【格安・最速】梅田・大阪駅から神戸三宮までの「交通手段」徹底比較(JR・阪急・阪神)

このページでは、大阪駅・梅田周辺から神戸三宮エリアまでの交通手段(電車など)について、その利用のコツやそれぞれの運賃・所要時間などをなるべくわかりやすく解説してまいります。

ざっくりまとめると

大阪駅・梅田エリアと神戸三宮エリアを結ぶ交通手段は、

最速のJR、最安の阪急・阪神

という3つの交通手段に分かれ、所要時間と運賃だけを考えれば、JRと阪急電車の利用が便利となっています。

スムーズにアクセスするためには

今自分がいる場所から近い電車を使うのが楽!

大阪駅・梅田エリアから三宮に移動する交通手段を考える場合、どうしても「速さ」と「安さ」のみが気になってしまいがちですが、広々とした「梅田」エリアを移動する負担を考えれば、「今、自分がいる場所」から一番近い駅を利用するのがスムーズなアクセスの秘訣とも言えます。

それぞれの駅に近いエリアについては後述していきますが、例えば「茶屋町」エリアを事例にすれば、最も駅が近い「阪急電車」の利用が圧倒的に便利である中では、あえて「徒歩」コストをかけて乗車時間が短いJRに乗るメリットは少なくなってしまいます。

このように、電車の所要時間や運賃にはメリットがあっても、梅田周辺の各エリアごとに便利な駅というのはある程度決まっていますので、単純に「速さ」や「安さ」だけにこだわるのは出来ればやめておいたほうがよいのです。

回数券サービスの利用でお得に

大阪~神戸間の移動において、比較的最近の2018年9月末まで大活躍していた「割引」きっぷと言えばJR線の「昼間特割きっぷ」。このきっぷは10時~17時の間のみ利用可能という条件付きながら、金券ショップでバラ売りされてきたため通常運賃の3割引き以上の安値で大阪~神戸間が移動できる存在として重宝されて来ました。

しかし、この「昼間特割きっぷ」は2018年10月からは「ICカード(ICOCA)」を利用した割引サービスに変更され、バラ売り(単独利用)ができなくなりました。

現在もきっぷの「バラ売り」で利用できるものは、阪急線・阪神線の回数券のみとなっており、1回単位での乗車の場合、JR線は運賃が割高な存在となっています。

大阪~神戸間で割安に移動したい場合は、1回単位の移動であれば阪急線や阪神線の回数券を使うか、何度も移動する場合はJR線のIC割引サービスを使うという形で使い分けて頂くのがおすすめとなっているのです。

フリー乗車券の活用も考えよう!

大阪駅・梅田~三宮エリアを移動するといっても、もし当日中に「京都」へとんぼ帰りしたり、近畿地方の各地を別途観光したりするような予定があるならば、大阪~神戸の移動にきっぷを買うようなことをせずに、全体を通してお得な「フリー乗車券」を使うという手段もあります。

特に1日で「大阪・神戸・京都」をぐるりと回るような場合は、阪急電車の阪急阪神1dayパスを使うことで、わずか1200円で大阪梅田、神戸三宮、京都河原町の間(嵐山・宝塚・箕面・大阪難波・甲子園などにも行けてしまいます)、阪急・阪神電車全線が乗り降り自由となります。1日で「いろんなところ」に行く場合は、ぜひこのきっぷのご活用も考えてみてください。

また、大阪~神戸間の利用のみならず、別途姫路方面、関西空港方面、琵琶湖周辺などの離れたエリアに当日中に行くような予定がある場合、どの程度移動するかにもよりますが、JRが中心となって販売する3600円の「関西1デイパス(春・夏・秋・冬)」がお得に使える場合があります。このきっぷは季節ごとの発売ですが、ごく一部の期間を除きほぼ通年発売されていますので、こちらの活用も場合によっては検討してみてください。

JR神戸線で行く

運賃・所要時間

ルート:JR大阪駅―JR三ノ宮駅(新快速・快速電車)

運転間隔:新快速・快速それぞれ約15分間隔(1時間に4本)

所要時間:新快速21分・快速27分(最速)

運賃:410円

特徴

JR大阪駅(梅田)から三ノ宮駅までアクセスするルートは、「新快速」電車を使う場合、距離にして30キロ以上の距離をなんと21分で結んでしまうという、大阪~神戸間を結ぶ交通手段の中では圧倒的に速い「最速」の交通手段になっています。

新快速電車は最高速度130キロで、全ての電車が12両編成で運行されているため、速い上に昼間は「座りやすい」交通手段として圧倒的なシェアを誇っています。

新快速電車の運行間隔は15分おきと、阪急や阪神の特急電車が10分おきに走っているのと比べると少し本数が少ないですが、JRの場合、阪急や阪神の特急電車よりもおおむね速い「快速電車」もその間に15分おきに走っていますので、大阪から三ノ宮へは実質「7分30秒間隔」で電車が走っていることになります。なお、新快速などの行き先は「姫路」行きや「網干」行き、「播州赤穂」行きとなっており少し心配になりますが、途中の駅が「三ノ宮駅」となっていますので、遠い行き先の電車であっても心配する必要はありません(寝過ごさないようにだけご注意ください)。

運賃は410円と、新快速が速い分、阪急電車・阪神電車よりは少し割高な運賃になっていますが、「速さ」を考えれば決して高すぎる運賃とは言えません。

最寄りのエリア

JR大阪駅は梅田エリアの中心部といってもよい位置にあるため、周辺の各エリアからのアクセスが等しく便利な立地になっており、とりわけ駅に直結した大丸ルクア1100、また「うめきた」の中枢である「グランフロント大阪」周辺から神戸にアクセスしたい場合はJRの利用がとても便利になっています。またヨドバシカメラも駅に隣接しているほか、大阪駅前ビル周辺からもすぐの位置になっています。

