札幌から奈良までの交通手段をじっくり解説(飛行機・フェリー・新幹線)

このページでは、北海道最大の都市「札幌」から、古都「奈良」までのアクセス情報について詳しく解説していきます。

札幌~奈良間はかなりの長距離となっているため、ほとんどの場合は「飛行機」を利用していくルートを選ぶ方が多く、実際に最も便利なアクセス手段となっていますが、陸路では新幹線などを利用するルート、また海路ではフェリーを使うルートもありますので、そちらも合わせてご紹介してまいります。

飛行機を利用(新千歳空港から)

ほとんどの方が利用する「飛行機」ルートの場合、札幌から新千歳空港まで電車などでアクセスし、新千歳空港から大阪の伊丹空港もしくは関西国際空港へアクセスし、その後はリムジンバスもしくは電車で奈良へ向かうという行程となります。

伊丹空港へはJAL(日本航空)・ANA(全日空)という主要航空会社による航空便が、関西国際空港へはJAL・ANAの他LCC(格安航空会社)のPeach(ピーチ)・ジェットスターによる航空便が運航されています。いくらかの制約はありますが、格安で移動したい場合はLCCの利用で新千歳~関西空港というルートをアクセスすることで、場合によっては4000円台の航空運賃でアクセス出来るようになっています。

伊丹空港・関西空港に到着後は、直通リムジンバスもしくは電車を乗り継ぐルートのいずれかで奈良へアクセスします。直通リムジンバスは本数は少なく・運賃はやや割高である代わりにJR・近鉄奈良駅まで一切乗り換えなしでアクセス出来るようになっており、「着席」も保証されています。一方電車の場合は本数は多く時刻表いらずで移動でき、運賃もリムジンバスより安くなりますが、必ず乗り換えが必要になります。どちらが「便利」というものではなく、上述したようなそれぞれの利便性がありますので、空港からの移動はご都合に応じてリムジンバス・電車を使い分けて頂ければと思います。空港からのアクセスの詳細については、以下の記事で詳しく解説していますのでそちらもご覧ください。


関連記事:【空港アクセス】関西空港から奈良への交通手段まとめ【バス・電車(南海・JR・近鉄)】

関連記事:【空港アクセス】伊丹空港から奈良へのアクセス手段まとめ【リムジンバス・電車】


 

◇運賃・料金

JAL・ANAルート:JR札幌駅~新千歳空港駅・新千歳空港~伊丹空港~近鉄・JR奈良駅:約12000円程度(最安)~5万円程度

LCCルート:JR札幌駅~新千歳空港駅・新千歳空港~関西空港~近鉄・JR奈良駅:約8000円程度(最安)~3万円程度

※運賃・料金は飛行機を利用・予約する時期によって大幅に変動します。観光繁忙期や直前の購入の場合、とりわけ高くなる場合がありますのでご注意ください。

※関西空港行きのJAL・ANA便も運航されています。運賃は多少の差はありますが概ね伊丹行きと同じとなっています。

※伊丹・関西空港から奈良までのアクセスについては、リムジンバスの方が電車よりも数百円程度高くなります。

◇所要時間

伊丹・関西空港いずれの利用でも約5時間~

※空港へのアクセス時間などを考慮すると、やや伊丹空港経由の方が早くなることが多いですが、時短が体感できるほどの差はありません。

鉄道(新幹線)を利用

札幌~奈良間の移動の場合、先に解説して来た「飛行機」を利用するルートが基本的なアクセス手段であり、それ以外の方法で移動される方は決して多くはありません。

但し、どうしても「陸路」が良いといったような場合、決して割安な移動手段とは言えませんが、全て「鉄道」で移動するということも可能です。所要時間は非常に長く、新幹線とは言え「疲れる」行程であることは否定できませんが、乗り換え回数自体は多くなく、基本的に函館・東京・京都の3回のみとなっています。


