【阪急】梅田・大阪駅から宝塚までのアクセス手段のまとめ【JR】

この記事では、梅田・大阪駅エリアから宝塚歌劇で有名な「宝塚」のまちまでの交通アクセス・ルートについて、JR線・阪急線(宝塚線経由・今津線経由)・タクシーなどの交通手段ごとに解説をしていきます。

JR線でアクセスする

最速ルートです

大阪~宝塚間の移動手段として、現在では最も大勢の方が利用していると言えるルート。それはJR宝塚線(福知山線)を利用するルートです。大阪~宝塚間は約25分と阪急線利用よりも早くなっており、運賃は少し割高になっていはいるものの、330円とそれほど高額な運賃ではなく、昼間時の割引サービス(後述)で大幅に安くなることもあり、利用する方が多くなっています。

朝夕は尼崎で乗り換えの場合も

大阪~宝塚間のJR線。運行本数については、昼間時は約15分間隔で大阪駅始発の列車が運行されていますが、夕方は宝塚線直通の快速電車が1本少なくなるほか、朝ラッシュ時は直通の快速電車が運行されていない場合があります。

直通の快速電車がない場合は、直通する宝塚方面「新三田」・「篠山口」行きの普通電車もありますが、それのみならず、JR神戸線の三ノ宮・神戸方面の列車を使って「尼崎駅」まで行き、そこからJR宝塚線の快速に乗り継いで頂くとスムーズに移動可能です。朝は直通の普通列車が最速の場合もありますので、尼崎で乗り継ぐ必要があるかどうかは時間帯、乗り継ぎのタイミング次第となっています。

ICOCA時間帯指定ポイント(旧昼特きっぷ)で格安に

大阪駅~宝塚駅間は、阪急線と競合する区間であることもあり、ICOCAの「時間帯指定ポイント」と呼ばれる非常にお得な割引(ポイント)サービスが適用される区間でもあります。

ICOCAの「時間帯指定ポイント」とは、かつて発売されていた「昼間特割きっぷ」と呼ばれる格安きっぷを受け継いだものであり、平日10時~17時の間に改札を利用、また土日祝日は終日に渡るご利用を対象に、大阪駅~宝塚駅間であれば「4回目」以降のご利用に運賃330円の5割のポイントが付与されるというサービスです。

ポイント率が5割ということは、4回目以降は事実上運賃165円でご利用頂けるということになりますので、まさに「破格」のポイントサービスとなっており、阪急電車よりもお得に使うことすらできてしまいます。

もっとも、1か月に4回以上乗らなければ適用されないサービスですので、お出かけやご旅行で1往復だけ利用する場合は通常運賃が適用されます。その点はご了承ください。

のりば・行き先

◇のりば

・直通列車=大阪駅3・4番乗り場

・尼崎乗り換えの場合=3・4番乗り場のほか神戸方面行きの5・6番乗り場もご利用下さい。

・尼崎駅からの乗り継ぎの場合、尼崎駅2番乗り場から快速電車をご利用ください。

◇行き先

・直通列車の場合「快速」・「丹波路快速」「宝塚行き」・「新三田行き」・「篠山口行き」・「福知山行き」をご利用ください。

・直通列車(快速)がない場合、直通の普通「新三田行き」・「篠山口行き」をご利用頂くか、神戸方面行きの列車をご利用の上、尼崎駅でJR宝塚線の快速にお乗り換え下さい。

運賃・所要時間・運転間隔

運賃:330円

・運賃は阪急電車よりも50円高くなっています。しかし、昼間時に頻繁に利用する場合、ICOCAポイントが付与されるために実質運賃が半額となる場合もあり、かなりお得となっています。

所要時間:約25分~

・普通電車しかない場合や、朝夕に尼崎乗り換えでアクセスする場合は所要時間が30分以上かかる場合もあります。

運転間隔(直通の快速電車)

・昼間時約15分間隔

・夕方以降は約15分~30分間隔

※朝は運行されていない時間帯がありますので、直通の普通電車をご利用頂くか尼崎駅で快速にお乗り換え下さい。本数は尼崎乗り継ぎの場合、比較的多く確保されています。

阪急線(宝塚線)でアクセスする

運賃は安い・所要時間は長い

JR線と並ぶ大阪梅田~宝塚へのアクセス手段。それは阪急宝塚線を利用するというルートです。

阪急宝塚線は、その名の通り宝塚まで行く路線ですが、JR線よりも運賃が安いことで知られています。運賃は280円とJR線より50円安く、比較的距離がある区間にも関わらず200円台で利用できるという大変リーズナブルな移動手段になっています。

一方で、急行電車は途中から各駅停車になり多くの駅に停車することから、所要時間はJR線の丹波路快速・快速電車と比べると長くなっており、20分台でアクセスすることは不可能になっています。昼間時の最速電車は33分。JR線よりも8分も余計にかかってしまいますので、スピーディな交通手段とは言えない状況になっています。

本数が多い・乗り換え一切不要

スピードは決して早くない阪急宝塚線ですが、運賃面以外でのメリットとしては、直通電車はほぼ終日10分間隔(1時間に6本)で運行されているという本数の多さ、そしてもちろん一切乗り換える必要がないということ。この2つのメリットが挙げられます。

