【冬】奈良の「1月」はどんな感じ?行事・イベント・混雑状況などを解説

この記事では、奈良の1年の中でもそのはじまりにあたる「1月」の様子をピックアップして解説していきます。

奈良の1月と言えば、各寺社の「初詣」や若草山の「山焼き」などで大勢の観光客が訪れるイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ざっくりと言ってしまえばそのような特別な時期を除き、どちらかと言えば「オフシーズン」に近い時期でもあります。

ここでは1月に行われる主な行事・イベントやその混雑状況、奈良の1月の「気候」などについて詳しく解説していき、「冬の奈良」を観光する上での疑問点などにお答えしていきます。

時期を選べば静かに観光できる「1月」

新年を迎えた1月の奈良。

1月は、解説していくように元日~5日頃にかけては春日大社・大神神社・橿原神宮・東大寺をはじめとする各寺社の「初詣」期間となり、1年で最も大勢の参拝者が訪れる期間となります。

一方、初詣シーズンが終わってからの期間は、12月・2月と同様「オフシーズン」と言ってもよい時期になります。奈良市内では1月末に「若草山山焼き」が実施されて一時的に観光客が増加しますが、そのような大きな行事を除いて考えると、基本的に「静かな」環境で観光を楽しんで頂けると言えるでしょう。

冬の期間であれば、奈良公園・明日香エリアなどの有名観光地であっても、場所によっては「貸切状態」になることもしばしば。寒さにさえ耐えることが出来れば、1年の内で最も思い通りの「観光」を楽しんで頂ける期間となっています。

1月の主な行事(奈良市)

1~5日頃:各寺社の「お正月行事」

1月のうちで、最も奈良がにぎわいを見せる時期はやはり「初詣」客が多数訪れる「お正月」シーズン。

神社のみならず、東大寺・興福寺などのお寺でも多数の行事・儀式が行われ、特に3が日の間は主要な寺社ではかなりの混雑が見られます。

なお、お正月期間は飲食店・雑貨店などは多くが休業し、ならまち・平城宮跡の観光スポットなどは閉館している所も多くなっています。混雑は初詣に関する場所に集中し、それ以外はそもそも「観光」に適した期間にはなっていませんのでその点はご留意ください。


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西大寺「大茶盛」

初詣が終わった後、奈良の新春を彩る行事としてメディアで数多く取り上げられる行事と言えば「西大寺」で開催される「大茶盛」

その名の通り巨大な茶釜に注がれた抹茶を飲む(参加者で回し飲み)というユニークな行事は、この他にも春・秋の大茶盛として実施されているほか、グループ単位の事前予約で通年お楽しみいただくことも可能です。


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1月23日 大安寺「がん封じ笹酒まつり」

大安寺で毎年1月23日に実施されている「がん封じ笹酒まつり」は、その名の通りがんの予防などを願って竹のうつわに注がれたお酒が振る舞われるという行事であり、当日は臨時バスも運行されるほど多数の参拝者でにぎわいを見せます。


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春日大社「大とんど」

破魔矢など前年に使用した様々な「縁起物」を燃やすとんど(左義長)。一般的には1月中頃に行われることが多い行事となっていますが、奈良の春日大社の「大とんど」は毎年「若草山山焼き」の当日に合わせる形で実施されているため、現在は1月末の土曜日に開催されています。


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若草山山焼き

若草山山焼きは、春日大社の大とんどと同じ日程、毎年1月末の土曜日(第4土曜日)に開催されている奈良の冬を象徴する行事です。

「はげ山」である若草山の枯れ草に火を放ち、山全体を燃やしてしまうという迫力あふれる行事は、その直前に行われる「花火」の美しさでも知られており、当日は奈良市内のあちこちで、山焼きと花火が彩る風景をご覧いただけるようになっています。


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大立山まつり

大立山まつりは、数年前から奈良県が主導して実施されている「平城宮跡」を会場としたイベントです。当初は「大立山」と呼ばれるねぶたのようなものを中心としたお祭りでしたが、現在では奈良県内の郷土の「グルメ」や「伝統文化」を幅広くお楽しみいただける内容へと年々変化しており、十分に楽しんで頂けるようになっています。


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混雑状況について

初詣の混雑状況

初詣については、「マイカー」で訪れると渋滞に必ず巻き込まれることになり、交通規制により春日大社方面へのアクセスが出来なくなるほか、駐車場なども限られているため駐車スペースを探すだけのために渋滞の中を移動することを余儀なくされることもあります。アクセス手段としては、電車・バスなどの公共交通機関の利用を強くお勧めします。

春日大社・東大寺の「参拝」そのものについても長い列が出来るなど一定の混雑が見られますが、極端な待ち時間にはなりません。

若草山「山焼き」の混雑状況

山焼きについては、初詣シーズンとは異なり当日の午後~開催時間帯のみ混雑が集中します。交通規制は比較的短時間となっていますが、やはり渋滞リスクを考えると公共交通機関の利用がおすすめです。

また、当日は若草山麓周辺が観光客でごった返すほか、市内各地の「若草山が見える場所」でも多数の人が訪れます。早い時間帯から「場所取り」をするような人も一部で見られますので、各地で写真撮影などを行う場合、飛び入りでは「絶好の構図」で撮影することは難しい状況です。

奈良の1月の「気候」について

奈良の1月。観光する中で気になるのは、冬の天気・寒さに関する問題ですが、奈良は大雑把に言ってしまえば、「冬の天気は良い」場所となっています。

東京ほどの快晴が続くことはありませんが、雨や雪が降ることは比較的少なくなっており、奈良は、どちらかと言えば、朝の冷え込みなど「寒さ」がこたえる場所という側面が強い場所となっています。

大阪などから観光にお越しの場合、朝や夜の寒さは都心部と比べると5度くらい低い場合もありますので、特に朝晩の観光行事などに訪れる場合については、防寒対策はしっかりと行って頂くことがおすすめです。


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まとめ

以上、奈良(奈良市内)の「1月」はどのような感じになっているのかについて、観光行事・混雑・気候などの点から解説してきました。

初詣シーズン・山焼き当日を除いては静かな1月は、新春ならではの行事・儀式も多数開催されており、寒さを除けば「観光」に非常に適したシーズンでもあります。

冬になると閑散としている穴場スポットも多数ありますので、ぜひ1月の奈良に訪れてみてはいかがでしょうか。