【比較】大阪~姫路間の交通手段の一覧(JR新快速・山陽電車・新幹線)

この記事では、大阪から兵庫県西部(播磨エリア)の拠点都市である姫路市までの交通・アクセス手段について、各交通手段ごとの運賃・所要時間などを比較検討していきます。

大阪~姫路間のアクセスの基本

電車一択!

大阪~姫路間を移動する際の基本。それは「公共交通機関=電車」での移動が非常に便利であり、それ以外の交通手段は検討する必要はないという点が挙げられます。後述するようにクルマでの移動を検討してみても、高い高速料金が掛かるほか、もし一般道路を使えば相当な時間が掛かるため、大阪~姫路間の移動は電車が圧倒的な優位性を持っています。

どの電車を使うかは別にしても、電車を使うということ自体を迷う必要はないのです。

バスはありません

電車でのアクセス手段が充実している大阪~姫路間ですが、電車以外、その他の公共交通機関はありません。近畿地方は鉄道網が充実しているため、それほど高速バスのネットワークはなく、この大阪~姫路間についてもその例に漏れず、高速バス路線は一切ありません。

Google検索などでは、「大阪 姫路 バス」という検索ワードで検索をかける人が比較的大勢いらっしゃいますが、どんなに探してもバスはありません。迷わず「電車」を使うようにしましょう。

距離の割に所要時間は短い

大阪から姫路への移動。それは距離換算するとなんと85キロほどにも及ぶルートになります。85キロと言うと、東京から小田原間と同じくらいか、それ以上に長い距離ということになり、大阪~京都・奈良間のような30キロ程度の短い「都市間」ではありません。

一方、その距離の割に所要時間は新快速電車であれば60分程度と、かなりスムーズな移動が可能となっています。大阪~奈良間のJR線が直線距離でわずか30キロ弱であるにも関わらず、50~60分掛かっていることを考えれば、姫路へのアクセス性はかなり優れていると言えるでしょう。

各交通手段の比較

ここからは、大阪~姫路間を結ぶ各交通手段(JR新快速・山陽直通特急・新幹線)についてそれぞれ比較検討していきます。

JR線(新快速)を利用

大阪~姫路間を結ぶルートとして最もポピュラーな存在であるのは「JR線(新快速電車)」を利用するルート。新快速は、日本のJRの在来線を走る電車としては「最速」クラスの電車となっており、少ない停車駅かつ最高速度130キロで走るという特徴があります。

大阪~姫路間はそんな新快速電車のメリットが最大限に発揮される区間となっており、85キロほどの距離を約1時間で結ぶという驚くほどの速達性が確保されています。

新幹線と比べればさすがに所要時間は長いとは言え、普通運賃でこのスピードというのは便利この上ありませんので、所要時間を重視する場合、JRの新快速は非常に使える存在と言えるでしょう。

なお、新快速電車は近年12両編成に統一されて以降緩和したとは言え、乗車位置によっては「混雑」が酷いことで有名です。大阪駅から乗った場合、通常時の日中は1両目など前方の車両などは座れますが、中ほどの車両で混雑がある場合、神戸方面を過ぎても座れないケースもあります。大変便利な新快速ですがその点はご留意ください。なお、姫路からの場合はほぼ100%座ることが可能です。

運転間隔:15分間隔(朝夕ラッシュ時は約7~10分間隔・深夜は20分間隔)

所要時間:約1時間

運賃:1520円

阪神・山陽電車(直通特急)を利用

JR新快速とは異なり、「コストパフォーマンス」に非常に優れたアクセス手段としては、阪神電車・山陽電車の「直通特急」を使うというものがあります。直通特急は、阪神梅田駅~山陽姫路駅間を約1時間半で結んでおり、新快速と比べると遅いですが、運賃が安く、その上「格安きっぷ」の内容が充実しているために、事実上片道1000円で移動できるというお得な存在になっています。

また、混雑についても新快速電車よりは随分ましであり、梅田始発のため、10分前くらいにホームに並べばほぼ100%座ることも出来ますので、ゆったりとご旅行して頂けるようになっています。

運転間隔:梅田発10~20分間隔・姫路発12~15分間隔(※ダイヤの関係で梅田発はやや不規則な発車時刻になっています。)