阪急電車で行く

運賃・所要時間

ルート:阪急梅田駅―阪急神戸三宮駅

運転間隔:約10分間隔(1時間に6本)

所要時間:特急27分(最速)

運賃:320円

特徴

JRと並ぶ大阪~神戸(三宮)間の大動脈である「阪急電車」。阪急電車の場合、三宮へ行く電車は「新開地」行きの「特急」電車を利用しますが、全ての電車が阪急梅田駅始発となっており、新快速電車以上に座って頂きやすい交通手段になっています。なお、深夜時間帯は特急ではなく「快速急行」しか走っていませんので、夜遅い場合は快速急行をご利用ください。

運行はシンプルに10分おきで、所要時間はJRの快速と同じ27分となっており、JRの新快速よりはスピードは劣りますが、運賃が320円なので総合的には「互角」の存在といってよい状況です。

最寄りのエリア

駅は阪神、JRと比べて北東側に寄った場所にあるため、阪急百貨店のみならず、若者が多い「茶屋町」エリアからは最も近い場所にあり、駅まで歩く負担を考えると、茶屋町周辺から神戸に行きたい場合は阪急電車の利用が大変便利になっています。また、梅田エリア東側のHEP FIVE周辺、また堂山町エリアなどからも最寄りの駅になっています。

阪神電車で行く

運賃・所要時間

ルート:阪神梅田駅―阪神神戸三宮駅

運転間隔:約10~12分間隔(1時間に5~6本)

所要時間:31分(最速)

運賃:320円

特徴

JR・阪急と比べるとやや存在感が薄くなりますが、「阪神電車」も阪神梅田駅と阪神神戸三宮駅を結ぶ「直通特急(姫路行き)」や「特急(須磨浦公園行きなど)」を運行しています。

阪神電車の場合、運賃は阪急と同じで最安となっていますが、所要時間が長く、車両も小さいため阪神甲子園球場で試合が行われる場合は激しい混雑になりやすい場合もあり、単純に「速さ」と「安さ」にこだわるだけならばおすすめの交通手段とは言えない場合もあります。

最寄りのエリア

阪神梅田駅は阪急、JRと比べて駅が南側にあり、大阪駅前ビル周辺ハービス大阪ヒルトンホテル大阪といった場所からのアクセスには優れていますので、そのようなエリアから神戸に向かわれる場合は、阪神電車を使って頂くとスムーズにアクセスできると言えるでしょう。但し、いずれの場所もJR大阪駅からもそれほど遠くありませんので、多大な時間的メリットがあるわけではありません。

番外編

ここからは、大阪~神戸間の移動で今までご紹介して来たメインルート以外のルート、また意外に誤解されやすい内容について「一応」解説を行ってまいります。

意外と多い誤解「バスがある」

インターネットの検索キーワードを調査すると、「大阪~神戸(三宮)」間の移動で意外にも多いとある誤解があります。

それは大阪と神戸を結ぶ「バス」があると思っているという誤解

これは、まぎれもない誤解であり、大阪梅田と神戸三宮周辺を直接結ぶ高速バス・路線バスの類は一切ありません。基本的に大阪市内から神戸へのアクセスは電車で事足りるため、神戸方面へ大阪府内からバスが走っているエリアと言えば、関西国際空港からの空港リムジンバスくらいしかありません。

大阪~神戸間の移動には、ぜひ便利で速くて安い「電車」を利用しましょう。

大阪~神戸間をタクシーで移動すると?

さて、電車の利用と言っても、座れない場合も時々あるし、なんだか面倒くさい。と思う人もいるかもしれません。

そういう時に思いうかべる交通手段と言えば、やはり「タクシー」

タクシーの運賃については、高速道路を使う場合や道路状況などによって大きく変動しますので一概には言えませんが、

大阪駅から三ノ宮駅前まで、阪神高速経由で利用する場合、概ね10000円程度は見積もっておくと無難でしょう。所要時間は電車よりは長く、30分~40分程度となる場合が多いと考えられます。

新幹線経由は?

また、大阪~神戸間については、少し贅沢をしたいような方は「新幹線」の移動方法をお調べになるような場合も時折あります。

しかし、新幹線は「新大阪駅」に発着しますので、大阪駅・梅田エリアからはどのような場合でも電車やタクシーで新大阪駅まで移動して頂かなくてはなりません。また、新幹線の神戸側の玄関口も三宮からは北に1キロ以上離れた「新神戸駅」に発着しますので、こちらもやはり移動が求められます。

このような「手間」を考えると、新幹線経由のルートが「新快速」の利用よりも速い移動手段となるケースはまずありえませんので、少しリッチな移動手段を選ぶならば、新幹線ではなく直接「タクシー」を利用するのが無難と言えます。

おわりに

以上、これまで大阪駅・梅田エリアから神戸三宮エリアまでの交通手段・アクセス情報についてまとめてきました。

大阪~神戸間の移動は基本的にJR(新快速)・阪急、阪神(特急)の3択となっており、

単純な所要時間や運賃のみならず、それぞれが梅田エリア内のどこにいるかによって、最寄りの駅を活用していく方法もおすすめできることを説明してまいりました。

アクセス自体はそれほど難しいことはなく、乗ってしまえばそれでおしまいですので、皆さんも乗りやすい駅からスムーズに神戸にアクセスしてみてくださいね。