広島市中心部」から、世界遺産「宮島」を結ぶアクセスルート・交通手段について解説していきます。

宮島方面への主要アクセス手段は2つ

JR線を利用する

宮島へのアクセス手段として「最速」ルートになっている交通手段。それはJR線を利用するルートです。

JR線の場合、広島駅・新白島駅・横川駅・西広島駅といった広島市内の駅から、廿日市市の「宮島口駅」までアクセスします。広島方面からの場合、ごく一部を除き大野浦・岩国方面への全ての電車がご利用頂けますので、1本やり過ごしたり、乗り間違えたりするようなことはありません。

広島駅からの所要時間は約30分弱、運賃は420円となっています。

広電(広島電鉄)を利用する

JR線が「最速」の一方で、「最安」の交通手段となっているのは、広島ではおなじみの広電(広島電鉄)を使うルートです。広電は、「路面電車」として有名な存在ですが、広島中心部を走る路面電車(2号線)が途中の西広島駅からは普通の線路を走る電車になり、遠く広電宮島口駅まで直通で結んでいます。アクセスルートとしては、広島駅・八丁堀・紙屋町・原爆ドーム前といった広島市中心部の主要エリアをなぞるように走るため、JR広島駅から離れた場所からでも便利にご利用頂けます。

広島駅からの所要時間は約1時間10分、運賃は280円となっています。また、紙屋町(東)電停からの場合所要時間は約1時間、運賃は同じく280円となっています。

広島都心からはアストラムライン+JR線ルートも

紙屋町エリアなどの広島都心部からは、広電を使って行くルートのみならず、新交通システム「アストラムライン」とJR線を乗り継ぐルートもあります。

アストラムラインは東西に走り抜ける広電に対し南北の交通軸となっており、紙屋町・八丁堀エリアや平和記念公園からアクセス可能な「本通駅」・「県庁前駅」が設けられています。JR線への乗り換えは本通駅から5分程度の「白島駅」でJR「新白島駅」に乗り換えて頂くとスムーズにアクセス可能となっており、所要時間を短くしたい場合は「使えるルート」になっています。

なお、紙屋町エリアからは「本通駅」・「県庁前駅」はすぐの位置にありますが、八丁堀・平和記念公園からは徒歩10分程度は掛かります。徒歩アクセスが少ないルートは「広電の利用」となっています。

宮島口からは「フェリー」を使います

JR線、広電ともに宮島への最寄り駅は各「宮島口駅」となっていますが、「宮島」という名の通り、あくまでも「島」ですので駅から島へ移動するためには更に「フェリー」を使う必要があります。

フェリーはJR西日本宮島フェリーという会社が運行しており、日中はJR線のダイヤに合わせるような形で15分間隔(1時間に4本)運航されています。フェリーの所要時間は約10分と短く、運賃も180円と船便としては格安になっています。

なお、フェリーはJR系列ということで、電車と同じ感覚で全国共通のICカード乗車券などもご利用頂けます。もちろん事前予約などは一切必要ありません。

フェリー乗り場までは、JR宮島口駅からは駅正面の通りを徒歩3分程度、広電宮島口駅からは駅の東側すぐとなっています。近い場所で案内表示も充実していますので、のりばを探して迷うようなことはありません。

平和公園から直通「高速船」を使うルートも

広島市内~宮島間を結ぶアクセスルートとしては、基本となるルートは上記でご紹介して来たJR線・広電とフェリーを乗り継ぐルートですが、平和公園(原爆ドーム)前から宮島までは直通の高速船(ひろしま世界遺産航路)も運行されています。

高速船は乗り継ぎもなし、所要時間も平和記念公園~宮島間が45分と広電+フェリーのルートよりも大幅に時間短縮が可能となっていますので、利便性という意味では、実はこの高速船は広島市中心部(とりわけ平和公園)からの場合、実に使いやすい交通手段となっています。しかしながら、運賃が2000円と広電+フェリーを乗り継ぐルートの450円と比較すると異様なまでに割高になっているほか、運航本数が30~35分間隔とやや少なめになっているため、船の運航時刻に合わせたスケジュールで動いて頂く必要があります。

直通バスなどはありません

広島から宮島へのアクセスについては、「バス」があると思っている方もおられるようですが、上述した電車・高速船以外には交通手段はありません。宮島口への直通バスなどは一切運行されていませんのでご注意ください。フェリーの宮島口桟橋近くにはバスがたくさん停まっていることがありますが、それはいわゆる「バスツアー」の車両となっており、一般の方はご利用頂けません。

広島駅から

◇JR線利用

ルート:JR広島駅~JR宮島口駅

運賃:420円 所要時間:約30分(宮島口駅まで)

・JR線利用の場合、広島駅の主に1番乗り場(一部2・3・4番のりば)から山陽本線の電車をご利用ください。基本的にごく一部の「五日市」行きを除き「岩国行き」・「大野浦行き」などの全ての電車が宮島口に行きます。運転本数は多く、昼間時でも15分間隔(1時間に4本)、平日の朝夕ラッシュ時は10分間隔以下で運行されています。

◇広電利用

ルート:広電広島駅~広電宮島口駅

運賃:280円 所要時間:約1時間10分(広電宮島口駅まで)

・広電(広島電鉄)を利用する場合、南口側にある広電広島駅の乗り場から2号線「広電宮島口」行きをご利用ください。JR線と同様乗り換えは一切必要ありません。

紙屋町・八丁堀・原爆ドーム周辺から

◇広電のみを利用

ルート:広電八丁堀・紙屋町東・紙屋町西・原爆ドーム前電停~広電宮島口駅

運賃:280円 所要時間:約1時間前後(広電宮島口駅まで)

・広島の都心部にあたる八丁堀・紙屋町エリア・平和記念公園などからは、宮島口へ向かう広電2号線が便利にご利用頂けます。電停(のりば)は、八丁堀電停・紙屋町東電停・紙屋町西電停・原爆ドーム前電停があり、いずれからも2号線「宮島口」行きをご利用頂けます。宮島口までの所要時間は長めですが、乗り換えは一切不要となっています。

◇一部JR線を利用

ルート1:アストラムライン本通駅もしくは県庁前駅~白島駅・JR新白島駅~JR宮島口駅

運賃:500円 所要時間:約35分(JR宮島口駅まで)

・広島都心部からは、アストラムライン経由でJR線に乗り継ぐと所要時間をかなり短くすることが可能です。アストラムラインは「本通駅」・「県庁前駅」があり、紙屋町エリアからのご利用は特に便利になっています。なお、アストラムラインの駅までは八丁堀・平和記念公園エリアからは徒歩で10分程度掛かります。

まとめ

以上、広島市中心部~宮島間の交通アクセスについてまとめてきました。

JR線経由か、それとも広電経由なのか。基本的にはこの2択となっていますが、八丁堀・紙屋町・平和記念公園といった広島都心部エリアからはアストラムライン+JR線というルートもご利用頂けます。また、運賃が高額のため例外的な交通手段ではありますが、平和記念公園の船着場からは宮島口ではなく宮島へ直行する高速船もあるということも説明してきました。

地方都市とは言え、100万都市「広島」ですので、公共交通機関によるアクセスは決して不便ではありません。電車や船を使って、スムーズにお得に、スピーディに移動してみてください。