【特急】大阪~鳥取を結ぶ交通アクセスについて徹底解説!【高速バス】

この記事では、「大阪」のまちと「鳥取」のまちを結ぶ各交通手段について、それぞれのルート・料金・所要時間などについてじっくりと解説していきます。

大阪~鳥取間の交通手段の基本

大阪と鳥取を結ぶ交通手段(公共交通機関)には

最速ルートであり、やや割高な

・「JR・智頭急行」を利用する鉄道ルート

お得な料金が魅力的な

・「日本交通」の高速バスルート

の2種類があります。

東京~鳥取間の場合は、羽田空港と鳥取空港を結ぶ航空便が運行されていますので大阪(伊丹)空港から鳥取までの航空便があると勘違いする方も多いようですが、

大阪空港~鳥取空港を結ぶ航空便は一切ありません。

自家用車を利用しない場合、大阪~鳥取間の移動は鉄道かバスの2択となります。

鉄道(特急スーパーはくと)を利用するルート

大阪~鳥取間で鉄道を利用する場合、新大阪駅・大阪駅から特急「スーパーはくと」を利用するルートが便利です。

特急「スーパーはくと」は、JRの京都駅から新大阪駅・大阪駅・三ノ宮駅・神戸駅などに停車し、途中「智頭急行線」を経由して鳥取駅・倉吉駅を結ぶ特急であり、京阪神と鳥取エリアを結ぶ大動脈となっています。

運行本数

大阪駅~鳥取駅間では1日7往復運行されています。

JR線の特急電車としては本数がとりわけ多いわけではありませんが、早朝の列車から夜遅くの列車まで運行されているため、ビジネス・観光・帰省などあらゆる目的に便利にご利用頂けるようになっています。

運行時刻については智頭急行の時刻表ページをご覧ください。

所要時間

大阪駅~鳥取駅間の場合、約2時間30分程度でアクセスすることが可能となっています。大阪(梅田)~鳥取を結ぶルートとしては、高速バスの通常所要時間と比較すると20~30分程度早くなっており、最速のアクセス手段となっています。

運賃・割引きっぷ

通常の運賃・特急料金で大阪駅~鳥取駅間の特急「スーパーはくと」を利用した場合、合計の料金は

自由席:7140円 指定席:7760円 グリーン車:11510円

となります。高速バスの2倍程度の料金となっており、鉄道の利用は必ずしも「お得」な交通手段とは言えません。

割引きっぷについては、「鳥取から大阪」へ行く場合は、京阪神往復割引きっぷと呼ばれる割引切符があり、有効期間4日間で鳥取駅~大阪駅間の指定席往復が11110円と、通常と比べて往復で3070円もお得となります。

しかし、「大阪から鳥取」へ行く場合は、割引切符類は一切発売されていません。

お正月のみ有効のJR西日本の乗り放題きっぷや、年齢制限のある「おとなびパス」といった特別な乗車券類を使用しない限り、大阪から鳥取への鉄道利用は原則「通常運賃・料金」のみとなっているのです。

鳥取方面からのお得なきっぷについては、智頭急行の紹介ページをご覧ください。

特急を使わない場合は?

鉄道によるアクセスの場合に、「特急」を使わずに「普通(新快速など)」を乗り継いでのんびりとアクセスする場合は、どのようなルート・運賃となるのでしょうか。

「各駅停車の旅」の際には、一般的に季節限定の「青春18きっぷ」の利用を想定される方が多いですが、大阪~鳥取への最短ルートは、途中で第3セクターの智頭急行線を利用するため、そのルートの場合は青春18きっぷのみでアクセスすることは出来ません。

青春18きっぷは1日当たり2370円でご利用頂けるために、料金としては大阪~鳥取間の「最安」となり大変お得なのですが、その場合は

・大阪~(JR神戸線新快速など)~姫路~(山陽本線普通)~岡山~(津山線快速ことぶきなど)津山~(因美線普通)~智頭~(因美線普通)~鳥取

・大阪~(福知山線丹波路快速など)~福知山~(山陰本線普通)~城崎温泉~(山陰本線普通)~鳥取

・大阪~(JR神戸線新快速など)~姫路~(播但線普通)~寺前~(播但線普通)~和田山~(山陰本線普通)~城崎温泉~(山陰本線普通)~鳥取

以上のいずれかのルートでアクセスすることになります。

もし智頭急行線を利用した最短ルートをご利用になるのであれば、智頭急行線内の運賃は別途必要になるため、その運賃1300円をプラスする必要があります(土日祝日などには智頭線内1日フリーきっぷが1200円で発売されています)ので、その点には注意が必要です。

なお、青春18きっぷが利用できない期間は智頭急行線経由の運賃3890円が最安となりますが、高速バスよりも高い運賃となりますので、特別な理由がない限り使う「普通電車の旅」のメリットはありません。

所要時間については、JR線のみのルートの場合でも、智頭急行線を利用した場合でも、所要時間は非常に長く7時間~8時間台は見積もる必要があります。

特急を使わない「鉄道」ルートは、青春18きっぷが使える場合、それが「最安」ルートになるとは言え、鉄道の旅がお好きでない限りは必ずしもおすすめ出来るものではありません。

高速バスを利用するルート

大阪~鳥取を結ぶ交通手段として、鉄道(特急スーパーはくと)に並ぶ存在としては、日本交通が運行する「高速バス(鳥取~神戸・大阪線)」を利用するというルートがあります。

