常光寺

【常光寺】湛海律師作の仏像を複数祀るお寺では毎年6月6日に「歓喜天」が特別公開される

観光のご案内

常光寺(じょうこうじ)は、奈良市北西部、観光客の姿は見られない郊外住宅地とかつての農村地域の面影が混在する「押熊」地域の高台に位置するお寺です。

山号は篠尾山とも言う常光寺は、創建のルーツなどについては不詳ですが現在の地に移ったのは江戸時代の延宝元年(1673年)となっており、その後明治維新後に一時廃絶し、学校の敷地・建物として利用された時代もありますが、再び寺院として復興して現在に至っています。

このお寺は観光寺院としての知名度はほとんどなく、立地も奈良市西部の郊外と主要観光地からは離れた場所にあるため日常的に訪れる人の数は決して多いとは言えませんが、宝山寺の中興の祖として名高く仏師としても知られる湛海律師が作り上げた仏像が複数安置されていることで仏像ファンには密かに知られています。境内は思いのほか広い空間となっており、庭園や庭、小庵などもあり立派な「お屋敷」らしい風情も感じられます。

仏像は、湛海律師が造立したものとしてはご本尊でいらっしゃる大聖不動明王三尊像・愛染明王像・鬼子母神像、また毎年6月6日のみ公開される秘仏歓喜天像(大聖歓喜双身天尊像)などがある他、この他にも複数の仏像が祀られています。

拝観については、通常時は必ず事前に問い合わせて予約をしてから拝観することになりますが、毎年6月6日の歓喜天像特別公開時は事前予約なしで拝観が出来るようになっており、当日は日頃静かなお寺にも仏像ファンの方が比較的大勢訪れます。なお、当日は秋篠寺の大元帥明王像の特別公開日にもなっており、アクセスするバス路線も同じ(大和西大寺駅~押熊の路線)になっていますので、合わせてご覧いただくのもおすすめとなっています。拝観する場合の拝観料は300円・御朱印は100円です。

次項では、交通アクセスについてご案内致します。

アクセス(電車・バス)

奈良交通バス

・近鉄大和西大寺駅から奈良交通バス「押熊」行き乗車、終点「押熊」下車、西に徒歩約6分

・近鉄学園前駅から奈良交通バス「東登美ケ丘一丁目」・「高の原駅」行き乗車、「東登美ケ丘一丁目」下車、南東に徒歩約10分

・近鉄高の原駅から奈良交通バス「学園前駅」行き乗車、「東登美ケ丘一丁目」下車、南東に徒歩約10分

常光寺周辺地図