JR線の場合、朝夕は尼崎乗り換えが必要になり、結局30分以上時間が掛かってしまうこともあります。「最短」であるかどうかに関わらず、純粋に「スムーズ」な移動がしたい場合は、阪急線をご利用頂くのがおすすめと言えるでしょう。

のりば・行き先

◇のりば

・阪急梅田駅4号線(一部5号線)

◇行き先

・早朝などの普通しか運行されていない時間帯を除き、「急行宝塚行き」のみをご利用ください。同じ乗り場から運行されている特急日生エクスプレスなどは途中から全く違う方面へ行ってしまいますので、お乗り間違いのないようにご注意ください。

運賃・所要時間・運転間隔

運賃:280円

・運賃はJR線よりも50円安くなっています。頻繁にご利用になる場合はJRのICOCAポイントより割高になるケースもあるかもしれませんが、阪急線も回数カードを発売していますので、お得にご利用頂けます。

所要時間:約33分~

運転間隔:約10分間隔

※土日祝日の夜間は12分間隔・早朝などは普通のみとなります。

阪急線(今津線)でアクセスする

なぜか直通電車(宝塚線)よりも早い場合も

阪急線で移動する場合、宝塚線の急行をご利用頂くというルートが基本ではありますが、もう一つのルートもあります。

それは、阪急神戸線と今津線を乗り継いでいくというルート。実はこのルートの方が「最速」となる場合も多くなっています。最速といっても、32分なのか、33分なのかという差ですので、所要時間にこだわるならば最速25分のJR線を使えばよいという話にはなるのですが、ほんの少しでも早くアクセスしたい場合、昼間時は今津線経由のルートを使ってみてもよいでしょう。

阪急梅田駅からは特急などで西宮北口駅へアクセスし、西宮北口駅からは今津線の宝塚行きに乗り換えます。乗り換えはスムーズで、案内表示を見て歩けばまず迷うこともありません。

のりば・行き先

◇のりば

・阪急梅田駅8号線・9号線(神戸線特急など)

・阪急西宮北口駅6号線・7号線(今津線)

◇行き先

・梅田駅からは、早朝など普通電車しか走っていない時間以外は「新開地行き」の特急・快速急行をご利用ください。また、西宮北口駅からは「宝塚行き」の普通電車をご利用ください。

運賃・所要時間・運転間隔

運賃:280円

・運賃はJR線より50円安くなっています。なお、阪急宝塚線経由でも、今津線経由でも宝塚駅までの運賃は同じ運賃でご利用頂けます。

所要時間:約32分~

運転間隔:約10分間隔

・乗り換えが必要ですが、ほぼ終日10分おきで神戸線の特急から今津線の普通電車に乗り継ぎが可能ですので、スムーズにご利用頂けるようになっています。

バスはありません

大阪駅~宝塚駅間の移動について、検索にかける方の中には宝塚方面へ向かう「バス」というキーワードで検索をしておられる方が一定数いらっしゃいます。しかし、大阪駅(梅田)~宝塚方面へ向かう直通バスは一切ありません。

直通バスの類は、宝塚近隣であれば有馬温泉などには運行されていますが、「宝塚」の名物である「宝塚歌劇団」などは「阪急」が運営している以上電車を使うことが前提になっていますので、専用直通バスの類などは一切ありません。バスではなく、JR線や阪急電車を利用してアクセスして頂くようにお願いいたします。

タクシーで移動すると?

バスがない、でも電車に乗りたくない。電車が止まっているので動けない。というような場合、大阪~宝塚間についてはタクシーを利用する方も比較的大勢いらっしゃるようです。

タクシーで移動した場合、大雑把に言えば、高速料金を考慮しない運賃で少なくとも7000円台以上、8000円程度は想定しておいた方がよいでしょう。また、阪神間のエリアは頻繁に渋滞することもありますので、その場合は運賃だけで1万円を超える可能性もあります。この他、阪神高速・中国自動車道などを使う場合、運賃にさらに「高速料金」が上乗せされますので、その点にもご留意ください。

なお、タクシーは電車が運転見合わせになる場合など、非常時には需要が高まり、本来ならば沢山のタクシーが停まっている大阪駅・梅田のタクシー乗り場や宝塚駅のタクシー乗り場にタクシーがいない事態が起こり得ます。

タクシーは当然ながら、「タクシーを使う理由がない」時につかまりやすく、「タクシーを使いたい」時にこそつかまりにくいという状況が見られますので、電車が運休=タクシーにすぐに乗れるとは限らないという点は十分にご留意の上ご利用ください。

まとめ

以上、梅田・大阪駅~宝塚間の交通アクセスについて一覧形式でまとめてまいりました。

・速さならJR線(一部乗り換え要)

・運賃が安い阪急線利用の場合、基本ルート(直通・乗り換えなし)の宝塚線、最速になる場合も多い今津線(乗り換え必須)の2種類

があるということをご説明してまいりました。

どのルートを使っても、それほど不便ではなく、運賃もそれほど高くありませんので、乗り換えゼロがよいのか、少しでも安い、少しでも早いルートがよいのかなど、それぞれのニーズに合わせて使いやすいルートでご利用頂ければと思います。