◇ルート

JR札幌駅~(特急スーパー北斗)~JR新函館駅~(北海道新幹線)~JR東京駅~(東海道新幹線)~JR京都駅~JR・近鉄奈良駅

◇運賃

・近鉄奈良駅まで37330円(近鉄特急も利用)

・JR奈良駅まで36520円

※いずれも全て特急・新幹線は指定席を利用

◇所要時間:約12時間~

(朝に出発しない場合、当日中に到着することが出来なくなりますのでご注意ください。)

新日本海フェリー(舞鶴・敦賀行き)を利用

鉄道ではなく、海路を利用する場合、小樽~舞鶴港・苫小牧~敦賀港の間で運航されている「新日本海フェリー」を使うことも出来ます。新日本海フェリーの場合、自動車を航送することが出来ますので「奈良にマイカーを持ち込んで観光したい」という場合には唯一の交通手段となります。なお、奈良は公共交通機関を利用した観光の方がスムーズに周遊できますので、奈良市内では電車・バスのご利用がおすすめです。

自動車を利用しない場合は、敦賀・舞鶴港から奈良までは電車・連絡バスなどの交通手段でアクセスすることになります。

◇乗り方・ルートについて

札幌からの場合、小樽港へはJR線で小樽駅まで行きそこから徒歩10分程度、苫小牧東港へは、JR南千歳駅まで電車でアクセスし、そこからは連絡バスに乗り継いでアクセスする形となります。

舞鶴港からは、連絡バスが大阪難波(OCAT)までフェリーの時刻に合わせて運行されています。連絡バス利用の場合、大阪難波からは近鉄電車で近鉄奈良駅へアクセスするルートがおすすめです。

敦賀港からは、JR敦賀駅までの連絡バスを利用した後は、特急サンダーバードで京都駅まで行き、そこからは近鉄線かJR奈良線で近鉄奈良駅・JR奈良駅へアクセスします。

◇運賃

・最安9970円(ツーリストA)~54400円(スイート)

・札幌~小樽港間:640円(JR札幌駅~小樽駅) 札幌~苫小牧東港間:1840円(JR札幌駅~南千歳駅・南千歳駅~苫小牧東港連絡バス)

・舞鶴港~奈良間:2960円(なんばOCAT行き連絡バス+近鉄電車) 敦賀港~奈良間:3800円(敦賀港~敦賀駅連絡バス+JR線利用)

◇乗用車航送運賃

・28570円~49140円(車の長さなどによって運賃は異なります)

◇所要時間

敦賀経由・舞鶴経由共に札幌駅~近鉄・JR奈良駅間で約24時間~(夜札幌・小樽港・苫小牧港発・翌日夜舞鶴・敦賀・奈良着)

※敦賀港からJR敦賀駅経由の特急電車利用で奈良まで約2時間、舞鶴港から連絡バスなど利用(大阪経由)で約3時間。札幌から小樽港まで約45分・苫小牧港まで約1時間30分

まとめ

以上、札幌から奈良までのアクセス情報について飛行機・鉄道(新幹線)・フェリーという交通手段ごとに解説してきました。

アクセス手段としては、所要時間面や運行便数の面など、あらゆる面で「飛行機」ルートが便利となっており、鉄道は「飛行機を使いたくない場合」など、またフェリーは「車を運びたい場合」などに限っておすすめの交通手段となっています。飛行機を使えば、5時間程度で奈良までアクセス出来ますので、強行軍であれば「日帰り」も不可能ではありませんし、1泊2日の日程でも奈良を満喫して頂けます。

距離面では非常に遠いように感じられる札幌~奈良間ですが、LCCの利用や割引運賃を活用することで東京~奈良間を新幹線で移動する際とそれほど変わらない運賃で利用できることもありますので、ぜひ古都「奈良」に訪れてみてはいかがでしょうか。


関連記事:奈良の路線バス(奈良交通)を使いこなすための情報まとめ

関連記事:JR・近鉄奈良駅から各観光スポットまでのアクセスまとめ(東大寺・春日大社など)