【お正月】奈良・春日大社の「初詣」の基本を解説 | 奈良まちあるき風景紀行

【お正月】奈良・春日大社の「初詣」の基本を解説

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こちらのページでは、奈良を代表する神社である「春日大社」の「初詣」について解説していきます。

春日大社は奈良では橿原神宮・大神神社などと同様に最も多くの初詣参拝者が訪れるため、一定の混雑は避けられません。

以下、初詣期間のスケジュールや混雑状況、また最も注意すべき「交通・アクセス」の問題などについて見て行きます。

※新型コロナウイルスの感染拡大状況等に応じ、現在は状況が変化しています。本記事の情報はあくまでも「感染症の影響がない時代」の「通常時の傾向」を中心に記述しているものです。2021年については、春日大社・それ以外の神社についても「参拝可能な状況」である場合でも「分散参拝(3が日にこだわらず、2月の旧正月期間までの幅広い期間に参拝)」等の「withコロナ時代」の参拝形態が望ましいでしょう。

参拝時間について

奈良市内最大の神社であり、奈良県内でも橿原神宮・大神神社などに並ぶ初詣の参拝者数を集める春日大社。

初詣シーズンの春日大社は、大神神社のように24時間いつでも参拝可能と言う訳ではなく、開門時間が設定されており、その時間内に参拝をして頂くという形になっています。

◇開門時間

1月1日(元日):0時~20時
1月2日・1月3日:7時~19時
1月4日・1月5日:7時~18時

未明の時間帯に参拝可能なのは元日のみとなっています。また、夜遅くの時間帯は一切参拝できませんのでご注意ください。

儀式・行事のスケジュール

春日大社のお正月期間については、初詣の参拝がメインであり、いわゆる「春日祭」や「おん祭り」のような大規模な祭事は実施されていませんが、新年を迎えて以下のような儀式が実施されています。

※新型コロナウイルスの影響により変更となる可能性があります。

1月1日5時~:歳旦祭(さいたんさい)・摂末社巡拝

年頭にあたり春日大社の神様へ世界の平和・国家・皇室の安泰などを祈る祭事です。拝観・参観は一切できません。

1月2日10時~:日供始式並興福寺貫首社参式

通年実施している朝夕の「日供」が新しい年も平穏に行えるように祈念するほか、神仏習合時代の名残として春日大社と深い関係を有してきた「興福寺」の住職が神前で読経を行う珍しい儀式が行われます。

1月3日11時~:神楽始式

神楽の奉納始めとして新しい年も神楽の奉納が無事平穏に行えるように祈念する祭事であり、秘曲「神おろし」の他神楽「千代」などが奉納されます。

春日大社で行われる各年中行事については、上記の記事でもご紹介しております。

混雑状況は?

初詣に行く上で気になってしまうのは、春日大社の「混雑」の問題。

混雑については、例年昼間時を中心に避ける事は出来ませんが、「神社そのもの・参道」の混雑と、「交通機関・道路」の混雑をある程度分けて考える必要があります。

2021年~の初詣については「例年通り」の参拝をすると「密・混雑」が避けられませんので、感染拡大状況にも左右されますが、2月の旧正月期間までを含めた幅広い期間に「分散参拝」を行うのが無難でしょう。

神社・参道本体の混雑も

まず、神社・参道そのものの混雑(行列・待ち時間)についてですが、これは有名な神社であればどこでも「避けられない」ものではありますが、やはり春日大社でも例年かなりの混雑は見られます(「密」な環境が生じます)。

混雑しやすい期間は、大晦日の夜間から元日の未明にかけての年越しの時間帯、また元日から3日までの3が日期間の昼前~夕方にかけての時間が特に混雑が激しくなります。

なお、主だった混雑は3日までですが、日中に関しては、その後も1月5日前後までは初詣客が多い状態は続きます。

混雑は、状況によりますが3が日の日中時間帯であれば参道の「二の鳥居」付近まで参拝待ちの行列が続くこともあり、行列に並んでから参拝まで1時間程度を要することもあるでしょう。

また、大晦日から元日をまたぐ年越しの時間帯には、より長い行列が表参道に伸び、場所によっては身動きがしんどくなるほどの混雑になり、待ち時間も長くなることがあります。これまでの混雑時には、警察などの指示に従って待機して頂くケースもあったようです。

一方、元日の明け方の時間帯や19時以降、また3が日期間の朝の時間帯(開門直後)は極端な混雑は見られません。

「交通規制・激しい渋滞」に注意

2021年~の参拝については、新型コロナウイルスの影響に伴い状況が変化しています。交通に関する状況も大きく変わる可能性がありますので、本記事の情報はこれまでの例年の傾向であることをご留意下さい。

「初詣」関連以外の観光スポットは閉鎖されているお正月期間の奈良ですが、初詣客は、春や秋の観光シーズンとは異なり、全国ではなく県内や大阪府下から訪れる近隣の参拝者が圧倒的に多くなります。

そのため通常時以上に「マイカー」を利用して初詣に訪れる方が多くなるため、渋滞状況は深刻になります。

3が日の期間は、例年は春日大社周辺の一般道路が交通規制によって一般車進入禁止となり、「日中時間帯」は神社のそばまで車でアクセスすることが一切できません。

そのため、仮に駐車場を探すにしても、春日大社から離れた場所で探すことになります。また、お正月期間はその「離れた場所の駐車場」すら混雑気味になるために、離れた場所から更に一層離れた場所に車を停めざるを得ないという大変非効率的な事態に陥ることも多々あります。

離れた場所に車を駐車して、結局そこからバスなどを使う・徒歩でアクセスするのであれば、最初から電車・バスなどの公共交通機関を使えばよい訳ですので、マイカーの利用は自粛して頂くのがよいでしょう。

なお、近鉄・JR奈良駅からのバス及びタクシーについては、時間帯によっては渋滞に巻き込まれ、所要時間がかなり長くなることもあります。但し、クルマでアクセスしで渋滞に巻き込まれ、離れた場所に駐車するという「二度手間」と比べばまだスムーズにアクセス出来ます。駅から春日大社へのアクセスについては、状況にバス・タクシー・徒歩などを使い分けて頂ければよいでしょう。

まとめ

※2021年~の春日大社の「初詣」については、新型コロナウイルスの影響に伴い状況が大きく変わる可能性があります。参拝可能な状況である場合でも「分散参拝」等がおすすめです。

参拝時間は以下の通りです
・1月1日(元日)0時~20時
・1月2日、1月3日 7時~19時
・1月4日、1月5日 7時~18時

参拝にあたっては例年年越しの時間帯、また3が日の昼~午後などは参道などの激しい混雑が見込まれます。

車によるアクセスは、例年は交通規制が行われ、極端な渋滞が生じる事が常態のためおすすめできませんが、2021年~は新型コロナウイルスの影響に伴い交通環境が変わる可能性があります。
またタクシー・バス等についても時間帯によっては遅延が激しくなる場合もあります。状況に応じて公共交通機関・徒歩を使い分けるのがおすすめです。