【速い】鳥取~米子間のアクセス方法を解説!(JR特急・道路アクセス)

この記事では、鳥取県の県庁所在地である鳥取市と、鳥取県西部の拠点都市である米子市を結ぶ交通アクセスについて解説していきます。

鳥取~米子間は直線距離でも80キロ程度の距離があり、県内の移動にしては長距離の移動となっていますが、JR線を使えばわずか「1時間」で移動することが出来る便利なルートでもあります。

ここでは、JR線の使い方を中心に、所要時間・運賃などをなるべくわかりやすく説明していきたいと思います。

JR線(特急)

鳥取と米子を結ぶ唯一の公共交通機関。それはJR山陰本線を利用するルート。鳥取県は東西に比較的細長い県ですが、JR山陰本線はその県内をちょうど東西に貫くように走っています。

鳥取~米子間を移動する場合は、もちろんJR鳥取駅~JR米子駅というルートを移動するのが基本となります。

JR線は県内移動の大動脈ということもあり、特急「スーパーまつかぜ」・「スーパーおき」といった特急電車がしっかりと運行されており、ビジネス利用・観光利用に大活躍。

閑散期は2両編成の短い特急ではありますが、なんと所要時間は1時間程度と、90キロ以上の区間を在来線の限界とも言える凄まじい勢いで走りぬきます。平成の中頃までは、もっと時間が掛かっていたのですが、高速化事業を行った結果現在のような速達性が確保されるようになり、今ではJR=速いというイメージが地元でもしっかり定着しています。

鳥取~米子間をスムーズに、速くアクセスしたいならば、JRの特急電車以外の選択肢はありません。

割引きっぷは原則ありません

移動する際に気になるのは「お得なきっぷ」の有無。残念ながら、鳥取~米子間の特急運賃・料金が割引になる割引きっぷは設けられていません。

観光キャンペーンなどで山陰エリアが乗り放題になるきっぷが発売されたことはありますが、鳥取~米子間という区間のみで割引が受けられるようなものは、そもそも競合する交通機関が一つもないのでJRとしても発売していません。通常の運賃、料金で移動して頂くのが基本となります。

グリーン車もありません

特急を使う上で、もう一つ特徴的なのは「グリーン車」がないということ。山陰エリアということもあり、利用者数がそれほど多い訳ではないため、特急電車は基本は2両編成、指定席と自由席のみの構成となっています。もっとも、指定席・自由席でも十分に快適なので、あまり問題はないのですが、グリーン車しか使わないような場合には、そもそもグリーン車が「使えない」特急であることにご留意の上ご利用頂ければと思います。

運賃

指定席:運賃1690円+指定席特急料金1730円(通常期)=3420円

自由席:運賃1690円+自由席特急料金1200円=2890円

所要時間

約1時間~1時間10分

列車によって所要時間はやや異なりますが、特急「スーパーまつかぜ」・「スーパーおき」はいずれもこの所要時間で運行されています。山陰道を利用する自動車ルートよりもかなり速く、鳥取~米子間を結ぶ圧倒的な「最速ルート」となっています。

JR線(快速・普通)

JR線を使うが、安くアクセスしたい。という場合は、特急ではなく快速とっとりライナー・普通電車を使うという形になります。

快速とっとりライナーは特急ほどではありませんが速達性のある列車で、1時間半少々でアクセスできるようになっていますが、普通電車は2時間半程度の所要時間となっている場合もあります。

もっとも、快速列車の場合は、これでも山陰道経由のマイカーアクセスと同等の所要時間となっています。行楽シーズンや帰省シーズンには市街地周辺で渋滞する可能性があることを考えれば、特急を使わなくても、JR線はスムーズなアクセス手段になることがご理解頂けるかと思います。

運賃

1690円

青春18きっぷはもちろんご利用頂けます。青春18きっぷは1日当たりで換算すると2370円となりますので、片道の場合は利用をお勧めできませんが、1日で往復する場合は活用するとより運賃にかかるコストを削減する事が出来ます。

所要時間

快速とっとりライナー:約1時間30分~2時間程度

普通:約2時間10分~2時間40分程度

高速バス・航空便はありません

鳥取~米子という主要都市間であれば、高速バスがあるだろう。そう思って検索をかける人は相当数いらっしゃいます。しかし、結論から言うと、鳥取と米子を結ぶ高速バスの類は一切ありません。電車よりもバスが便利。という勘違いをする人もいるようなのですが、バスは走っていないのですから、便利とか不便とかいった評価以前の状況となっています。

鳥取へアクセスする高速バスは、大阪などからは多数運行されていますが、県内を走るバスは残念ながら充実しておらず、JR線と比較すると道路の鳥取~米子間の速達性がやや悪いこともあり、そもそもバスは運行されていないのです。

また、時にある勘違いとしては、鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)から米子空港(米子鬼太郎空港)まで航空便がある。という誤解があるケースもあります。しかし、いくらなんでも同じ県内で離島でもない訳ですので、飛行機が飛んでいるはずはありません。鳥取空港・米子空港は基本的には東京方面からのアクセス拠点になっています。

なお、高速バスについては鳥取駅~米子駅間がないだけではなく、もちろん鳥取空港~米子空港間にもありません。

公共交通機関でアクセスする場合は、JR線をご利用ください。

道路アクセスは?

さて、これまではJR線のアクセスを解説して来た訳ですが、既にJR線の「快速電車」ですら「マイカー」と同じ所要時間である。ということを説明してしまいましたので、マイカー・自動車アクセスについては時間面でのメリットはそれほどない。という前提で説明することになります。

ルートとしては、近年は、無料の高速道路である「山陰自動車道」が開通しているため、一般道路区間を走る距離は少なくなっており、その一般道路区間(倉吉市近辺)についてもしっかりとした国道であるため、それほど苦労するようなことはありません。国道9号線・山陰自動車道をたどるルート米子南・鳥取西ICを通れば、おのずと鳥取~米子間のクルマでの最短ルートになります。

なお、2019年夏からは鳥取自動車道から山陰自動車道の米子方面へそのまま抜けることが出来るようになります。鳥取市南部から米子方面へのアクセス性も向上しますので、市街地以外からのアクセスであれば、JR線以上のスムーズな移動がより一層出来るようになるでしょう。

なお、道路は全て無料ですので、高速料金は必要なく、ガソリン代だけで移動可能となっています。JR線の運賃と比較しても安上がりと言えますので、最安の交通手段は「クルマ」の利用であると言えるでしょう。

鳥取市街地~米子市街地の所要時間は、渋滞がない場合は約1時間30分程度を見込んで頂ければ構いません。渋滞がある場合には更に所要時間が伸びますので、その点はご注意ください。

まとめ

以上、鳥取市~米子市間のアクセス情報について、主にJR線のアクセスを中心にまとめてきました。

JR線は、圧倒的な最速ルートとなっており、今後道路整備が一層進んでも、クルマが特急スーパーまつかぜ・スーパーおきよりも速くなるようなことはありません。

一方で、クルマ利用の場合は、高速道路が無料のために、事実上ガソリン代だけで移動できるため、最安ルートとしては使える存在になっています。

時間にこだわるならJR線、安く済ませるならクルマ、またクルマが運転出来ない場合はJRの快速電車などを活用すれば、いずれの方法でもそこまでストレスを感じることなく移動できますので、個々の状況に応じて使いやすいアクセス手段を選んで頂ければと思います。