所要時間:約1時間30分~1時間40分

運賃:1310円

◇お得なきっぷ「阪神・山陽 シーサイド1dayチケット」

料金:2000円

発売箇所(阪神):梅田・尼崎・甲子園・御影・神戸三宮・新開地駅の各駅長室・各駅改札口・大阪難波駅(東側・近鉄特急券売場)・神戸三宮駅に設置の阪神電車サービスセンター

発売箇所(山陽):山陽姫路駅・山陽網干駅~播磨町駅の各駅券売機

阪神・山陽 シーサイド1dayチケットは、いつでも購入可能な割引きっぷであり、阪神梅田駅~山陽姫路駅間が1日乗り放題となる大変お得なきっぷです。乗り放題で2000円のため、片道あたり1000円で移動できるようになっているほか、途中駅での途中下車も可能なので、三宮などに立ち寄ることも可能になっています。

JR新幹線を利用

これまでご紹介して来た「JR新快速」・「阪神・山陽直通特急」。この2つのルートが大阪~姫路間を結ぶ一般的なアクセス手段です。

しかし、もう一つ、大阪~姫路間には「山陽新幹線」を使うルートもあります。山陽新幹線を使う場合、大阪駅からであればまず京都方面行きで隣の新大阪駅までアクセスし、そこから新幹線を使う事になるため、乗り換えが必要になります。

また、所要時間は新幹線と言うことで、さすがに最速ルートとなる場合が多いですが、新幹線の運行ダイヤはやや不規則なため、乗り継げる列車が少ない場合、時間がずれている場合は新快速電車の利用よりも時間が掛かる場合すらあります。また繁忙期は新幹線が混雑しており、乗車が難しくなることもあります。

新幹線の利用は、「確実に座りたい」・「人混みを避けたい」・「ちょっとセレブな旅行を楽しみたい」といったようなニーズがある場合に限り、おすすめと言えるでしょう。

運転間隔:新大阪駅~姫路駅間10~40分間隔(※時間帯により不規則なダイヤとなっています。)

運賃・料金
のぞみ号指定席利用=4020円(運賃1520円・特急料金2500円)
・のぞみ号自由席利用=3560円(運賃1490円・特急料金1970円)
・さくら、ひかり、こだま号指定席利用=3810円(運賃1520円・特急料金2290円)
・さくら、ひかり、こだま号自由席利用=3250円(運賃1490円・特急料金1760円)

※指定席特急料金は通常期のもの、繁忙期・閑散期はそれぞれ200円増し・200円引き

所要時間:約45分~1時間

車で行くと?

大阪~姫路のアクセス手段は、電車一択であり、クルマの利用はおすすめできないということは、最初に解説した通りですが、どうしてもクルマで行く。と言う場合はどのようなルートがよいのでしょうか。

結論から言えば、

中国自動車道の中国豊中・中国池田ICから中国自動車道を通り、神戸JCTからは山陽自動車道に抜け、姫路東ICで降りる。

このルートが最速となります。お盆やお正月シーズンなどには渋滞となることもありますが、これ以外のルートを選んだところで結局渋滞に巻き込まれますので、上記のルートが最も無難となります。渋滞がなければ、このルートの場合1時間30分程度で大阪都心~姫路市中心部エリアにアクセスできる場合が多いでしょう。また、ETC料金は、阪神高速などの含める場合、利用する区間にもよりますがおよそ2000円~3000円程度となるでしょう。

一般道路であれば、国道2号線加古川バイパス・姫路バイパス経由で比較的スムーズにアクセスできる場合もありますが、かなりの頻度でやはり渋滞が発生します。また、所要時間は場合によっては3時間を超える場合もありますので、ご利用はお勧めできません。

まとめ

以上、大阪と姫路を結ぶ交通手段について、3ルートある電車によるアクセスを中心にまとめてきました。

簡単に言えば、

時間にこだわる場合はJRの「新快速電車」。

運賃にこだわる場合は阪神・山陽電車「直通特急」のご利用が便利

という結論になりました。

これ以外のルートとしては「新幹線」がありましたが、こちらは確かに速いですが、運賃・料金の高さの割には新快速に所要時間で負けるケースがありますので、必ずしも新快速・直通特急以上におすすめ出来る存在とは言えません。

大阪と姫路は距離からするとかなり遠い場所ではありますが、ご紹介してきたように、所要時間も60分で行ける場合もありますし、1時間に4本以上は安定的に電車が走っていますので、必ずしもアクセスが不便なわけではありません。皆さんもぜひお出かけの際は「電車」で大阪~姫路間を移動して快適なご旅行をお楽しみください。