高速バスは関西では大阪のほか、神戸や京都からも運行されており、大阪発着の高速バスの場合、鉄道は新大阪駅・大阪駅(梅田)のみからご利用頂けるのに対し、「梅田(阪急三番街)」のほか「なんば(OCAT)」・「弁天町」からもご利用頂けるほか、鳥取発の場合のみ「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)」行きもご利用いただけます。

「乗り換えなし」のアクセス性という意味では高速バスは便利な存在となっているのです。

運行本数

なんば(OCAT)~鳥取間:1日16往復
梅田(阪急三番街)~鳥取間:1日5往復
・弁天町~鳥取間:大阪発=1日8本・鳥取発:1日9本
・USJ~鳥取間:鳥取発USJ行きのみ1日1本

高速バスは、鉄道が発着する梅田(大阪駅)ではなく、鉄道でダイレクトにアクセスできないなんば(OCAT)発着便が多くなっています。

単純な運行本数として見ると、鉄道よりもかなり運行頻度は高く、なんば発着便の運行頻度は1時間間隔以下となっており、実に使いやすい存在となっています。

詳しい運行時刻については日本交通の鳥取~神戸・大阪線のページをご覧ください。

所要時間

なんば(OCAT)~鳥取間の場合:約2時間50分~3時間30分
・梅田(阪急3番街)~鳥取間の場合:約2時間50分
・弁天町~鳥取間の場合:約3時間20分~30分
・鳥取→USJ間の場合:3時間25分

高速バスは「遅い」というイメージを持たれがちではありますが、なんば・梅田発着の場合、鉄道(大阪駅~鳥取駅)の所要時間プラス20分程度と、それほど時間差を感じさせない所要時間となっており、なんば発着の場合は鉄道の場合乗り換えが必要であることを考慮すると、事実上の最速ルートとなっています。

なお、なんば発着便のうち三宮経由の便は所要時間が長くなり、3時間半程度となります。

運賃・割引きっぷ

大阪~鳥取間の高速バス運賃は、USJを除く(なんば・梅田・弁天町)場所からは均一3700円となっています(USJ行きの場合のみ3900円)。

高速バスは鉄道の「運賃」よりも安くなっていますので、鉄道と比べると圧倒的にコストパフォーマンスがよい存在となっています。

そもそもの運賃が安いために、更に格安となる割引切符類が充実している訳ではありませんが、頻繁に利用される場合は「6回回数券」が20100円で発売されているため、その場合は1回当たり3350円でご利用頂けるようにもなっています。

運賃については日本交通の鳥取~神戸・大阪線のページをご覧ください。

車を使うルート

大阪~鳥取間で「車(マイカー)」をご利用になる場合、どのようなルートが便利・お得になるのでしょうか。

まず、高速道路を使用される一般的なルートの場合、基本的には「中国自動車道」をメインルートとして移動して頂くのが通常のアクセス手段となります。

大阪からであれば、出発地によって様々なアクセスルートがありますが、中国自動車道の中国豊中ICや中国池田ICなどから高速道路をご利用頂くのが一般的となっています。市内から阪神高速もご利用の場合は、阪神高速池田線経由で中国池田ICをご利用になるのが最短ルートとなりますが、どのようなルートにせよ、行楽シーズンや通常時でも朝夕などには渋滞することがありますので、時間的な余裕を持って移動することがおすすめです。

中国自動車道に乗ったら、あとはひたすら西に進み、佐用JCTからは鳥取自動車道に入ります。鳥取自動車道は、有り難いことに「無料」で利用できるようになっています。

鳥取自動車道は混雑することも非常に少なく、鳥取市内のアクセスする場所に応じて鳥取南IC・中心街に近い鳥取IC・鳥取西ICなどを使い分けて頂けるようになっています。なお、鳥取IC~鳥取西IC間は山陰道という名前に変わりますが、道なりかつ料金は不要ですので特に留意する必要はありません。

高速料金は、中国豊中~鳥取の場合、ETC・通常料金も含め3100円となっています。燃費の良い車が増えているとは言え、ガソリン代を考慮するとお一人の場合は「高速バス」のご利用がリーズナブルな交通手段と言えるでしょう。

なお、所要時間については、ルートもほぼ同じになりますので当然ながら「高速バス」とそれほど変わらない時間(発着地にもよりますが3時間程度)となります。

また、下道(一般道)については、様々なアクセス手段がありますが、一般的なルートとしては大阪からの場合姫路まで国道2号(加古川バイパスなど)経由、そこからは鳥取自動車道佐用平福ICまでは国道179号線・373号線経由、そこからは無料の鳥取自動車道を利用するというルートがおすすめです。

大阪~神戸間の国道、また加古川・姫路バイパスなどは一般的に混雑しやすい傾向がありますが、交通量の少ない時間帯や行楽シーズン以外に利用すると、意外にも「我慢できる」所要時間でアクセスできる場合もありますので、お車の場合でコストパフォーマンスを重視する場合、一般道を使うというのも一つの選択肢と言えるでしょう。

おわりに

以上、大阪~鳥取間の交通アクセスについて、鉄道(特急スーパーはくと)・高速バス・車という各交通手段ごとに解説してきました。

上述してきたように、コストパフォーマンスを重視する場合は高速バスが、また時間にこだわる(梅田~鳥取駅エリア)場合は特急スーパーはくとのご利用がおすすめという結果になりました。

また、お車についてはお2人以上の場合ならば高速バスよりお得になりますが、お一人様のご利用の場合は必ずしもお得にはならないという結果になりました。

大阪~鳥取間というのはそれほど遠い距離ではなく、必ずしも交通機関ごとの競争が激しく割引切符が充実しているような区間ではありませんが、それぞれのニーズ・目的に応じて使いやすい交通手段を選んで移動してみてください。